シロツメクサはともだち
『シロツメクサはともだち』
鈴木純
ブロンズ新社、2024
6分30秒
身近にありすぎて、「知ってるよ」と言いたくなってしまうシロツメクサ。
そういう題材だからこそ、じっくり観察することに価値があると思います。
ひとつのまあるい花ではなくて、細長い花が集まって1つの花に見えていたり、
タネが豆のようだったり。
シロツメクサのヒミツがたくさん散りばめられています。
模様や形がいっぱい違うのも驚きでした。
たくさんの葉っぱが出るから、少しくらい虫に食べられても平気。
全ての虫を排除しようと除草剤をまくのとは違う。自然は複雑にさまざまなものと関わりながら上手に生きていることを改めて考えさせられました。
普段気にもしない身近すぎる存在を深掘りしてくれる科学絵本は、全部わかった気でいるときに開きたいですね。
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