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事故予防お役立ちツール②

本日は事故予防の指導に使えるツールをまとめてみます。

子どもに安全をプレゼント

東京都福祉保健局によるページです。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/shussan/nyuyoji/kodomo_anzen.html

「健診で指導に使えるツールはありませんか?」という要望にお応えできます。健診は子どもの発達を見返す大変良い機会で、大多数のお子さんが受診されます。健診の月齢にあわせた注意事項が記載されています。

母親学級要もありますので、是非ご活用を!

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子どもの事故防止支援サイト

医療機関向け、市町村向け、保護者向けにそれぞれマニュアルやチェックリストが月齢や場面毎に提示されています。

https://www.niph.go.jp/soshiki/shogai/jikoboshi/index.html

こちらも平時の利用から、指導向けまで幅広く情報提供されています。

乳幼児検診向けのパンフレットもあります。東京都のものと併せて使いやすい方をご利用くださいね。

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危険学プロジェクト

子どもと楽しく遊びながら「危険」を理解することができます。

http://www.kikengaku.com/public/top/top.htm

保護者向けだけでなく、子ども向けコンテンツがたくさん紹介されているところが秀逸です!

なかでも私のおすすめは、これ。デンジャラス探検隊です。

紙芝居のような動画ですが、陽気な歌とともに「危険なところ」を子どもが覚えていってくれます。導入されている保育園にお聞きすると、覚えた園児が「ここ危ないよ!」と指摘してくれることもあるとか。

JAF

そうです。あのロードサービスの JAF です。交通事故や、車内での安全環境について、さまざまなとりくみと啓発をして下さっています。

実証実験を伴う動画をたくさん作ってくださっていて、見るだけでも「ぞっ」とできます。Youtube でも再生できますので、乳児健診や予防接種の待合室に動画として流しっぱなしにしておく、というのは如何でしょうか。情報の垂れ流しにはなりますが。

https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test

例えばこんな感じです。

乳幼児期の事故防止学習ソフト

先にご紹介した東京都福祉保健局によるゲームです。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/kodomo/shussan/nyuyoji/jikoboushi.html

事故予防のポイントになるところを、ゲーム感覚で学習することができます。「学習ソフト」的なUser interface から抜けられていませんので、もう少しゲーム感覚でできるようになるといいなと思うのですが。

その他にもいろいろ工夫をされたサイトがたくさんあります。

みなさんも探してみてくださいね。



小児科、小児集中治療室を中心に研修後、現在、救命救急センターに勤務しています。 全てのこども達が安心して暮らせる社会を作るべく、専門性と専門性の交差点で双方の価値を最大化していきます。 小児科専門医/救急科専門医/経営学修士(MBA)/日本DMAT隊員/災害時小児周産期リエゾン