ミウラジュン

会社経営者。サラリーマンしつつ副業しつつ小説家をめざして駄作を量産してましたが、202…

ミウラジュン

会社経営者。サラリーマンしつつ副業しつつ小説家をめざして駄作を量産してましたが、2020年3月に法人作ってからは全然文章書けてません。また小説書こうかしら

最近の記事

「損切りの準備はできているか」

一応ゴールデンウィークということで取引先もお休みだし仕事のSlackも止まってるのだけど、やっぱり色々今後のことを考えてしまう。 コロナとか自粛に関して、パニック的な情勢は4月でひと段落したかなと思う。のだが、緊急事態はまだ解除されないし、3月に個人事業を法人化したばかりだし、子供たちの保育園も5月末まで休み…… ということで、コロナのこと、将来のことを考えない日はない。SNSにはコロナに触れまいと明るい話題だったり、(いい意味で)アホらしい話題を挙げてくれる人も増えてき

    • 2ヶ月で月収25万円を実現した「凡人の副業戦略」

      こんにちは。副業ライター&ネット小説家のボコです(@pocopecopen)です。 他の皆さんにならって、この記事に寄せられたお声を最初にいくつか挙げさせていただきますね。 それで、いきなりですが、ぼくの副業収入はざっくりこんな感じです。 10月:105,000円 11月:247,000円 ※いずれも手取り金 初月で10万円を達成し、2ヶ月目には25万円に迫るところまで来ました。12月も安定的に20万円以上を見込んでいます。 けっこう、すごくないですか?(笑) こ

      • 『オールドファッションド・ミュージック(1)』(「星の歌」アナザーストーリー)

        「おいボウズ、ここんとこ毎日来るけど、おまえ楽器なんか弾けるのか?」 あご髭を生やした筋肉質の店員がカウンターの向こうから聞いてくる。弾けませんよ、とぼくは答える。 「なんだよ、じゃ冷やかしか、期待しちまって損したじゃねえか」 わざとらしいため息をついて、カウンターの上で組んだ腕の中に顔をうずめる。 すみませんね期待させて、でもこうやってギターを眺めるのは自由ですよね。そう返すと、店員は顔をあげ、射るような目でこちらをじっと見た。 強面で、頑強そうな身体つき。ちょっ

        • 「家族」と「しごと」のあいだ

          つい先日、長男が3歳の誕生日を迎えました。 その日は平日だったので簡単なお祝いだけして、今日の昼に、ケーキを用意して誕生パーティーをして。長男はとても喜んでくれました。 まだ身長が100センチにも満たない長男。それでも、この3年、長いようであっという間、それでいて目眩がするほどいろいろなことがありました。テーブルの、ぼくの横の定位置にちょこんと座って目をキラキラさせてケーキをほおばる彼を見ながら、3年間の思い出が浮かんできて、胸が熱くなります。 と同時に、この子と、それ

        「損切りの準備はできているか」

          歩いて書いて、歩いて書いて

          ぶらぶら、あてもなく街を歩く。 さいきんは毎日、ざっと1時間以上はそんなことをしている。 先日も書いたように8月で会社を退職することになり、すでに会社には行っていないので時間だけはある。時間があって、天気がいいと(先週までは良すぎたけど)、つい歩きたくなってくる。 ということで、歩く。 でもそうするのは天気のせいだけじゃなく。 怖いのだ。 じっとしていると、怖い。 誰に言われたでもなく自分で勝手に辞めると決めたのだけど、やっぱり怖い。 次のしごとはどうするか。

          歩いて書いて、歩いて書いて

          ダメ人間のダメ人間道

          久しぶりのnoteです。 何ヶ月ぶりだろう。最近は小説(カクヨム)とツイッター(日々のつぶやき)で発信欲は満たされていたのでnoteからはとんと遠ざかっておりました。 別にここで表明することでも、また誰にお知らせするものでもないんですが、7月末でいまの仕事を退職することになりました。 8月以降に何をやっていくかは、まだ決めていません。絶賛模索中です。4月に第二子が生まれたばかりの家庭環境と、36歳という年齢を考えると「お前、あたま大丈夫か?」という極めて当然の非難が心あ

          ダメ人間のダメ人間道

          何もしない、はむずかしい

          朝から駅前のレトロ喫茶に来ている。 パソコンはなんとなく出しづらい雰囲気で、文庫本も家に忘れてきた。スマホをいじっている客はほとんどいない。せっかくだからと、スマホをポケットにしまい、なにもせずのんびり過ごしてみようと決めた。 決めて2分ともたず、ほとんど無意識にスマホを取り出し眺めている。 こりゃいかん。スマホを置く。 こんどはカバンからノートを出す。ページに挟んであるボールペンをにぎり、浮かんだことをなんとなく綴る。いまと未来への不安、おのれへの迷いばかりが書き出

          何もしない、はむずかしい

          子どものじぶんに帰る日

          仕事の合間に書いている。 今日は会社が主宰する社外イベントの日で、15分後には運営メンバーの一員としてせわしなく稼働しなければならない。そのあいだの、ちょっとしたスキマに、高層のオフィスビルが林立する品川駅前のとあるオープンスペースで、奇妙な噴水型オブジェのちかくに座りながらカタカタと言葉を紡いでいる。 今日の仕事もあいかわらず忙しい。でも、この日は、毎年、いつも少し醒めた頭をしている。 今日は、母の誕生日だ。 ぼくは小さい頃から自他ともに認めるマザコンで、パートタイ

          子どものじぶんに帰る日

          人生の袋小路にいる君へ

          と、立派で偉そうなタイトルをつけてみたのだけど、何が言いたいかというと…… ぼくもいまめちゃくちゃ悩んでいるから、君も大丈夫だ、 という根拠も責任もない話だ。 いま、まいにち悶々としている。朝おきるのがしんどい。夜は夜で、寝たくない。眠くないんじゃない。寝たくないのだ。寝るという行為がたまらなく時間を浪費している感じがして、もったいなくて。 やりたいことは山ほどある。使える時間はわずかしかない。そこに不満を持っているわけじゃない。 いや、不満はもちろんある。「もっと

          人生の袋小路にいる君へ

          愛と優しさってやっぱりいいよね「note非公式オフ会」

          交流会や勉強会のようなイベントに参加すると、たいがいの場合きちんとした進行プログラムがあって、ちゃんと仕切り役がいて、みんなそれなりの緊張感とまじめな雰囲気があったりする。 でも終わって家に帰るときは、「もっと周りと話したりしたかったな」とか「あんまり深い話が聞けなかったな」とか、何かしら中途半端感というか、不完全燃焼な感じを覚えることが大半だったり。 ところが昨日参加したnote非公式オフ会は、そういう感覚に陥ることがまったくなかった。 帰り道で、なんでだろう?なんで

          愛と優しさってやっぱりいいよね「note非公式オフ会」

          アダルト動画でやる気づけ

          やる気って、変な意味でじゃなく。 子どもが2人になり、そのタイミングでちょうど大型連休入り。この長休みのあいだに、育児はもちろん、やりたかったこともいろいろ進めてしまおうと意気込んでいた。 のだが、日中の忙しさに追われてなかなかやる気が出ない。 そんなことしてるうちにもう5日。明日で連休は終わりだ。 やる気を出すしかない。 で、なんとなくエロ動画を見ていたら、 やる気出てきた。 別に何もしていない。 見ただけ。 この方法、けっこういいな。

          アダルト動画でやる気づけ

          道中楽しみゃそれでよし

          空は太陽が照っていて明るい。ただ凄まじい暴風が吹き荒れている。そんなこと構いやせず、妻と次男は和室で寝息を立てている。長男は、大好きな義母と近所を散歩中だ。 ぼくは、妻が病院から持って帰ってきた余りのパック牛乳を飲みながらnoteを書いてる。 書きたいことは無数にある。日々の気づき、家族について、自分の感情、やりたい活動、現在取り組んでいること、世の中への愚痴不満、過去への懺悔、アホみたいな失敗談、その他もろもろ…… でも、書けることには限りがある。正確には、割ける時間

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          誰にもひとつ、幸福な習慣を

          深夜4時前。眠い。眠くてしかたがない。 ないのだが、今、こうしてnoteを綴っている。自分でもバカだなと思う。 昨日、妻と第二子が退院して、これから怒涛の2人育児生活がスタートする。子育ては愛より気力より体力勝負。体力は寝ないと回復しない。だからもう、明日の絶望的疲労が約束されている。にもかかわらず、寝床に向かいもしないで、カタカタとパソコンを叩いている。 ものすごく眠い。早く布団にもぐりこみたい。 けれど同時に、いやそれ以上に、頭のなかの何かを形にしたいという衝動が

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          誰にもひとつ、幸福な習慣を

          小説を書くのは「精神のウンコ」みたいなものです

          下品なタイトルですみません。 となり駅の総合病院に入院中の妻と次男は、いよいよ明日に退院。わんぱく坊主の長男は、今日は保育園に朝から登園。で、ぼくは、同じく朝から在宅ワークをしています。 創業数年のベンチャー企業に、大型連休なぞというものはないのです…… 在宅ワークと言いつつ、自宅だと本とかギターとかゲームとか、とにかく誘惑が多すぎるのと、どういうわけかwi-fiの接続がイマイチで仕事が全然はかどらないので、パソコン抱えて近所のカフェへ。やっぱり多少ざわついてて人が行き

          小説を書くのは「精神のウンコ」みたいなものです

          連休がまったくもって連休にならないという心の叫び

          この金曜日に第二子が生まれ、妻とこの子は5日ほど病院で過ごすため、3連休は長男と二人で留守番。 長男はもうすぐ2歳10ヶ月で、ちょっとびっくりするくらいにわんぱくだ。 朝7時に目覚めた瞬間からスーパーハイテンション。そのまま昼すぎまではしゃぎ続け、昼寝などまったくする気配も見せずに夜までぶっ通しで暴れ(?)続ける。 連休最終日の今日まで、ほぼ1ミリもブレることなくこんな調子の長男。。 マジで時間がない。 まぁ、とはいえどんな状況でも為せば成るようで、息子がちょっとテ

          連休がまったくもって連休にならないという心の叫び

          自堕落であまのじゃくな父の随想

          4月27日に第二子が生まれた。長男につづき、男の子だ。今回もまた、幸運にも出産に立ち会えた。 立ち会ったところで、男は何もできない。できることがない。本当に、あまりに貢献できるシーンがないので呆然とする。するが、無力感というのとはちょっと違う。 ある命が誕生する瞬間の、その場には、無力なものなどひとつも存在しないように思う。そこにいる、ある、すべてに意味を与えてしまうパワーが出産にはある。 というより、そんなふうにすべてに意味を感じとろうとする肯定的情緒をそこにいる人間

          自堕落であまのじゃくな父の随想