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こどもはどうやって亡くなっているか?

平成30年人口動態統計によると、日本人の死亡原因は
1位 「悪性新生物(ガン)」
2位「心疾患(心臓)」
3位「老衰」
4位「脳血管疾患」
5位「肺炎」
となっています。
日本の新生児死亡率は、世界の中でもトップクラスに低いことは有名ですが、実際こどもはどうやって亡くなっているのでしょうか。

同様の統計で年齢階級別の死亡原因を見てみると、次のようになります。

「不慮の事故」の順位が非常に高いことがご理解頂けるかと思います。
死亡するこどもの絶対数は、ただでさえ成人に比べ非常に少ないなかで、「不慮の事故」が与えるインパクトは非常に大きいといえます。

【参考文献】
厚生労働省 平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai18/index.html
(2019/7/17 最終アクセス)

小児科、小児集中治療室を中心に研修後、現在、救命救急センターに勤務しています。 全てのこども達が安心して暮らせる社会を作るべく、専門性と専門性の交差点で双方の価値を最大化していきます。 小児科専門医/救急科専門医/経営学修士(MBA)/日本DMAT隊員/災害時小児周産期リエゾン