信じるとは

あなたにとって、“信じる“ってどういうことだと思いますか?

インタビューでその質問に答える芦田愛菜ちゃんの言葉がすごく胸に刺さって
今でも時々動画を探して見てしまうのだけど
ちょっと文章に書き出してみる。


「『その人のことを信じようと思います』という言葉って結構使うと思うんですけど
それってどういう意味なんだろうって考えたとき
その人自身を信じているのではなくて
自分が理想とするその人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかなっていう風に感じて
だからこそ人は
裏切られたとか、期待していたのにとか言うけれど
別にそれはその人が裏切ったとかそういうわけではなくて
その人の見えなかった部分が見えただけであって
その見えなかった部分が見えた時に
それもその人なんだ、
ってこう受け止められる
揺るがない自分がいることが
信じられることなのかなって思ったんですけど、

でもその、揺るがない自分の軸を持つことってすごく難しいじゃないですか。
だからこそ、人は「信じる」って口に出して
不安な自分がいるからこそ
成功した自分だったりとか
理想の人物像だったりに
すがりたいんじゃないかなって、思いました。」


もう。。感嘆。感服。
畏敬の念すら覚える、溢れ出す知性。

まず、
信じるってどういう意味だろうと自然に考えるその感性。
そして若くしての洞察力。考えの深さ。
さらにはそれをわかりやすく伝える言語能力の高さ。
聡明という言葉がぴったりの女性。愛菜ちゃん、頭のいい子だなぁと元々思っていたけどこれを聞いてさらに大好きになったよ。

さて。信じる、という言葉について。
あなたを信じてるから、って
無責任というか、相手に圧を与えるような言い回しにも聞こえてわたしもどこか違和感や居心地の悪さを感じる言葉だったんだけど

なるほどなぁ。何があっても受け入れられる自分でいることが信じることか。
そしてそれがすごく難しいことだから、信じてるよって口に出すことで
相手でなく自分を鼓舞しているとしたら。

信じてるよって、わたしも一緒に頑張るよって意味もあるのかも。
そう思ったら、この言葉を少しポジティブに受け取ったり、使っていけそうな気がちょっとだけしました。

しかし愛菜ちゃんすごいよねぇ。
こんなに人から知性を感じるのは、愛菜ちゃんとタモリさんくらいだ…。笑

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