2/14 【自分の弱さを認めて、やっと先に進める。】
強さや弱さ。人にはそれぞれ兼ね備わった特性があり、得意なことは強みとなり、不得意なことは弱みとなる。ただ、この強み弱みは表裏一体であり、誰かは自分の弱みを羨ましく思っていたりする。
そう考えると、果たして弱みとは本当に弱いものなのか?と感じることも多いが、現にその弱みで社会生活に異常が出てしまってる場合なんかは、結構悩んだりするものだ。当事者にしか分からない、苦痛である。
メンタルの病気をして、どこか当時の自分を変えたくて、たくさん本を読んで人に会って、その度に壁に当たった。壁を越えようとするたび、自分はこれがマジで出来ない!というものが見つかる。あるいは不得意だと。その度に、だったらこれをなるべく避けるためにどうしたらいいのか?という考察に入る。
ほとんどの人が自分の弱みを認められず、その弱みを強みに変えようと疲弊している。表裏一体だけれど、それを逆転させるのはかなり難しい。その目に見えた弱みを、あえて見て見ぬふりをしたり、抱きしめることができない。あるいは直視しすぎている。極端な行いしかできない。
一旦、弱さを抱きしめてあげること。これに尽きる。強さだけで生きられるほど、人間は強くないと思っている。弱みさえも抱きしめて共に歩む覚悟ができている人は、どこか愛嬌がある。周りは、そんな人を助けたくなる。そして弱さを認めている人は、しっかり助けを求められる。SOSを出すことの重要性を分かっている。
先に進むには、弱さを把握してないといけない。先に進むには、一人では遠くへいけない。周りのヘルプがあって、やっと、もっと先に進める。超人でないのなら、さっさと弱みを認めよう。そして、潔く助けてもらおう。ここで助けてもらえるかは、自分の日頃の振る舞いも関係してるけどね。
僕の好きな歌で、こんな歌詞がある。
冒頭では、こんなことを言っている。
でも、最後には
強さで、完璧な人間は、どこか寂しい。
パーフェクトなんていらない。
今日も弱さを愛して、進んでいく。
サポートしてもらえたら、いつか還元できるように頑張ります。