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ボカコレ2023夏お疲れ様でした。

8/4〜8/7にかけて開催されたボカコレ2023夏。
僕もTOP100ランキング参加しまして、先ほど終幕。
結果はランキング圏外でした。
悔しさも無いと言えばウソになりますが、しかしながらそれ以上に祭り自体をすごく楽しめたボカコレでした。
まずは運営様と参加者全員にありがとうとお疲れ様を送ります。

あれだけ出ないと言っていたボカコレに出た経緯をつらつら書いております。

長いですが興味ある方はぜひ。

過去のトラウマ

ボカコレ2022春。
僕は「エタニティコード」という曲で参戦した。

100位以内に入るのが目標で、自分で言うのもアレだけど、拡散力や作品のクォリティ。
上位に入るのは厳しいとしても100位以内には入れるのではないか?ということで参戦しSNS上でも宣伝しまくり夜も寝ずにTL上に表示させ続ける努力をしました。
公式のランキングの上位にも頻繁に表示された。

結果発表。
ダメだった。100位以内にはランクインできず。
敗因は投稿日時だと思われる。
最終日での投稿でした。

ここまでの敗北感は初めてでした。
悔しい。悔しすぎる。

ボカコレを避けるボカロPに

その後、ボカコレが開催されるも参加を見送るようになりました。

怖い。

頑張った作品が伸びないのが怖い。
出来には自信がある。それだけでは数字はついてこない事も納得がいかなかったし、何より自分が凹むのが怖くて。
僕の作品のリスナーをがっかりさせたくないし、なかなかその後も勇気が出なくなりました。

なかなか参加できずに居ました。

平時のニコニコに投稿

平常時のニコニコに投稿したり、小さい投稿祭に参戦するようになりました。
その後に知り合ったボカロPさんや仲間のPにも「ボカコレには出ないんですか?」とよく聞かれました。
そのたびに「そのうちね。」

流れが変わった日

ある日TL上で「ボカロック投稿祭」という文字を見ました。
U-Rayさん主催のボカロックを愛する者たちの投稿祭。
寝屋川で一番のボカロックPだと思っているので、絶対に参加したいと思った!
この時はもう数字なんてどうでも良かった。
ただ楽しそうで。

the moment

大きな分岐点となる曲「the moment」が完成。
そしてキラハピ2023というイベントが同時開催、複数参加OKということもあって、2つのイベントに参戦することを決めた。
ボカロック投稿祭はとくになかったけど、キラハピ2023はボカコレと同様ランキングがあることは知っていました。
頑張るは頑張るけど、正直ランキングにはうんざりしていたこともあって凹みたくもなかったし、気にしないようにしようと思っていました。

それくらい心がしんどかった時期でした。

キラハピ2023ランクイン

しかし思っていた以上にthe momentの評判が良くて、ランクイン。
100位以内どころか、まさかの4位。
コメントやリプライが見たことない数に。
そしてその中身もすごく嬉しいことばかりで、まさに「報われるとはこういうことか」と思いました。
1年以上もがいたので本当に嬉しかった。
その後すぐにU&Rrecordsからミニアルバムのリリースが決まったり、本当に嬉しいことばかりが起こった。

その後どうすんの?

担当者からも「次はボカコレだね」
まぁ言われるのは分かっていたけど、いざ言われるとしりごみ。。

しかし活動で言えば、1つ前のイベントでかなり良い成績を残していることを考えると出ないという選択肢はありえない。

これは誰でもわかる。
でも怖い。期待を裏切るかもしれない。
キラハピのときみたいにウケないかもしれない。

さらにしりごみ。


思考の変化・ボカコレ参加表明

そもそもの投稿数が段違い。
それに人生を賭けてるやつがいる。
猛者揃い。

僕のボカコレのイメージです。

ギリギリまで悩んだ。本当に悩んだ。
ふと思った実績が0じゃなくて、今から始める人もいる中で自ら見送ってしまうのは勿体無い。
別にランキングに拘らなくてもボカロック投稿祭みたいに新たなクリエイターやリスナーに出会える機会だと思えば凄く肩が軽くなりました。

そう。結局一番数字やランキングに囚われていたのは僕だったのです。

そこから思考を振り切った。

「キラハピで僕を知った人をさらに僕の音楽で好きになってもらいたい」
ランキングや数字をあまり意識せず。
今まで積み上げた「ペクちんって聞いたことあるな」という人にめちゃくちゃ濃い曲をぶつけてめちゃくちゃ好きになってもらう作戦。

これでいこう!

ランプと影

8/5 0時に「ランプと影」を投稿。

全然流行りじゃない。盛り上がらない。
明るくもないし、ラブソングでもない。

この曲は僕と初音ミクのことを書いた曲。

僕以外も有名Pが使う初音ミクが光なら、僕は影。

光があるところにしか影は出来ない。
ランプに火を灯すのは僕らクリエイター。
灯した瞬間、VOCALOIDが主人公。
僕らPは影の存在に。
でも二人三脚で進むしかない。
そんな曲。

なにをやっても上手くいかない日々でもリスナーと初音ミクを信じた日々。
それでも光を灯してあなたに聴いてもらいたい。
それが音楽人。僕はそう思う。

とにかく出会いや祭りを楽しむことにしよう!

その思考の上、ボカコレ2023夏に参戦!

そして今日を迎えた!

結果、めちゃくちゃ楽しい!
数字を気にしないのってこんなに楽しいのか!
新たな扉を開いた感すらあります。

そこも含めてこの曲には感謝しています。
そしてコメントをくださった皆様、いいねを押してくださった皆様、本当にありがとうございます。
今回しっかり一歩前に踏み出せたと思うので今後のペクちんfeat.初音ミクを宜しくお願いします!

ボカコレありがとう!
またね!

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