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石巻ハッカソン2023参加レポート

2023年10月7日(土)~9日(月祝)、宮城県石巻市にて『石巻ハッカソン2023』が開催されました。我々PE-BANKはゴールドスポンサーとして協賛し、併せてPE-BANK所属のプロエンジニア5名を参加者としてご招待いたしましたので、イベントの様子をレポートいたします。


石巻ハッカソンとは

石巻ハッカソンは「地方部でも都心に負けないプログラミング教育」をスローガンに一般社団法人イトナブ石巻が主催するイベントで、小~大学生の若者と現役エンジニアやデザイナーがチームを組み、3日間でアプリを作り上げる次世代教育型のイベントです。アプリ開発を通して若者がITに興味を持ったり、自分の夢を持つきっかけになってほしいという想いのもと、2012年から開催されています。
PE-BANKでは、ITエンジニアやそのコミュニティへの支援、次世代のIT人材育成、スキルアップなどの様々な施策を通じ、日本のIT市場発展に貢献するためのCSRプロジェクト「ネクストイノベーター支援プロジェクト」を推進しており、本イベントもその一環として協賛することとなりました。

第10回目を迎える今回は、石巻グランドホテルを会場に行なわれ、PE-BANKでは関東から2名、関西から1名のプロエンジニアをご招待し、ご参加いただきました。また、これとは別に東北支店からも2名のプロエンジニアをご招待いたしました。

【3日間のスケジュール】
10月7日(土)
13時〜:受付開始
14時〜:オープニング・チームビルド
15時〜:石巻ハッカソン開始
17時40分〜:懇親会受付開始
18時〜:懇親会開催
20時:中締め
21時:会場施錠

10月8日(日)
9時〜:会場解錠
12時〜:名物カレー振る舞い
21時:会場施錠

10月9日(月祝)
9時〜:会場解錠
12時〜:展示ブース開場
13時〜:展示会開催
15時 :終了

初日スタート!

冒頭では、毎度おなじみだというオープニングの寸劇をイトナブの古山代表が自ら披露。会場もおおいに盛り上がりました。

下手側の原始人が古山代表

続けて、スポンサー挨拶では2日目からの参加となったPE-BANK代表取締役社長 髙田幹也に代わって、広報の鈴木よりご挨拶をさせていただきました。

『みなさん頑張ってください!』との挨拶に温かな拍手をいただきました

チームビルドでは、作りたいものがある参加者が仲間を募るために簡単なプレゼンを行ない、それに共感した他の参加者が集まってチームを作っていくという形式で着々とチームが作られました。
毎年テーマが異なる石巻ハッカソンの今回のテーマは『未来』。『未来』にちなんださまざまなテーマのチームが出揃いました。

仲間を集めるためにそれぞれのプレゼンにも力が入ります
個性あふれるチームがたくさん
全員で拳を突き上げて『3日間頑張るぞ!お~!』

チームが決まったらさっそく、チームごとに分かれて作戦会議&開発開始です!ご招待したプロエンジニアのみなさんも真剣な表情で開発、そして交流をしていました。

初日は開発を夕方に切り上げて、18時からホテルのビュッフェで懇親会が開催されました。

2日目!

2日目はただただひたすら開発作業の日です。
皆さんにも少しずつ疲労の色が出てきていましたが、髙田社長の到着でふたたび気合が入りました!

シンギュラリティバトルクエストのインターン学生と
グループ会社アスノシステムの齋藤武育社長との3ショット

さらにお昼ごはんには、こちらも石巻ハッカソン名物のカレー部門特製カレーがふるまわれました。手作りカレーで元気満点!

カレー部門のみなさん
今年はテーマの『未来』にちなんで、
SBチーズを乗せた『SBチーズカレー(SDGsカレー)』

夜は髙田社長とプロエンジニア5名、東北支店の営業2名、広報2名で懇親会を行ないました。石巻の名産品をたくさんいただきながら、いろいろな話に花を咲かせました。

みなさんいい笑顔です!

いよいよ最終日!

ラストの3日目は午前中の最後の開発追い込みタイムを経て、昼からは各チームの作成したアプリについて発表会が行われました。
まず各チームの開発内容について代表者から発表を行ない、それぞれのブースでアプリを実際に体験します。もちろん持ち回りで自らも他のチームのアプリを体験する側になることができるので、みなさんあちこちへ歩き回って体験を楽しみました。

最後は髙田社長からゴールドスポンサーとしてのご挨拶をさせていただきました。

次回の石巻ハッカソン2024参加申し込みフォームのQRコードの前で
スポンサー挨拶をする髙田社長

『どのチームもすばらしい発表で、自分たちが作ったものを自信をもって説明している姿を見てハッカソンっていいなあと感じました。たった3日前に出会って集まった人でここまでのことができるということに感動しました。IT Boot Campのみなさんも同じベースを使っている中でまったくちがうゲームの開発をできていて、これから日本を背負っていく技術者になるんだろうなと楽しみになりました。3日間おつかれさまでした!』

参加されたプロエンジニアから

【石巻ハッカソン2023の感想】
・活気があってとても楽しかったです。普段の業務では体験できないチームでの自由な作品作りと、3日間初めましての仲間で思いやりや尊重する気持ちをもちつつ、技術を学べる機会をいただき感謝しています。

・自由な発想で開発ができてよかったです。実現が難しいものもありましたが、今回デモで作成したものは後々語り継がれることもあるし、価値があったと感じます。

・イトナブのエンジニアの皆様がベンチャー気質で、発想やノリが新鮮でした。自分が知らないことにたくさん接することができて勉強になりました。

【石巻ハッカソン2023で一番印象に残っていること】
・遠方からの参加で大変だったのですが、想像していたよりも石巻の皆さんが元気に頑張っておられて、しかも新しいものを作っていく姿勢があったことです。

・面白いアプリがたくさんあって印象に残りました。

・最終日の展示会で自分のチームのアプリを試してもらったとき、皆さんに喜んでもらえたことです。特に、意欲ある参加者の学生さんからGithubにアップ済のコードをぜひ見せてほしいと要望されたことが印象に残っています。

【来年の石巻ハッカソン2024も参加したいと思いますか?】
・このようなイベントは貴重ですし、得られるものがとても多かったので、元気であれば参加したいと思います。

・機会があればまた参加して、今回とはまたちがった発想のものを作りたいと考えています。

・Webプログラミングにはあまり明るくなかったために今回の参加チームにはあまり戦力になれずリベンジしたい気持ちもありますし、AI技術がこんなにも身近で簡単に利用できるんだということを痛感し、自身の知識欲もおおいに刺激され、もっと最新技術を学んでいきたいという大きなモチベーションになったので、ぜひ参加したいです。

最後に

今回初めての協賛となった石巻ハッカソンですが、ご招待したプロエンジニアの皆さんにも大変喜んでいただけたことはもちろん、学生や若いエンジニアとベテランのエンジニアが共に開発をしていく中で互いに刺激を与え高め合える素晴らしいイベントに協賛したことでPE-BANKとしても大きな価値が得られました。そして今回参加された皆さんの中から、将来世の中を変えるようなIT技術者が誕生し、PE-BANKのプロエンジニアとして一緒に仕事が出来る日を願っております。

参加された皆さん、そして運営のイトナブの皆さん、お疲れさまでした。楽しく、充実した時間をありがとうございました。
今後もPE-BANKは、さまざまな活動を通して豊かなIT社会の実現に貢献してまいります。


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