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母になって気づいたこと

4月に長男が入学してはや1ヶ月。

4月の頭から学童に行っている長男は入学式の後には1人で登下校できるようになり、少しだけ私も楽できるようになったな…と思っていました。

心配性な私は、入学当初よりGPSを持たせ寄り道していないか時々確認をしています。
先日、学校を出たという通知が私のスマホに届き、「もう帰ってくるかな?」とアプリで位置を確認すると通学路から離れた場所に長男の位置情報が。

近距離ですが、入学式後に新居へ引っ越しし、まだまだ一人で動くには心配が残る長男。
帰って来れないのではと心配になり、探しに行こうと家を出ると、
親がどれだけ心配したのかなんか知らない長男が、家の前まで帰ってきていました。

そんなことがあり、ふと思い出したことがあります。

私が小学生の頃は田舎で学区ギリギリのところに住んでいたこともあり、
学校まで通学路を通れば4キロ。もう1本道があり、その道を通れば3キロ(今考えるとそれでも十分遠いけれど笑)。

そんなこともあり、当時の私はなかなかの頻度で通学路じゃない道から帰宅しており、母から怒られていました。

正直、当時はなぜ怒られているのかわからず、
「近い道を通って何が悪いの?」
「そっちの道を通って帰っている子もいるのに、なぜ私はダメなの?」
「こっちの道(通学路じゃない道)の方が、仲良い子と帰れるのに。」
と反抗しあまり言うことを聞いていませんでした。

息子が、寄り道していることは
当時の私とやっていることは同じ。(むしろ少し通学路から外れたくらいだから当時の私よりよっぽどマシ笑)

それに気づいた時に
「あぁ。わたしには怒れないわ。」と冷静になり。

きっとそのうち寄り道なんか当たり前になるし、
自転車に乗って1人で遊びにいくんだろうし、
あまり口うるさく言ってもいけないのかとも思い。
(それでも、5月に寄り道は早い気もするけども。)

小学生になって
少しづつ私の手から離れていくことに、少しづつ私も慣れないとなと感じた出来事でした。

そうは言っても、毎日寄り道されたら心配は心配なので
当時のことを誰も知らないのをいいことに、
「通学路を通って帰ってきなさい。」と
私にしっかりと注意された長男でした笑

母になって6年目。
あれだけ母が口うるさく言っていた言葉を、私が息子に言い
当時の母の気持ちが心からわかった出来事でした。
この場を借りてごめんなさい。
そして、私の息子はしっかりと私の血を継いでいました😭

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