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DXを実現させるために

まず初めに

今まで自分がSlerや、事業会社でWebサービスやITサービスの提供に関わってきました。私のビジネスのビジョンは、ドラマチックな人生を。感動するコミュニティ・街・瞬間を創りだすです。
Slerとして事業会社の支援をしてきましたが、立場的に事業会社でエンドユーザーや自社のユーザーの為に仕事することになりました。仕事によるビジョンを叶えるべく、ITを使って実現していきたいと思います。
今、社会にとって欠かせないDXについてまとめたいと思います。

DXとは?

DXは「デジタルトランスフォーメーション」の略語で、ビジネスや組織がデジタル技術を活用して、自らのサービスやビジネスモデルを変革し、競争力を高めることを指します。
企業や組織はデジタル化の波に乗り、変化に対応する能力も高めることが必要です。

社会は何を求めているのか?

DXが求められている背景について。
DXはグローバルな競争環境において日本が生き残り、競争力を高めるために不可欠な要素であり、さまざまな社会的課題に対処するための重要な手段となります。

グローバル競争力の向上

世界的な競争が激化する中で、日本企業は他国の競合相手と戦うために、DXを活用して効率化し、イノベーションを促進する必要があります。
DXを通じて、製品やサービスの品質向上、顧客サービスの向上、コスト削減などを実現し、国際市場での競争力を強化します。
例えば日本は、スマートフォンが普及する中でその波に乗ることができませんでした。日本にはイノベーションを起こす土壌ができておらず、文化・風土も作っていくことが必要です。

デジタル経済の変革への対応

グローバル経済はデジタル化の波に乗って急速に変化しています。
この変化に対応するためには、日本企業や組織がDXを取り入れ従来のビジネスモデルやプロセスを変革する必要があります。
これにより、市場のニーズに柔軟に対応し、新たなビジネスチャンスを捉えることができます。DXで利用するビッグデータは、ビジネスをユーザーファーストにし、より個人にとって価値がでるサービスにすることができます。

少子高齢化、労働力不足への対応

日本では人口減少労働力不足が深刻な問題となっています。
今後も少子高齢化対策は、統計的に決まっている必然です。
DXを活用することで、労働力の効率的な活用業務の自動化ロボットやAIによる作業の代替などが可能となります。
これにより、生産性を維持しつつ、労働力不足に対処し、企業成長を維持することができます。

持続可能な社会の構築

DXは持続可能な社会の実現にも貢献します。
例えば、スマートシティの構築やエネルギー効率の向上、リサイクルや廃棄物管理の改善などによって、環境への負荷を軽減し、資源の効率的な利用を促進します。

DXの活用例は?

上記では、社会的な目線としてグローバルと日本の視点としてまとめてきましたが、テクノロジーとしてはどのような点が重要になってくるのでしょうか。

デジタル技術の活用

人工知能(AI)、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、インターネット・オブ・シングス(IoT)など。
テクノロジーを組織内のプロセスやサービスに統合します。
昨今では、MicrosoftのAzureやAmazonのAWS等、クラウドコンピューティングの利用が簡単になり、またクラウド基盤では、AIやビックデータの機能を活用することも容易になってきました。例えば生成AIもMicrosoftでは、2023年2月頃にCopilotの情報がOpenになり、Office製品などの活用が進んでいます。

カスタマーエクスペリエンスの向上

デジタル技術を活用して顧客との関係を強化し、顧客満足度を向上させることが可能です。例えば、オンラインショッピングの簡便性やカスタマイズされたサービスの提供などが含まれます。コールセンターでは、ユーザーの声のトーンを分析し回答内容に反映させるの事例があります。
こちらもビックデータやAIにより、ユーザーの思考がわかりユーザーエクスペリエンスの高いサービスのが実現できます。

ビジネスプロセスの最適化

デジタル技術を用いて、業務プロセスを効率化し、生産性を向上させます。これには、自動化、データ分析、リアルタイムの情報共有などが含まれます。自動化では、MicrosoftのPowerAutomateやUipath等のRPAの利用が企業では多くなっています。

SDGs(持続可能な開発目標)に貢献

スマートシティでは、IoTやAI、ビッグデータ、5Gなどのデジタル技術を活用して都市のインフラを効率化し、暮らしの快適性や利便性、安全性を向上させます。これはSDGsの目標9(産業と技術革新の基盤をつくろう)に貢献しています。

医療分野では電子カルテの標準化やオンライン診療の促進など、医療分野でのデジタル化は、より効率的でアクセスしやすい医療サービスを提供することにより、SDGsの目標3(すべての人に健康と福祉を)に寄与しています。

自分が今までかかわってきたDXは?

介護と医療分野での、DXに関わってきました。
わかりやすくいうと、事業者向けに電子カルテを導入してきました。
電子化の取り組みとしての事例でもありますが、電子カルテには、利用者様の情報が蓄積され、その情報から事業者が行うケアの改善アシストや、支払に伴う利用者や国への保険請求への連携等、業務の根本的を変えてスマート化していました。データを活用する取り組みとAIの活用も進んでいます。
事業者側の業務変革だけでなく、利用者のケアの改善にもつながる取り組みであり、日本が介護のIT化を進めてきている結果でもあります。

特に高齢化社会として、先進国で先をはしっている日本では、介護と医療分野のDX事例はグローバル市場でも優位性を持つことができるのではないでしょうか。

DXの効果は?

私が関わった介護・医療分野でのDXでは、業務を変革し電子化することで、一人当たり、月30.5時間の業務時間の削減効果があると試算されていました。
紙運用からのデジタル化の為、昨今のIT化が進んでいる中では、ここまでの効果ではないかもれしれませんが、これからは、ケアの質改善がAI活用前と比べてどの程度効果が出るか。対して国がデータ活用を進めています。
DXは、未来に継続して必要な対応です。

まとめ

概要についてまとめてみました。
あらためて私のビジネスのビジョン、ドラマチックな人生を。感動するコミュニティ・街・瞬間を創りだす
まだまだビジョンの具体化はこれから。プランもあってないようなものですが、目指すところへ自分のペースで1歩1歩あゆんでいきたいと思います。



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