継承

4日置きぐらいで書いてるつもりが一週間以上経ってました。
書かせて頂きます。

ペンシルビバップ第3号
『継承』
発行日:2013年11月04日

【荒野に風が吹いた】鋼野 タケシ
 妻と娘を殺され、男は復讐を誓った。仇を求めさすらい続け、やがて男は最果ての街に辿り着く。金と暴力に支配された街、ウインドスポット。
 風の吹かない荒野の果てに、復讐の銃声が鳴り響く。

【歯車の意思】綿貫 亘
 人の気持ちが分からないスリの少年は、あるとき一人の少女のスリ現場を目撃する。危うい少女の行動に少年はスリ現場から少女を連れ出す。やがて少年がスリ師であることを知った少女は少年に「私にスリを教えてください」と言うのだった……。

【星の終わりの見聞録】アオイヤツ
 猫は星の最期を見届ける道を選んだ。愛するご主人様と共に。
 星の最期を旅するまでのお話です。

【仕合せタクシー】川和 真之
 お客様、今日はどちらまで?

表紙イラスト:田中一郎
荒野に風が吹いたイラスト:桜杜
星の終わりの見聞録イラスト:ノダ
(敬称略)

この号から目次にあらすじがつきました。紹介がラクです。
継承というテーマは一見しただけでは解釈が難しいものだと思います。ただただ圧倒される、重みを感じるテーマだとは言えるかもしれません。

前作、夏の思い出とは大きく変わって今回は全体的に黒くて重い絵柄、玉座とそこに腰かける女子高生という意味深な表紙。そこにモデリングされて継承の2文字から何を読み取ればいいのでしょうか。
(※例によって画像はありません)

この号からはイラストページが大幅増の3ページ!
渋みの粋。漢の姿。桜杜氏のイラストは大きな物語を感じさせる一枚。
青い空の下で語り合う二人の少女。ノダ氏の描く少女は何を思うのか。
川和先生お手製の仕合せタクシーロゴは独特の世界観を匂わせています。
(※画像はありません)

前作、夏の思い出が分厚いという話がありましたが、こちらの継承もかなり厚みのある一冊となっております。メンバーの気合いが溢れ出して、各人のページ数がかなり多いからです。
各作品のページ数が30・40・22・43ページ(ざっくり)。平均34ページはたぶんビバップ史上で一番長い作品となっております。

ちなみにこの頃から既に鋼野タケシ氏のページ数は安定していたりします。アオイヤツのページ数が最低なのも安定です。

というわけで読むのがなかなか大変なのです。

それではここからざっくり感想いきたいのですが、これから読むのでしばらくお待ちください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?