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書道と「書く仕事」はよく似ている

以前から、小学校時代に習っていて、大人になり子供を持ってから、独学で書いていた「書道」について、ようやく教えていただける教室を見つけて、習うことになりました。

今月スタートで、早速段級認定が月末にあり、大人の場合は8級の認定からという教室です。(飛び級制度はあるけどね)

お手本をもらって帰ってきたので、空き時間に練習を始めているのですが、まぁ、腕が鈍っていること、鈍っていること。

Instagramで書道専用のアカウントを作って、公開しているのですが、
「あー、5段まで取ったはずなのに、汚い字だなぁ」と自分では呆れています

しかし、この字を書くだけで、結構集中力はいるし、字のバランスをとるのに、筆の入れ方を考えて書かなければいけないので、案外書き終わったあとは疲れるんですよね。

ところが、頭は案外楽。なぜかというと、太筆に墨を含ませて半紙に書く時の「滑り」が快感なんです。滑るようにすーっと入ると、私だけかもしれませんが、心地よい快感を得るんです。

だから、書き終わったあとは疲れるけれど、案外心地よい疲れになります。

さて、今朝、たまたま面白いnoteを見つけたので、参考になればと思います。

私は、最近Twitterへの書き込み数はかなり減ったし、フェイスブックを見る回数も減ったと思います。

時々、Twitterをじっくりのぞいてみると、頻繁にツイートされている方もいて、読んでいて面白い内容を書く方は、頻繁にチェックしています。

このnoteは書かれた日は古いものですが、年数は経過していても、納得の行く内容で、興味深く最後まで一気に読みました。

ライターや作家は、「書く」という作業の中で、脳みそをフル回転させているわけで、取材で体を使うこともあります。それでも、帰ってから、脳と腕をフル回転させて書くわけですから、記事を書き終わった時は、フラフラになるわけです。

忙しくてもSNSに書き込みをすることは、多分担当しているライターさんに対して「何してんねん」とやきもきするでしょう。

しかし、ライターさんや作家さんとて、時には休憩はいるもんでして、休憩といっても、お茶を飲んだりするのではなく、「SNSに書き込むこと」でクールダウンさせて、また書き始めるんじゃないかなと思うのです。

お名前は忘れてしまったのですが、先日Twitterで「私はずっと書き続けることが趣味であり生き甲斐だ」というのを見かけました。

もちろん、その方の理論はごもっともで、「物書き業」にとって、書き続けることは、どこにでもいいから書き続けないと腕に鈍るので、SNSが一番相手を思いやりながら、自分の意見を主張できる、格好のよい場所なんですよね。

では、書道はというと、どうでしょう?

もちろん、ブランクができれば、腕は落ちます。高校時代まで書道を続けて、そして、短大からつい最近まで書道の世界から離れていたのですから、
「私は、5段の持ち主です!」といっても、ご覧のように、「え?本当にそうなの?」と疑われるわけです。

中には、段と関係なしで「素直な字だから、練習を重ねてあげるともとに戻るよ」とアドバイスしてくれる方もいらっしゃるので、全ての「書くこと」は、常に筋トレと同じなんじゃないかと思います。

とにかく、書き続けていく。それが書く仕事、書くことを趣味にした人のさだめなのかもしれませんね。

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