見出し画像

【 ボディートークとの出会い 】 ~会社のパイセンが繋いでくれたわたしの新たな道~

2021年にセラピスト・講師の仕事を廃業したわたしは
2022年の初めにプラスチックを加工して製品を作る会社に就職した。

製品のデザイン画を描いたり、機械を操作して加工したり
カタログを製作したり、新製品を考えたり。
それがわたしの主な仕事だ。

仕事では入力デバイスにペンタブレットを使っているのだけど、
ペンタブを机に直置きして長時間作業していると、手指に無理な力が掛かって痛みを感じていた。

そのことを隣席のパイセン男子に漏らしたところ、
彼もマウス操作による腕の痛みと背中や肩の凝りに悩まされていたという。

「じゃぁ、何か作りますか」

彼はそう言って、新製品開発に乗り出した。

思考錯誤のすえ完成したのが、
冒頭の画像の『傾斜台』である。

手前味噌ながらこれ、素晴らしい製品で、
この台を使って作業すると、
キーボードもマウスもペンタブも操作が格段に楽になり、
おまけに姿勢が自然に矯正されて肩凝りも軽減して
ストレスが激減なのだ!

製品を販売するにあたり、
身体の専門家のコメントをもらってPRしよう

ということになった。

そこで社長の知り合いで整骨院を営んでいる
柔整師の先生に白羽の矢が立ち、
社長とパイセンとともにお話を聞きに出かけた。


整骨院内に入ると書棚があったので何気なく眺めてみれば、
わたしが持っている本、読んだ本などが多数あるではないか(笑)
院長先生とは波長が合いそうだな、とニヤリとなった。

新製品についてのお話も的確で面白かったので
整骨院の公式LINEを登録して帰ってきたのだった。

まめにLINEが送られてくるのでナニゲにチェックしていたのだが
ある日送られてきた動画が氣になり開いてみると
それは院長先生のセッションの様子が記録された動画だった。

その動画を見るや
うわ…この人ホンモノだわ!!!

そしてこうも思った。
こんな施術がわたしもできたらいいのに…と。


それから半年以上経った2023年の夏、
再び院長先生からのLINEが目に留まった。


『ボディートークアクセスセミナー開催のお知らせ』


それはボディートークのセルフケアのための講座だという。

ボディートークという名前は聞いたことがあるけれど、
もしかしてあのすごい施術がボディートークってやつなのか?

勝手にそうだと思い込んで講座に申し込んでいた(笑)
こんなときは思考が結論を出すより先に身体が動いているわたし。

久々に新しいメソッドを学べることに、
そして先生のあの施術に近づけることにワクワクした。

講座当日
院長先生に会うのは、新製品のお話を聞きに行って以来だったけれど
先生は覚えていてくださった。

そして、お礼に差し上げたその製品を
他の受講生の方たちに宣伝までしてくださったのだった(笑)
ええ人やー♪


ボディートークアクセスは素晴らしいテクニックで、
これはマジでヤバい!と思った。

ボディートークは、不要な信念体系を解放して
その人本来を生きることをサポートしていくものなのだと直感した。


それはわたしが講座やセッションでお伝えしてきたことと通じているのだけれど、
わたしがこれまでやってきたような自力で向き合って、
深淵に降りて底を見てくるという胆力とエネルギーを必要としていないところに大きな魅力を感じた。
いや、できることが無限に広がる予感さえした。

そして講座の最後に

ボディートークを他者に施術するための
4日間の基礎講座というものがあります

というアナウンスが!!!


それを聞いた瞬間に

それ受ける!!!

という心の大声が聞こえてきた(笑)


そしてこんなときには思考が結論を出すよりも先に身体が動いてしまうわたしは

ボディートークアクセス講座を受けた翌日には、
東京で翌月に開催される基礎講座に申し込み
フライトの予約もしていた。


翌月、会社に三日間の有休をもらって
気温38度の東京へ。

基礎講座も素晴らしかった。
講師の先生も素晴らしい方で、
受講してよかったと心底思った。

そこでもボディートークの可能性を強く感じた。
生業として人さまに施術するには
練習セッションを繰り返し
施術レポートを提出、筆記・実技試験に合格して
認定施術士の資格を得なければならないという
なかなかハードルの高いものではあるのだけど…

取るよね!取るよね!

と心がまた大声で叫んでいた(笑)


かくして認定ボディートーク施術士を目指して
練習する日々が始まったのであった。


そのようなわけで
ボディートークとわたしを繋いでくれたのは
会社員としてのわたしの仕事なのだ。

新製品を考案してくれたパイセンと
柔整師の院長を紹介してくれた社長によって
その道に繋がったのである。

ご縁と言うものは本当にありがたい。

まさかまさか
余生を送るつもりで入社した会社から
こんな展開になろうとは!

人生はいくつになっても
わからないものだね。

そして、こういう流れに委ねていると
人生はどんどん面白くなっていく。


次に受けるべき講座のチャンスも
練習台になってくれる人も
向こうからどんどんやってきてくれる。


そうそう、面白いことといえば

東京で受けた基礎講座に、
なんとこのサロンから徒歩圏に住んでいる人が受けに来ていたのだ。

わたしと同じく認定施術士を目指す彼女とは
その後も連絡を取り合い、
定期的に練習セッションを続けている。

このご縁も、必然なのに違いない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?