見出し画像

氷と手袋

「寒いね」
わたしはマウントシャスタの隣の山を家族と登っていました。
思ったより寒かったのでわたしは早く帰りたいと思っていました。
そしてやっと目的地のハートレークにつきました。
けれどその池はハートの形ではなかったのです。
もしわたしが名前をつけるならUFOレークと名付けます。
近づくとその池が凍っているとわかりました。
なのでわたしはその氷を踏んでみました。
「ズボッ」
靴が氷を破りました。
けれどギリギリ足を抜いたので大丈夫でした。
次は氷の薄いところに行きました。
そして指で割ってみました。
「ばりっ」
「冷たい!」
まるでココアを飲んだ後アイスを噛んだようでした。
わたしの妹の花佳も足で氷をわりました。
けれど足を氷から放すのが遅かったので靴が濡れました。
花佳は靴に穴が空いていたので足まで濡れました。
私たちは花佳の足を温めるために靴の中に手袋を入れました。
「暖かくなった?」
母が聞きました。
「うん」
花佳が答えました。
わたしはそれが不公平だと思いました。
なぜかというとわたしの手袋を使ったからです。
なので今度はわたしの手が寒くなりました。

サポートお願いします!