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私のハンドメイドストーリー

私は、今は「何かを書く仕事」がメインになっているけれど、書く仕事を始める前は、「ハンドメイド」で何かを売っていた。

手芸全般は、小さい時は苦手分野だったけれど、母が機械編みの教室に通っていたし、なくなった母方の祖母が編み物や刺繍が上手だったので、少しずつ手ほどきを受けた。

さすがに学生時代は吹奏楽部の活動に明け暮れていたし、会社員時代は、楽しむ手芸よりも、「技能資格」が欲しくて、和裁や着付けに生け花の勉強をした。

しかし、「技能資格」というのは、実は大変で、特に和裁や着付けは悪しき伝統が残っている部分があったので、嫌気をさしてやめてしまった。生け花は、師範代は取らずにやめた。師範代の認定料が高かったから。

その後、結婚をして、働き口も見つからずぼーっとしている時に、昔教わったかぎ針編みで編むレース編みを、思い出して、材料や本を探して編んだ。その後、すぐに妊娠したけれど、動けないという日もあったから、レース編みができてよかったと思う。

すると、どんどんハンドメイド欲が湧いて、どんどんいろんなものを作った。

結婚後しばらくしてから作ったタペストリー。洗濯は定期的にしているけれど、そろそろ新作を作りたいなぁ。

刺繍のクロスステッチやストレートステッチを使ってばかりだけれど、妊娠中に作った懐かしい作品で、今でも飾っている。

これは、娘の文化祭のPTA作品展に出したもの。今年(2019年度)は、中止ということで、今頃から本来なら編み始めるのに、今年はないということは悲しい。

レース編みのドイリーを売っていた時期もあるし、かぎ針編みや棒針編みhができるので、靴下やアクリルたわし、モップも販売したことがある。

ミシンは、娘の入学準備では、持病がひどかったので自分で縫うことができずじまいだったけれど、その後作るコツやミシン操作を覚えて、大量に販売したという過去もある。

今、とても作りたくてうずうずしているのは、ハーバリウム。「花の標本」である。ドライフラワーを瓶に入れて、専用オイルを流し込むだけで済む。

この色合わせが楽しくて、生け花に通じるところがあるから、はまってしまうんだろう。生け花は、花選びのセンスも問われるし、色使いも問われる。

しかし、ふわーと浮いている花の姿は儚げで、美しい。

レジン細工もおもしろいけれど、最近ストレスが溜まっているのか、ハ-ンバリウムに心惹かれてしまう。

そして、どんどん、我が家の棚にはハーバリウムの瓶が溜まってきているので、家族から「売るなり誰かに譲るなりなんとかしなさい」と怒られている。しょぼん。

書く仕事の方が、少し手が空きかけているから、何か息抜きに楽しめたり、あわよくば「売れたらいいなぁ」とも思っている。そこまではむずかしいけれど、そういう夢を持ってもいいよね?

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