#今日の1冊
#絵本
『らっこのうみ』
手島圭三郎
絵本塾出版、2024
4分10秒
手島圭三郎さんの「いきるよろこび」シリーズ。
野生生物の世界は美しくもあり、残酷でもある。
らっこの世界。
子どもはお母さんが大好き。
平和な世界だったのにしゃちの群れがやってくる。
しゃちは獰猛だと聞いていますが、手島さんの版画もめちゃくちゃ怖く見えます。
でももちろん、しゃちにはしゃちの世界、生き方があるんですよね。
お母さんを亡くしてしまう、子どものらっこ。
悲しいのは当たり前なのですが、自然を受け入れて生きていく力も動物の方が持っているのかもしれません。