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(今さらながら)Time Alpe d'Huez 21 リムブレーキモデルを購入しました

2024年、すでにリムブレーキモデルは廃盤が続いている中、リムブレーキモデルを購入してしまいました。

購入したのはTime Alpe d'Huez 21 リムブレーキ完成車です。お店の展示品だったそうで、綺麗な状態のものをヤフオクで購入できました。

■購入のきっかけ

2年前にも、ディスクブレーキとリムブレーキの比較に関する考察をしていますが、その後もリムブレーキへの憧憬が消えることはありませんでした。

こうしたタイミングでYONEXの新型カーボネックスが登場し、リムブレーキモデル購入の欲が再燃しました。
 ただ、さすがにサブ機のような位置付けのバイクに、それだけのお金を出すことは難しいとも悩みました。

悩みながら色々と情報を漁っていると、リムブレーキモデルのカンパニョーロシャマルウルトラが、いつの間にか廃盤になっているとのこと(レーゼロの価格がシャマルウルトラと同等になっていたので、何か仕様が変わったのか代理店に問い合わせたところ「廃盤になっているから価格変更がなかっただけだ」という情報をゲットしました)。
 代理店在庫がまだまだあるのか、まだ終売はしていませんが、「早めに入手しておかないといけない」と踏ん切りがつき、先にホイールだけ注文しました。

その後は、メルカリやヤフオクで良さそうなモデルを漁っていたところ、今回購入したAlpe d'Huez 21をゲットすることができました。

■パーツ構成

今回はアルテグラグレードの完成車だったので、ホイールだけ別途購入したものを使用。あと紆余曲折あって、DuraAceのブレーキキャリパーが手元にあったので、そちらを使っています。

  • ホイール Campagnolo SHAMAL ULTRA WO C17

  • タイヤ Panaracer Agilest 28C

  • チューブ Vittoria ラテックスチューブ

  • シフター Ultegra Shimano Ultegra ST-R8000

  • フロントディレイラー Shimano Ultegra FD-R8000

  • リアディレイラー Shimano Ultegra RD-R8000-GS

  • クランク Shimano Ultegra FC-R8000 50/34 170mm

  • スプロケット Shimano Ultegra CS-R8000 11-28

  • チェーン KMC X11-SL

  • ブレーキ Shimano Duraace BR-R9100

  • サドル Sanmarco Concor Racing

  • ハンドル Fizik Cyrano R3 Snake c-c 380mm

  • ステム Fizik Cyrano R1 130mm 7°

  • ボトルケージ Spacaz FLY CAGE(予定)

初AGILEST

■ファーストインプレッション

ローラー台でまあまあいい感じのポジションが出せたものの、天気が悪い日が続いていてなかなか外で乗れず。
 風が強い中、曇りで路面が概ね乾いた瞬間を狙って、実走しました。

空気圧は、タイヤ幅の実測が普段よりも3mm減だったので、少し高めの前4.7bar、後5.0barです。

まず、久々のリムブレーキだったので、ブレーキが効きがどの程度だったか思い出すまで、恐る恐るブレーキをかけてました。とはいえ、ガツンと効くことはありませんが、普通に握れば普通に止まるし、効きが穏やかなので、思い出せばそんなに怖いことはありませんでした。

しばらく乗ってみると、重心の高さ、腰高感がありました。BBハイトが普段のAethosよりも4mm高いので、そのせいかもしれません。その影響か全体的に振りは軽快でした。
 その反面、直進安定性は高く、ひらひらした感じと、どっしりした感じが両立している、不思議な自転車でした。

しなりはあまり感じませんが、フレーム全体の振動吸収性能の高さを感じます。イメージは絨毯というよりは、厚手のゴムを敷いた感じ。
 クイックリリースの優しさか、あるいはタイヤの違いか、フロントで段差を乗り越える時に、手にガンっとくる衝撃も、多少柔らいでいる気がします。

普段のバイクと同じように、ヒルクライム寄りのスタンダードな形状なので、思った以上に違和感なく乗ることができました。


いい感じに仕上がったので、大切なリムブレーキバイクだからとあまり温存しすぎず、普段はローラ台で使いつつ、輪行などの旅やブルベなどのロングライドの際には、積極的に使おうと思います。

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