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助けを求めること【100日プロジェクト32日目】

ブレネー・ブラウンのDare to Lead、もう少しで読み終えられそうだが、今日も面白い箇所があったのでシェア。

(この本については13日目にも書いているので興味のある方はどうぞ)

今、Trust、信頼に関する章を読んでいるのだが、ブレネー曰く、信頼を構築する7つの行動があるらしく、それぞれの頭文字をとって、BRAVINGと呼んでいる。その7つの行動は:

Boundaries バウンダリー(境界)を持っている

Reliability やると言ったことをちゃんとやる

Accountability 間違いを犯したら謝る。責任を取る

Vault 自分のものでない情報は外に漏らさない

Integrity 楽な事よりも正しいことを選ぶ

Non judgement 早まった判断をしない

Generosity 最も寛大な解釈をする

今日はリストに挙げるのみで詳しい説明は省くが、興味のある方はご連絡を。

今読んでいる箇所はNonjudgementに関して。人に対してジャッジメンタルになるのがいけないことはわかる。人のことを勝手に判断してはいけませんよ、というだけならシンプルだけど、ブレネーは非常に興味深い研究結果を紹介してくれている。

“We asked a thousand leaders to list marble-earning behaviour – what do your team members do that earns your trust? The most common answer: asking for help. When it comes to people who do not habitually ask for help, the leaders we polled explained that they would not delegate important work to them because the leaders did not trust that they would raise their hands and ask for help. Mind. Blown.”

つまり、1000人ものリーダーに、職場のチームのビー玉をもらえるような−信頼を得られるような行動(ビー玉に関してはこちらを)はどういったものか?という質問をしたところ、最も多かった回答が、「助けを求めること」だったそう。逆に、研究対象のリーダーたちは、まったく人に助けを求めない人達には大事な仕事は任せない、なぜなら助けを求めない人達は信用できないからだという。

もしあなたが人に助けを求める事にジャッジメンタルで、自分自身も誰にも助けを求めない場合、それは逆に自分の首を絞めていることになる。なぜなら、上司から信頼されないから。何という素晴らしい逆説だろう。

私の2019年の3つの言葉の一つはAskだ。これはAsk for helpとAsk questionの両方の意味。必要な時にためらわずに助けを求められる人になりたいと思う。


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