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私が大量に汗をかく時にお願いしたいこと

私は、産後入院中から、家族とは別に看護師さんや助産師さんが病室にきてくれると、大量に汗をかくようになって、「大丈夫ですか?」と心配されて、そのまま退院しました。

後日、というより、産後1年後にうつ病と診断されて、さらに転院してからの心理検査などで、「気分障害」と「対人恐怖症」を持っていることもわかりました。(ホルモン系障害は婦人科の領域なので別ですね)

対人恐怖症は、初めての場所や初めて誰かと会う時に、顕著に様々な症状が出てきます。

・大量の汗
・顔のほてり
・喋ろうとしてもうまく喋れない
・手の震えが出る

気分障害の治療の中で、改善されたことはありますが、まだ消えないのが、「大量の汗」「顔のほてり」です。

私と初めて会う方で、気がついて「大丈夫?」と聞いてくださると、少し緊張もほぐれて楽になることは多いのですが、今は喋りが普通になってきているので、「対人恐怖症」のことに気が付いてくれることはまずありません。

小学校のPTA役員の選挙の時が一番困って、医師からも「ちょっとペンさんは、お断りした方がいい」ということで、毎年くじで当たると、担任ではなく、教頭先生に事情を話して、PTA役員を外してもらい、罪悪感をいつも感じていました。

中学校に入学する時、PTA役員ができるかどうかという書面を出すことはありましたが、はやり無理ということで、病名と先生からの診断書を提出して、除外していただいています。

本当は、親としていろんな活動に参加して、仕事でも人とあってお仕事をしたり、食事を取って、交流を深めたいのに、病気の副産物が邪魔をします。

メールだけのやりとりでも、最近は落ち着いていたはずの症状が出てきて、メールソフトを開けるのが怖いことがあります。暴言に対しては、まだ怖くて、普通の人よりも過敏に反応するので、かなりきつくて寝込む日が出てしまいます。

でも、このnoteという場所で、こういう自分のことを書けること、そして今の中学校で仲のよい人(娘のクラスメイトを通じて、私の病気を理解してくれる人)がいること、仕事関連で仲の良い人がいることは、私にとっては、救いになっています。

少しでも、対人恐怖症のことを理解してもらえる人がいる、知ろうとしている人がいるということで、今の私を支えていてくれています。

私は、本当は怖がりの臆病者です。でも、今の日本の様々な制度上、精神疾患でも、何らかの形で働かなければ、いけない世の中になっています。
まだ、確定ではない部分はありますが、もう準備は必要な時期にきています。

私は、生きることにとても不器用です。人付き合いも不器用です。

こんな、とても不器用で、初対面で大量に汗をかいて、顔がかなり赤面してしまう私ですが、ゆっくりと気さくに話してくださると、私も落ち着きますから、大丈夫ですよ。

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