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展示会ブースづくりの「前提条件」とは?

ブースデザインを考える時、何を基準にして考えていけばよいでしょうか。それは「来場者がどのように感じるか」。つまり「来場者心理」になります。当社ではブースを考える際には「徹底的な来場者心理」が重要、とお伝えしています。「徹底的な」とは、「来場者がどう感じるか」だけでなく「どう動くか」も含めて細かくその心情、行動を考えましょう、というもの。それらを考えてた時に、ブースデザインを考える際にはその前提とするべき条件があります。来場者が、自社のブースに近づいてきた時どのように感じるのか、どう動いていくのか。そのことがブースデザインを考えていく上では重要な指標となるのです。

200413-前提条件

01|来場者は「つかまりたくない」と考えている。を前提に。

→POINT1:来場者はより多くのブースを回りたいと思っているもの。
→POINT2:来場者は簡単にはブースの中には入ってくれない。

ブースをデザインする上での前提条件の一つに「来場者はつかまりたくないと思っている」と考えるべきと当社では考えます。来場者は、限られた時間でより多くのブースを回りたいと思っているはず。興味のないブースで長くつかまりたくはないと考えるべき。自分たちがショッピングをする時の気持ちを思い返しましょう。「店員につかまりたくないな・・・」そんな時がきっとあるはず。 では、そんな前提でブースデザインはどうあるべきなのでしょう。


02|来場者がブースの前を通るのは「数秒」。

→POINT1:ブースの前を通り過ぎるのは何秒かかるか。
→POINT2:通路の向かいにもブースがあると、見ていただくのは「一瞬」

来場者の方がブースの前を歩く時。その秒数はどのくらいでしょう? 大きな小間なら十秒以上はあるかもしれません。では、1小間なら? 2小間ならどうでしょう。・・多分ほんの数秒のはずです。ましてや、通路の両脇にブースがあった場合、反対側のブースを来場者が見ていたら我々のブースに気づいてくれないかもしれません。この数秒。そして、こちらのブースを見てくれた「一瞬」。そのわずかな間に、自分たちの商品・サービスに興味を持ってもらうこと。これがブースを考えていく上でとても大事な要素となります。ブースを見た瞬間に、「あ。何だか見てみたいな」と思わせること。これが成功するブースの一条件です。





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