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熱中症④ 〜病態生理 3 〜

熱中症の病態まとめ

熱中症の病態をまとめます。

繰り返しになりますが、熱中症は熱産生と熱放散のバランスの破綻によって生じます。障害される程度によって、熱中症の重症度を判断します。症状よりも重症度によって対応することが重要です。


【参考文献】
1. 日本救急医学会 熱中症診療ガイドライン 2015
2. 環境省 夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン 2019

小児科、小児集中治療室を中心に研修後、現在、救命救急センターに勤務しています。 全てのこども達が安心して暮らせる社会を作るべく、専門性と専門性の交差点で双方の価値を最大化していきます。 小児科専門医/救急科専門医/経営学修士(MBA)/日本DMAT隊員/災害時小児周産期リエゾン