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▼出走馬分析

今回は、人気上位の外国馬についてピックアップして簡単にまとめさせていただきます。

◆Measured Time

ここまでほぼパーフェクトな実績を残している本馬。前走のジュベルハッタを完勝しての参戦となります。

これは以前もTwitter（X）で投稿した内容にはなるのですが、Hopespringseternal≒RivermanやSadler's Wellsの3×5というクロスを起源と考えている重厚なストライドが持ち味と見ており、前肢も綺麗に伸びて持続力に富む印象を受けます。このストライドをいかんなく発揮してくるとなれば面白い一頭になり得ると思いますね。

近2走を通じて追走力と末脚を有していることを確認出来ましたし、オールラウンドに対応することが出来るタイプなのではないかと思います。だからこその安定した実績であると見ておりますし、崩れにくさと4歳という可能性を持つ時期を鑑みても上位に割って入るだけの一頭でしょう。

◆Lord North

GⅠに格付けされたドバイミーディングのレースにおいて3連覇以上果たしているのは本馬のみで、空前絶後の4連覇に挑みます。

同レースはリピーターレースで好走しやすい傾向にありますから、昨年の3連覇から一年本馬にとっても相性の良いレースであることは言うまでもありません。 ウィンターダービーSを叩いての参戦は例年通りのローテで、陣営にとっても予定通りに事が進んでいるという見方もしていることでしょう。※今年の ウィンターダービーSは2200m戦であった点は例年とは異なり1F長いレースではあり、負かされた相手（Military Order）の守備範囲となる距離での2着ですから陣営も悲観していないというのが筆者の予想です。

好走し続けてきたのは抜群のレース適性ということもありますが、本馬の好走レンジが広いところも要因。パンサラッサのハイペースから2位のレースタイム（1:45.77）を残した2022年や昨年のような末脚勝負（映像から算出した推定数値でL3F：11.7 - 11.4 - 11.1）を制した2023年まで、広いレンジを有しているのは特徴で衰えが無ければ本馬も上位を狙える一頭でしょう。

※Lord Northは2着

◆Luxembourg

昨年の香港カップにも参戦していたので日本人にも馴染みある欧州トップクラスの一角。2歳時にはフューチュリティT制覇といった実績はありますが、以降は2000m以上を主戦場として実績を重ねてきました。

1800mへの距離短縮がどうなのかという点は一つポイントと見ておりますが、最も安定しているのが2000mの距離ですし延長よりはベターではないかとは思います。

またRibot的な立ち肩で重馬場向きな前肢の捌きをしますので、今年の硬めとされているメイダンとの馬場相性もポイント。スピード決着となると分が悪いため落ち着いたペースでレースを運べるかが好走する上での鍵を握ります。

※Luxembourgは4着

お読みくださり、ありがとうございました。