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【ポケモン WCS2019 世界大会優勝構築&対戦レポート】

ワシントンにて行われた世界大会で使用した構築です。
ゲーム部門マスターカテゴリ
Day2スイスドロー予選5-2  トップカット5連勝  通算10勝2敗で優勝

全国大会に持ち込んだ構築とほぼ同じで、カプ・レヒレの技を「こごえるかぜ」から「ねっとう」に変更しています。
世界大会に全国と同じ構築を持ち込むことに抵抗はありましたが、他に扱える構築を用意できなかったので一番自分が使い慣れているこの構築を信じることにしました。

個別解説

ルナアーラ@ナモの実
控え目:243-×-130-187-127-111 (H244-B164-C100) S個体値19
【シャドーレイ・ワイドガード・トリックルーム・まもる】
C:シャドーレイで無振りメガレックウザを高乱数2発
残りはイベルタルのイカサマZ等を耐えるためにHBに振りました
ナモの実は何かと発動機会の多いアイテムでイベルタルの悪Zを耐えたりファントムガードを削られた状態でも悪技を1回耐えることが可能です。
カシブの実を持たせて相手のルナアーラに対しても選出できるようにするのも強いと思います。
ナモの実にはナモの実の強さがあり、カシブの実にはカシブの実の強さがあります。


グラードン@べにいろのたま
意地っ張り:189-242-180-×-141-110 (H108-A156-D244)
【断崖の剣・炎のパンチ・ドラゴンクロー・まもる】
A:珠ガリョウテンセイ耐えカイオーガを断崖の剣で確2
D:控え目グラードンの大地の力最大乱数以外耐え
ドラゴンクローはボーマンダとレックウザに対する打点


ガオガエン@突撃チョッキ
慎重:202-136-111-×154-82 (H252-A4-B4-D236-S12)
【猫騙し・フレアドライブ・DDラリアット・とんぼがえり】
S:追い風状態で最速ルナアーラ抜き
突撃チョッキの強みは「岩Zかもしれないウツロイド」相手に行動できたりカプ・レヒレの水Z等で事故らないこと。


ボーマンダ@ボーマンダナイト
せっかち:175-165-135-140-141-185 (H36-D244-S228)
【捨て身タックル・ハイパーボイス・追い風・まもる】
S:メガレックウザ抜き+1
D:控え目カプ・テテフのムーンフォースを高乱数耐え
   臆病ルナアーラのムーンライトブラスターを高乱数耐え


カプ・レヒレ@フェアリーZ
控え目:176-×-136-161-151-106 (H244-B4-C252-D4-S4)
【ムーンフォース・ねっとう・しぜんのいかり・まもる】
決勝では大活躍だったこのポケモン
この構築が苦手とする悪タイプのイベルタル/バルジーナ/ヤミラミ/ブラッキー/アローラペルシアン等に対して大きな打点を確保できるポケモンです。
イベルタル以外は「まもる」を覚えていないことが多いポケモンという共通点があり、フェアリー技は意外と通りやすいです。
また、メガミミロップをムーンフォース1発で倒したりメガルカリオをフェアリーZで強引に突破できるのも優秀でした。
「自然の怒り」という技が命中90%であることを除けば非常に強力な技だと思っていて、この技で積極的に削りを入れにいくことを目的として選出したり、ミストフィールドで催眠から守ることを目的として選出したりと使い方は様々です。
HPが偶数なのは、自然の怒りを受けた時にピンチベリーでないことを相手に悟られたくなかったから。

このルールのフェアリーZカプ・レヒレはあまり強くないと思います、環境に刺さっているわけでもありません、ただこの構築との相性が良かったという話なんだと思います。


ツンデツンデ@岩Z
さみしがり:168-201-201-×-122-18 (H252-A252-D4) B個体値17
【ジャイロボール・ストーンエッジ・トリックルーム・まもる】
トリックルーム状態で始めてその強さを発揮できるポケモン
基本的にツンデツンデでトリックルームを使ことは少なく、ルナアーラでトリックルームを展開してからツンデツンデで攻めることが多い
岩雪崩ではなくストーンエッジを採用しているのは威嚇を受けた状態の岩Zでガオガエンを倒せるようにするため。
そもそも岩雪崩Zは威力最大のジャイロボールよりも威力が低いので岩Zで使う場合は採用価値が低い。

基本選出

vs グラードン/ゼルネアス(+ボーマンダガオガエンカプ・〇〇等)
ルナアーラ/グラードン+ボーマンダ/ツンデツンデ

vs カイオーガ/レックウザ
ルナアーラ/カプ・レヒレ+ボーマンダ/グラードン

vs ゼルネアス/レックウザ
ルナアーラ/ガオガエン+グラードン/ツンデツンデ

vs ルナアーラ/レックウザ
ガオガエン/カプ・レヒレ+グラードン/ボーマンダ

vs グラードン/イベルタル
ルナアーラ/カプ・レヒレ+ボーマンダ/グラードン

vs ルナアーラ/ゼルネアス(+ガルーラガオガエン)
ガオガエン/ボーマンダ+グラードン/ツンデツンデ

あくまでも基本選出なので周りの取り巻き等によって選出はかなり変わってきます。


対戦レポート

ROUND1
vs  Fevzi Ozkan[DE] ××

相手はネクロズマレックウザの組み合わせにブラッキーが入った少し珍しい構築。

1戦目:こちらの選出は「ガオガエン/ルナアーラ/グラードン/カプ・レヒレ」相手は「ガオガエン/カプ・レヒレ/レックウザ/ブラッキー」
相手のレックウザがハチマキを持っており、レックウザを軸にうまく立ち回られてしまいガオガエンvsブラッキーのタイマンになるもこちらのガオガエンの攻撃が月の光の回復に追い付かず負け

2戦目:結論から言うと相手のハチマキレックウザに全てを破壊されて負け。1戦目レックウザにうまくやられてしまったことを踏まえてトリックルームをしてツンデツンデを通すプランを取るべきだったのかな、と思うんですがレックウザ以外のポケモンが遅かったのでトリックルームを展開するのを躊躇ってしまいました。結局1戦目と同じ選出をしてしまいレックウザを対処しきれずストレート負け。非常に反省点の多い試合でした。

ということで私のDay2は0-1でスタート。
「え?こんな幸先の悪いスタートしちゃって大丈夫??」
と思いながらも切り替えて2戦目に挑みます。

ROUND2
vs Oliver e. 〇〇

2戦連続でブラッキーに遭遇。
「自分が知らないだけで実は流行ってるの、このポケモン??」
と内心思いながら対戦に挑みます。

1戦目:1ターン目こちらのルナアーラのシャドーレイとカプ・レヒレのフェアリーZをブラッキーに集中し、ブラッキーを倒すことに成功。
そのまま4-3になったアドバンテージを活かして勝ち。

2戦目:1戦目を踏まえてか、相手の構築からはブラッキーが選出されず。
結果的にこちらのルナアーラが刺さる形となり、盤面で有利な状況を作りながら詰めて勝ち。

なんとか2連敗を避けることに成功...。1-1になりました。
予選を抜けてTopCut(決勝トーナメント)に進むには5-2以上の成績で勝たなくてはいけません。つまり7勝0敗、6勝1敗、5勝2敗のどれか。
TopCutへの道はまだまだ遠い。

ROUND3
vs Marco HemanthaK. ××

有利な構築ではないものの事前にかなり練習して立ち回りを練っていた構築
...しかし結果はストレート負け。
ルナアーラのこごえるかぜが想定外だったのと単純に自分のプレイが下手だったのが敗因、いや何の為に練習したんだよってお話なんですが....。
Day2で対戦することを想定していた構築なだけにこのストレート負けはかなり落ち込みました。

1-2
絶望の淵を彷徨うことになります。
1回の負けも許されない状況となりました。
ここからの試合全てを勝たなくてはいけない...現時点で1-2という勝率の悪さを叩き出している自分が。
「......無理じゃん」
自身の敗北を悟り、亡者と化す。

しかし、人は亡者となりながらも、わずかな希望を求めて彷徨い続ける...。



ROUND4
vs Cheong Hyun Jun[KR] 〇〇

1戦目:こちら「ルナアーラ/カプ・レヒレ/グラードン/ボーマンダ」
    あいて「カプ・テテフ/ウツロイド/グラードン/ヌケニン」
1ターン目スカーフカプ・テテフのシャドーボールとウツロイドの岩Zでこちらのルナアーラが何もできないまま落とされ、いきなりピンチに陥る。
その後挽回を目指すが、やはり1ターン目にルナアーラを失ってしまったのが大きく「相手のグラードンの断崖の剣を避けて、こちらのグラードンの断崖の剣が当たれば勝てる」という状況に...。
半ば諦めていた状況だったが、ここでこちらのグラードンが断崖の剣を回避!!そしてこちらのグラードンが断崖の剣を当てることに成功しまさかの逆転勝利となった。
...今大会最大の運勝ちだったのは言うまでもない。

2戦目:こちら「ルナアーラ/グラードン/ツンデツンデ/ボーマンダ」
    あいて「ウツロイド/カプ・テテフ/グラードン/イベルタル」
1戦目の動きを踏まえて、恐らくどちらかを集中して倒しにくる展開になるだろうと予想はできましたが、ここは両方を動かすことにしました。理由はどちらか片方が落とされても断崖の剣が通るか、ルナアーラでトリックルームを展開しながらツンデツンデを出すことになるので、どちらかが倒されてしまってもそこまで不利な状況にはならないという判断です。
結果はグラードンに集中攻撃がきていて、そのまま倒されてしまったもののルナアーラでトリックルームを展開しながらツンデツンデを出すことに成功し、ルナアーラがカプ・テテフにシャドーレイ、ツンデツンデがウツロイドにジャイロボールで両縛りの状況となり、そのまま押し切って勝ちとなりました。

1戦目で運に恵まれたこともあって2-2に。
正直この時の自分は対戦することが怖くなっていました....。
なぜなら後1回でも負けるとTopCutへの希望が絶たれてしまうからです。
しかし自分がやるべきことは「いつも通りの、自分が最善だと思うプレイをし続けること」
これは自分がどんな状況にあろうと変わりません。
追い込まれたからと言って変なプレイをするわけでも、滅茶苦茶な選出をするわけでもない。この日のために準備をしてきた今日までの自分を信じて次のラウンドに進みます。


ROUND5
vs Riccardo Appamea[IT] 〇×〇

ルナアーラグラードンのミラー
あまりにも接戦で試合も長引いていたので詳しい対戦内容を思い出せずにいますが、とても良い試合でした。
特に3セット目は最後までどうなるかわからない展開が続いていて、本当に接戦でした...。

ギリギリで勝利を掴み取り、生き残りました。
この時点で3-2
TopCutまではあと2連勝
少しだけ希望が見えた気がします。


ROUND6
vs Ethan f. 〇〇

ここにきて初となるカイオーガ+レックウザとの対戦でした。
1戦目:自然の怒りで削りながらボーマンダとグラードンで詰めて勝ち。
相手のガオガエンがガオガエンZを所持していましたがルナアーラのナモの実がうまく機能する結果となりました。

2戦目:途中、レックウザへの交代読みでドラゴンクローを使う。
これが見事に決まり相手のレックウザを大きく削ることに成功、そのまま有利な状況から詰めて勝ち。


気が付けば1-2の絶望的状況から4-2に。
あと1勝というところまで来ていました。

この時の自分にあったのは勝ってTopCutに進みたいという想いだけ。



ROUND7
vs Rinya Kobayashi[JP] 〇〇

4-2の日本人選手が5人いるという情報を得ていたので日本人同士で当たるんじゃないかと予想はしていましたがやはり当たることとなりました。
お相手はDay1からここまで勝ち上がってきた強豪です。

1戦目:こちら「ガオガエン/カプ・レヒレ/ボーマンダ/グラードン」
    あいて「ガオガエン/ルナアーラ/レックウザ/モロバレル」
試合内容はサイクル戦に近いものでした。レックウザに剣の舞を積まれてピンチに陥るもボーマンダとガオガエンの威嚇でなんとか対処することに成功。モロバレルに強い4匹を選出していたこともあって優位に立ち回ることができ、なんとか勝利。

2戦目:こちら「ガオガエン/カプ・レヒレ/グラードン/ツンデツンデ」
    あいて「ガオガエン/ルナアーラ/レックウザ/ツンデツンデ」
レックウザが剣舞型で地面技を覚えていないことがわかったのでツンデツンデを選出することにしました。
お相手も1戦目でモロバレルが刺さっていなかったことを考慮してツンデツンデに変えてきた様子。

長いサイクル戦の果てに状況はツンデツンデvsツンデツンデに。
お互いの岩技はストーンエッジ
こちらのHPが上回っていたので若干有利ではありましたが技外し、急所、PP切れ、なんでもあり得る状況でどうなるのか最後まで予測できませんでした。しかし最後はこちらのツンデツンデがストーンエッジを連続で当て続ける大健闘で勝利!

TopCut...決勝トーナメント進出を果たす。
喜びの気持ちよりも、不思議と救われたような気分でした。
「この調子で全部勝って決勝まで行くぞ!」という前向きな気持ちとは少し違って「ここから先、自分がどこまで勝ち進めるのか、自分自身でそれを見届けよう」という感じでした。
1-2になった時からずっと弱気になっていたのかもしれません。
ただ、この時の自分は既に亡者ではなくなっていました。


TOP CUT  地下トーナメント
vs Michele Gavelli[IT] 〇〇

スイスドロー予選終了時点の自分の順位は17位だったのでTop16を決める地下トーナメント行きとなりました。詳しい対戦内容は動画を参照...。

相手のカイオーガが遅かったのもあってトリックルームを使ったのが若干裏目に出たような気もしますが無事に勝利することができました。
テッカグヤには構わず隣を処理して詰めていくゲームプランを取ったのが良かったのかなぁと思います。

地下トーナメントで負けてしまうのもなんだか中途半端な感じがして「負けたくないなぁ」と思っていたので嬉しい1勝でした。


TOP16
vs Jamie Boyt[GB] 〇×〇

予選を全勝で勝ち上がってきている強豪です。
1戦目
こちら「ガオガエン/ルナアーラ/グラードン/ツンデツンデ」
あいて「ボーマンダ/エンニュート/ネクロズマ/ゼルネアス」
ルナアーラでトリックルームを展開しようとするもボーマンダの「ほえる」で見事に阻止される、その後もエンニュートに「鋭い牙投げつける」をされるなど苦しい展開がありましたが最後はトリックルームを決めて優勢な状況となり勝利。

2戦目
こちら「ガオガエン/ルナアーラ/グラードン/ツンデツンデ」
あいて「キノガッサ/エンニュート/ネクロズマ/ボーマンダ」
エンニュートのサポートがありながらのキノガッサにうまくやられてしまい負け、キノガッサに弱い選出だったのをうまく咎められてしまう結果に。
もう少し選出を考えるべきだったのかもしれません、反省。

3戦目
こちら「ガオガエン/ルナアーラ/グラードン/カプ・レヒレ」
あいて「キノガッサ/エンニュート/ネクロズマ/ボーマンダ」
2回の対戦を通じてカプ・レヒレでキノコの胞子を防ぎながらトリックルームを展開できればかなり優勢になると思いました。なのでカプ・レヒレを選出しながら、トリックルームを展開することを狙います。
鋭い牙投げつけるで一度はルナアーラの動きを止められるも、ルナアーラがボーマンダの捨て身タックルとエンニュートのオーバーヒートの集中攻撃を耐えぬきトリックルームを使うことに成功。3戦目を勝利しました。

珍しい構築で予選を全勝している事実に圧倒されながらもなんとか勝利することが出来ました。Top8進出です。


TOP8
vs Eric Rios[ES] 〇〇

1戦目:2ターン目にレックウザへの交代読みをするも失敗。途中、ツンデツンデからグラードンへの交代を読まれるなど相手のプレイングの上手さに圧倒されるも最後はツンデツンデが活躍して勝利。
因みにルナアーラがトリックルームをしたターンについては、自分のルナアーラがかなりBに振っているので相手のA+1ガリョウテンセイを耐えるだろうという判断でした。

2戦目:カミツルギを早めに処理することに成功、ガオガエンとカイオーガに断崖の剣を当てきって優勢な状況となり勝利。

Top4...つまり準決勝進出。
準決勝は4年前の自分が超えられなかった壁。
4年越しにここまで帰ってきたのかと思うと少しだけ嬉しくなっちゃいました。


TOP4

vs James Baek[US] ×〇〇

1戦目:カプ・レヒレを選出せずにボーマンダを選出したことが大きな裏目となってしまった試合。
まず自分の構築は
     ルナアーラ→サイコショックを覚えているかもしれない
     グラードン→炎技
     ガオガエン→フレアドライブ
     ボーマンダ→飛行技
     カプ・レヒレ→ミストフィールド
     ツンデツンデ→防塵ゴーグルかもしれない
と言った感じでBo3の1セット目でモロバレルを選出するのを躊躇しがちな6匹で構成されていて、実際1戦目でモロバレルが出てくることが稀だったので、そこに甘えてしまいモロバレルをあまり警戒せずにトリックルームをしてしまいました。ツンデツンデの岩Zでなんとかなることもあるんですが出てきたタイミングが最悪だったのとカプ・レヒレを選出できていないのが重なり、モロバレルに場を荒らされて負け。
相手のプレイングが上手かったのもあって完敗でした。

2戦目:1ターン目なりきり潮吹き読みでグラードンには交代せず、まだ見せていなかったワイドガードを使い、ジャイロボールでトルネロスを突破。その後は1試合目の反省を活かしてカプ・レヒレを出し、モロバレルのキノコの胞子を防ぎながら安定行動を重視して勝ち。
この試合に限らず、レックウザの入っていない構築のカイオーガがトゲデマル/ウツロイド/トルネロス/ミミロップ等と並んでわざとグラードンに対応していない出し方をしてくるのは「なりきり」を狙っているからだと思っているので安易にグラードンは出さないようにしています。

3戦目:1ターン目にモロバレルを集中で倒してかなり有利な状況となり、その後は安定行動重視で立ち回って勝ち。
モロバレルを集中したのは「まもる」を持っていないことが見えていたのと1試合目と2試合目を通じて、とんぼ返りで積極的にアドバンテージを取りに来ていたこと、そしてプレイングが純粋に上手いと思ったので「この人はプレイングが上手い人だからここで猫騙ししながらキノコの胞子を撃つようなカプ・レヒレが出てくるだけで破綻する動きはしてこない」と思いました。

.....色々書きましたが最後は自分の直感だったのかもしれません。


Masters Division Final
vs Hirohumi Kimura[JP] 〇〇

ついに決勝の舞台まで来ました。
これが世界チャンピオンになれる最初で最後のチャンスとなるでしょう。
「勝ちたい」という想いは当然あります。それは相手も同じでしょう。
しかし果たしてこれは自分が勝つ流れなのか?と思うところもありました。
2015年に優勝したビエラ選手、2017年に優勝したバルドル選手は二人とも日本チャンピオンからそのまま世界チャンピオンになっています。今年もそれと同じ日本の伝統文化が起きるとなるとカ・エール選手が優勝することになります。
また、カ・エール選手がブラッキーを使っているのもあって会場と放送を観ている視聴者の多くがカ・エール選手を応援している状態でした。
その光景を見て4年前にビエラ選手と対戦する時にも感じていた、なんだか言葉では言い表せないような「主人公感」のオーラを感じてしまい「これ自分が勝つストーリーじゃなくない....?」と少しだけ弱気になっていました。
もちろんそんなものが対戦に影響することなんてないし、なんの関係もないことは、頭でわかってはいたんですけど・・・。

とはいえ自分に出来ることは
「自分が最善だと思うプレイをし続けること」
それだけでした。
その結果自分が勝利者側にいるのか、それとも敗者となっているのか、それを見届けないといけない。
ただ、もし対戦が終わった時に自分が勝利者側にいたとすれば、それはとても嬉しいことだなと思いました。




・・・結果、悲願達成...!!
ついに世界チャンピオンになることができました。
控え目なガッツポーズで終わってしまいましたが本当に嬉しい気持ちでいっぱいでした。
対戦が終わってからカ・エール選手は笑顔で握手に応じてくれて「悔いはないです」と言ってくれました。
彼の素晴らしいスポーツマンシップに敬意を表したいと思います。
対戦内容については既に試合を見てくれている人が大半だと思うので割愛します。1試合目の2連守るの意図について解説しようかと思いましたがやっぱりやめておきます。


思い返せば初めてポケモンの全国大会に出場したのが2010年。
あれから9年、ポケモンをやめていく人を何人も見てきました。

新しい趣味を見つけて自然とポケモンから離れていった人
ある日を境にもうずっとツイッターの更新がない人
結婚して新しい幸せを見つけて去っていった人

...なんだか自分一人だけが取り残されているような気持ちになることもあり「いつまで自分はこの趣味を続けているんだろう」と考えることもありました。しかし今ではこのゲームを続けてきてよかったと自信を持って発言することができます。そしてこれからも続けます。


最後に

Day2でモバイルバッテリーが壊れて困っているところを助けていただいたがれきんさん、亡者となった私に励ましの言葉をかけるなど何かとサポートしてくれたベテさん、その他応援をしてくれた皆さん、本当にありがとうございました!

世界大会のレポートは以上となります。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!


それでは皆さん、次はガラル地方でお会いしましょう!!

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ペンギン

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