ネタバレしまくり。

ワンコフォアオール
オールフォアワンコ

です。
ピクミンはまあおるにはおるんやけど
色が増えすぎてやや飽和状態な気もする

結局のところ連れて行けるのは3色までなので、
取りに帰ったりすることもあったような気がします

主人公みんなイッヌだいすき
オリマー(1の主人公)なんかはそれで一度死んでます

葉っぱ人
言うてましたけど

お前これ1のバッドエンドの時の奴やんけ！
って初見ですぐになってましたしそれは現実のものでした。

命懸けで言うこと聞いてくれるピクミンだけど絶対的に味方かと言われればそんなこともないだろうという気がします

ハゲタカのように死ぬのをただひたすら待って
すぐにでも仲間にしようとしか思ってないんじゃないかアイツら

ピクミンこわい
※個人の感想です

それとは対照的に今回初登場の宇宙犬オッチンは絶対的に味方。

しかしオッチンもまたピクミン化からは逃れられずいつの間にか尻尾が葉っぱになっており
惑星からの脱出で拒否反応を起こしたため物語の後半からはオッチンの治療がストーリーの目的となっています

そして神出鬼没のルーイ(2から登場したオリマーの弟)※ネーミングはやや適当でマリオ、ルイージから来ている
何を考えているかわからないトラブルメーカーだが生存術についてはオリマーより上手でありラスボスの大型犬をも懐柔させるある意味で強力な才能を発揮します

家族の元に帰るため生命維持装置の活動期間中に宇宙船のパーツ集めに奔走していた兄のオリマーとは違いコイツはこの辺境の惑星での生活を完全に楽しんでいる
帰りたいとは微塵も思っていないだろう

生態系の頂点となるラスボスとお友達なので無理もない話

というのも、ラスボス撃退後に原生動物図鑑の一口コメントにルーイからのものが追加されるのだが
その全てが原生生物の食レポなのである。
お前はネイキッドスネークか(よくわからない人はメタルギアソリッド3を遊んでみよう　最近リマスターが出て今年はリメイクも出るらしい)

知らず知らずの内にとんでもないやつと対峙していたわけである

結局ラスボスである大型宇宙犬の体毛がオッチンの葉っぱ化を治す薬の元となり
ラスボスと言えどルーイとはお友達ということで基本的に敵キャラは全部殺すピクミンなのですが今回ばかりは半殺しで済みました

なんてハートフルなお話なんだ(せやろか)

ゲーム面での話はやり出した頃にここで書いてますが、このゲームはとにかく救済措置が手厚くマップにポイントした地点まで自動的に移動するオートランや強力なアイテム、無かったことにしたい為の巻き戻し機能などが実装されています
要求されるプレイヤースキルはそれほど高くなく、どちらかと言うとこのゲームで頻繁に言われているダンドリの方が圧倒的に重要です。
活動できる時間に制限があるのでどこから手をつけるか、オッチンとの分断作業をどれだけやるかが早期クリアへのカギとなります。
惜しい点を述べるとこれがプレイヤーの判断に委ねられているのでよく言えば自由度が高く、悪く言えば説明不足でより効率的にゲームを進めるにはどのような行動を取るかのプラン提示があればもっと簡単に楽しめるのではないかと思いました。特にオッチンとの分担をどうするかが初見ではわかりにくい上、主人公/オッチンのどちらかでしか行けないエリアも多く(主人公はジャンプができず、オッチンは坂が登れず小さい穴にも入れない)最初のうちはどうしてもまとまって行動せざるを得ない所があります。
ピクミンにしてもオッチンに乗っかって移動する方が行列にならない為敵の攻撃を避けやすいというメリットがあります。別行動をさせる為の意識付けというか動機というかが乏しい気はします
その辺は後から買って次にやるつもりの3の方が上手くやれている気がします

あと2人プレイが申し訳程度で、
2Pは画面外から謎に小石や飛び道具を投げる補助的な機能しか使えずゲームへの没入感はほとんどありません
天の声かお客さん的なポジションなので普通に面白いか言われたらかなり微妙
というかこの小石がノーリスクで連発できる飛び道具の為ゲームバランスがぶっ壊れ気味
なんなら1人でコントローラ2つ使う寂しいプレイでも無問題
これも3に比べて劣っている点です

てなわけでピクミン最高傑作論争が更にややこしくなりました
1人で遊びたいのならピクミン4
2人で遊ぶのならピクミン3デラックスがおすすめです。

元は1人で遊ぶゲームで続編の2人プレイも高く評価されたのに結局1人プレイに戻り2人ならではの楽しさに焦がれるプレイヤーも出てきてこの辺のもどかしさは僕がずっとやってるバイオシリーズにも通ずるところがあるなと思います

バイオハザードRE:0はよ
5や6みたいにしたらおもろいと思うんだけどな