幻影変化ゾロアークの新環境における変化
こんにちは、ぺこりんと申します。
以前、幻影変化ゾロアークに関する記事を2本投稿しまして、非常にたくさんのスキを頂きました。その節はどうもありがとうございました。
今回もゾロアークネタを擦っていこうと思います。
さて、1月14日に新弾「スターバース」が発売されました。
それに伴いレギュレーション変更によってCマークのカードが使えなくなりました。サンムーンシリーズはそれにて閉幕となったわけですね。
レギュ変更がされるのそ直前まで最前線で使われてきたカードたちがたくさん使用できなくなったわけです。(エクがあるとかそういう話は置いといて)
では幻影変化ゾロアークに関して言えばどれほど変化があったのでしょう?
今回の記事はそういう内容になります。
それではいきましょう
1.レギュレーション変更前のデッキリスト
まずは去年の7月ごろに私がシティリーグで使用した、C~Eレギュレーションで構築されたデッキをご覧ください。
こちらになります。
Cマークのカードはこのデッキにどれほど採用されていたのか。
赤線で丸をしているのがCマークのカードです。
上から順に、使えなくなったことによる変化と代用について話します。
2.各カードについての話
2-1.プテラ
幻影変化デッキで最も汎用的なアタッカーでした。
ベンチにGXポケモンさえ置かなければ常に180ダメージが出せるということは、このデッキの最低ダメージラインが180ということです。
「VMAXツーパンは最低限できるうえに、条件によってはVをワンパンしてきたり、VMAXがワンパンされる可能性すらある。」
という脅威を与えられていたのは、プテラのお陰でしかありません。
プテラがいなくなったことにより、安定して高い打点を出せる1進化ポケモンがいなくなりました。
2-2.デンチュラ
うらこうさくデッキに刺さる優秀なアタッカーでした。
また、私のデッキに関して言えば、黒馬のシャドーミスト縛りに対して1番出しやすいアタッカーでもありました。
うらこうさくのデッキには元々不利でしたので、そこはデンチュラがいてもいなくても大きな差はありませんが、ワンチャン動きを止めて攻撃は間に合うようなケースがなくなったと考えると、大きな損失かもしれません。
あと、デンチュラ以上にニチャれるポケモンがなかなかいないので、新たなニチャニチャを探す必要もありそうです。
2-3.ミュウ
ベンチ狙撃系のデッキに対して必須の1枚です。
幻影変化のみならず、あらゆる非ルールデッキにおいて採用されていたカードですが、同じく特性「ベンチバリア」を持ったマナフィがスターバースに収録されたので、基本的に損害はないと考えます。
あまり起こらないケースではありますが、サイコパワーを撃つことができなくなったことによって、ダメージ調整がうまくいかないとかそういうことは起こらないとも言えません。
まぁそれよりもマナフィのHPが70であるメリットの方が大きいかもしれませんね。
2-4.ポケモン通信
ポケモンの採用枚数が多いこのデッキでは便利なサーチカードでした。
ゾロアークを山に戻してアタッカーを持ってきて博士で捨てるというのが序盤とても強かったので、これからはどのように手札管理していくのかが重要になってくると考えています。
2-5.Uターンボード
ポケモンがかなり多くなるこのデッキにおいて、1枚で半永続的に働いてくれる入れ替え札として強かったです。
とりあえずゾロアークに貼ってからドロソを使って、それから幻影変化を使ってボードを手札に返すというプレイが半端なく便利で強かったです。
友人のA座君が教えてくれたプレイです。こいつなんかこないだVOW杯で決勝リーグに上がってました。やるやん。
かわりに風船を採用することになると思いますが、入れ替え札がふうせん1枚というのはなかなか不安なので、2枚採用になるのかなぁ。枠がキツそうですね。
2-6.隠密フード
ベンチバリアのミュウをクイックシューターから守るためのカードです。
これまたうらこうさくに弱くなるんですよ。
ほんとにもう困ったことしかねぇぜ。
ただ、ミュウVMAXが強くて連撃ウーラオスがそんなに多くなさそうなので、今はいらない1枚かもしれません。
環境を選べば必要のないカードでもあります。
また、ベンチバリアのマナフィがHP70になってわずかにクイックシューターに強くなってますが、まぁ撃ち○されるんでしょうね。
2-7.混沌のうねり
Uターンボードと同じく、枠が少ないこのデッキにおいて、1枚で長時間働いてくれるスタジアムとして役に立ちました。
どんなデッキを相手にしても、100%の動きをずっとされると追いつけなくなることがありますが、混沌のうねり1枚でスタジアムの部分を邪魔できるというだけでも助かります。
スタジアム0の構築の時もありましたが、序盤に水の塔1枚貼られただけで最後まで自由に逃げれるとか勝てるわけねぇですよマジで。
2-8.トリプル加速エネルギー
手張り1枚で3エネになれる最強のエネルギー。
こいつが失われたことが一番大きいです。無色エネ1~3個もしくは色エネ1個で技が使えることがアタッカーとしての基本的な条件ですが、そのうちの無色エネ3個という選択肢そのものが失われました。
これからの幻影変化は今までの75%しかポテンシャルがないと言っても過言ではありません。無色3個で110ダメージが出せるバオッキー、ヒヤッキー、ヤナッキーとかいますが全員もう使えないです。こだわりベルトが出て弱点突けばVstarワンパンとか思ってましたけど、そもそも技が使えねぇや!
ただ、だからこそのデッキ構築がないわけではないと思うんですよ。
チェリムやモココでエネ加速してもいいと思うんです。1進化だから出しやすいし。
ただ、ゾロアークには「変化!手張り!180!」みたいなトンデモポケモンでいてほしいという思いが、私は非常に強いんですね。
エネ加速なんてやりだしたら「それ○○でよくね?」勢が現れてしまう…。
3.これからのゾロアーク
私が過去に使用したデッキから、Cマークが使えなくなったことによる変化について話しましたが、この章ではこれからゾロアークのデッキはどのような戦い方をしていくことになるのか、私の考えを話していきます。
3-1.アタッカーについて
プテラがいなくなったことにより、状況によらず高打点で殴れなくなりました。そこから、今まで以上にメタに寄せた構築をすることになるでしょう。想定外のデッキに勝てなくなる可能性はありますが、ほぼ確定で採用されるグソクムシャやアップリュー、タルップルが色んなデッキに刺さりやすい技を持っていますので、極端に勝率が低いことはないでしょう。
ただ、相手依存であることに変わりはありません。相手依存ではないという意味では、ミノマダムやゴルーグは代用になり得ると思います。
ミノマダムは闘タイプ以外に草と鋼がいます。
スターバース環境で言いますと、草はゲノセクトに抵抗を持たれており、鋼は単純に鋼弱点の環境デッキがありません。闘はアルセウスVSTARの弱点を突けるため、ミノマダムを採用するなら闘一択であると私は思います。
3-2.ポケモンの道具
これはこだわりベルトとふうせんの2種類の採用で十分だと思います。ベルトによってVポケモンをワンパンしやすくなりました。ふうせんはUターンボードの代わりです。
3-3.スタジアム
スタジアムの枠が実は一番難しいところなんですね。
なぜなら、役に立ちそうなスタジアムが本当に無いからです。
非ルールだから頂への雪道を採用しても良いのですが、自分がクロバットVを使えなくなったりするのはおもしろくありません。
私が考えているのは以下の4枚です。
1.崩れたスタジアム:自分のクロバットVをトラッシュできる
2.トレーニングコート:やりくりで基本エネを気軽にトラッシュできる
3.ファッションモール:ふうせんの場持ちを向上させる
4.いにしえの墓地:打点補助
今のところはこの4枚が採用しやすいと思っています。
とにかく自分の安定感をそこなわないスタジアムを選んでください。
3-4.エネルギー
このデッキにおいてダブルターボエネルギーは結局ツインエネルギーの5枚目6枚目でしかありません。むしろ、「今引いたのツインエネだったらワンパンできてたのにな!!!」という場面がかなりあります。
トリプル加速エネルギーを失ったことにより、エネルギー加速要員を採用することが検討されます。狭まったアタッカーの幅を広げるためには検討が必要なことと思います。
エネ加速要員を採用すると、おそらく幻影変化を利用したバレットデッキというよりは、1進化が複数体必要なシステムを回す補助として幻影変化を利用するというデッキに寄っていきます。
ゾロアークの進化ラインがまず入って、1進化のアタッカーを複数採用して、デッキを回すチラチーノやビーダルなども入れて、エネ加速を何かしら採用する。明らかに安定しませんし枠がありません。
アタッカーの枠を減らして戦い方を絞ることで安定化を図るという流れになっていくかなと思いますが、私はあんまりそういうデッキにはしたく無いですねぇ…。ゾロアークをシステムの補助にはしたくないです。
4.さいごに
幻影変化という特性は新弾が出るたびに強化される夢のような特性です。
無色2個で状況によらずダメージが出せる技を持った1進化ポケモンを、今後の新弾に期待しています。
私は虫ポケモンが大好きなので、シザークロス無色2個140ダメージ(簡単な条件付き)とかのコロトック出てくれたら狂喜乱舞します。
最後はまとまりのない文章になりましたが、最後まで読んでいて頂いてありがとうございました。
それでは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?