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放射線治療の世界・・・体内に埋め込んじゃう

おはようございます。今日も雨。
雨だと富士山見えないんだよなあ。

ここからつづく

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「体調どう?」と聞いてくれた幼馴染に
「ここに書いてる」とこのブログを紹介したら、

全部読んで疲れた。難しい言葉は全く頭に残らん」と心温まるメッセージをくれました。

でも、今日も難しい言葉いっぱい書いちゃうもんね。

電磁放射線のX線とγ線の説明をしたが、暇だから表を作ってみた

放射線の種類と照射方法(2022年4月現在)


ガンマナイフは機械の中に患部を入れて、多方面から照射というのは前回書いたが、サイバーナイフというのもあって、それは、医療ロボットがアームを回して多方面から照射する。

より、自由に照射ポイントを設定できるよね。

サイバーナイフ

先進医療の重粒子線・陽子線(一部保険がきくものもある)は、粒子をビームで照射して、よりピンポイントに対応できる。

これらは、体内に入るとき、表面近くではあまりエネルギーを放出せず、患部に最大のエネルギーを放出できるので効率がいい

でも、高い設備が必要なので、持っている施設が全国に25しかない(2023年3月現在)
もちろん、私の病院にはある

けど、私の現在の治療にはここまでピンポイントのものは必要ないので、せっかく先進医療保険に入っていても使う意味がないらしい。ちぇっ


頭部放射線治療は、こんなメットみたいなものを使ったりする
固定のためかなあ

今回この病気になるまで知らなかったんだけど、内部照射というのがある。

これは、放射線物質を体の中に入れて治療するもの。

例えば、密封小線源治療は放射性同位元素(コバルトとかね)を容器に密封してそれを体に埋め込む

すごくない??!!

患部に留まって、放射線治療をする。
だから、低放射線量でも高い効果が期待できる。

時期が来たら取り出すのだけど、取り出さない治療法もあるらしい。

永久刺入の場合は、周囲の人に危険が及ばない放射線量に下がるまで、遮蔽した部屋で隔離。

非密封は注射などで直接注入するやり方。

癌治療って、ここまできているのかあ・・・と私は感動したけどね。


体の中に放射性同位元素を抱えているって・・・未来的な響き・・・

まてよ。空港のボディチェックで引っ掛かっちゃわないかな。
そこは、心配。



でも、私の場合は、全身の骨に転移しているので、これも使えない。

結局、抗がん剤治療しかないのよね。現段階では。


こんなに進んでいる放射線治療だけれど、副作用が全くないわけではなく、先述した、吐き気や下痢、倦怠感、食欲不振、やけどなどのほか、のちに現れる恐れがあるものとして二次癌をはじめとするその他の病気もある。


治療の結果、体が傷んでくるのを避けられる方法が早く開発されるといいなあ。

奇しくも同じ時期にステージⅣの癌が見つかった旧知のOさんが、金曜日、抗がん剤治療が始まって、

ぐるぐるめまいと吐き気、食欲不振・・・」のメッセージが届いた。

ぎゃ〜、それが、怖いのよね。
バンジージャンプ飛ぶ前の気持ち・・・・あ、飛んだことないけど

注意 人が降ってくるよ


いよいよ、来週から抗がん剤治療が始まります
そして、今日から、副作用を減らすための注射や点滴が始まりました。

ぐるぐるめまいや食欲不振に効く方法を知っていたら教えてね。

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今回の内容も国立がんセンターのHPからお借りしています

そして、ここに続きます

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