80年代に流行した「心理テスト」のことを記憶している方はいらっしゃるだろうか。30年前、ぼくら兄弟は毎日のように飽きもせず、自分たちがそれぞれ学校やそろばん塾、スイミングスクールで仕入れて来た心理テストを自慢げに披露しては笑い転げていた。
まさか長い時を経て今日、久しぶりにその問いと向き合うことになるとは思わなかった。

「好きなおにぎりの具」は？

こんなある意味、破廉恥で、いい意味で、いやらしい、問題を投げかけてきた人物の顔が見てみたい。この問いの答えが意味するところを分かって答えている方は何人いらっしゃるのだろうか。

好きなおにぎりの具、とは、誰にも話したことがないその人の『隠れた性癖を暴く』という、大人のブラックな心理テストだ。
例えば、この答え。

具でいつも迷うんだけど、

鮭と梅を

だいたい選ぶ。

この答えが何を意味しているのか。さすがにここでは言えない。しかし、なかなかに興味深い答えであるということだけ伝えておくことにする。
さらに、つづけて

鮭はスーパーアンチエイジングフード。
栄養の塊です。
サーモンピンクだけど実は白身魚。
鮭とかいくらに入ってるあの赤色の色素。
あれはアスタキサンチンって言われる栄養素。
ビタミンCの6000倍の抗酸化作用があって
筋肉、体の老化を防止してくれる。
運動してる人にはぴったりなんです。
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鮭の脂分はDHAとEPAの脂肪酸が豊富で、
DHAは脳のビタミン。
記憶力、学習能力、ボケ防止。
EPAが血液サラサラにしてくれて血管の若返りも手伝ってくれる。
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ビタミンB1で糖質の代謝
ビタミンB2で脂質の代謝。
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ね。抜群でしょ。

ここまで書かれてしまうと、読んでいるこちらが恥ずかしくなってしまうほどだ。へー、普段あんな感じなのに、実際こんな感じなんだー。という感じだ。

ちなみにぼくの好きなおにぎりの具は、おかかです。
子どものころはぜんぜん好きじゃなかったけど、大人になるにつれてだんだんよくなってきて、37歳ごろから大好きになりました。

本当のところが気になる方がいらっしゃったら、うちの奥さんに聞いてください。それではまた。