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五社廻り

クラブハウスの栄政和尚ルームで、高尚な話を夜な夜な聞くのが毎日のルーティーンになりつつある。

何かの話題から、それぞれ、人には、愛称の良いお寺があるという話となり、しんちゃんは恵比寿さんがいいね、と、栄政和尚に降りてきた直感のアドバイスを頂いたりしていた。沖縄で恵比寿さんにゆかりの深い神社仏閣を探していたりしていると、栄政さんの知り合いのスピリチュアルな女性が突如、深夜に降臨してきた。

しんちゃんには、沖縄でご挨拶する神様があり、挨拶に行く順番があるよ、という。

浜比嘉島のアマミチュ→たー滝→屋部寺→出雲大社沖縄かだるま堂→奥武島の竜宮神の女岩。らしい。瞬時に淀みなく、私にとっての五社廻り特別コースをコーディネートしてくれた。

不思議な話であるので、その方の話を聞くと、第二尚氏の末裔でお婆さんがノロであったという。11年前に突然、神事のお役を命じられ、知識ではなく感覚のみで神様の言うことを感じ取りなさいという事で、強制的に喋れなくさせられたりもしたという。今、新宿に住んでいるらしい。

沖縄に来て様々なスピリチュアルな方にお会いしてきたが、超弩級の方である。

偶然を見つけたら、追いかけてみる。この信条に従う私だから、素直に従って見る事にした。栄政和尚も一目置くご様子であった。

沖縄にはたくさんの聖地があり、たくさんの神々がいる。やみくもに、あちこち回ってきたが、人付き合いと同じで、ご縁の深い方とか、ご挨拶する順番がちゃんとあるらしい。

この五社を回ったら、あとは好きな聖地を巡って良いという。

現実社会と全く同じで、何かのコミュニティとご縁を得ようとする場合、会長とか、キーパーソンの順に顔を覚えてもらうのと同じ事。

聖地に参拝するときも、聖域に入る前に、失礼します、とひと呼吸置いて、何も分からずに突然きてしまい、申し訳ございませんが、ご挨拶させて頂きます、とか、挨拶する順番を知らない無知なものですが、参拝させて頂きます、という具合に、自分の無知を詫びる感じにする方が良いとの事。しっくりきたし、ほぼ、そのような感じで参拝させていただいてたように思う。どのような神様が鎮座してるのかすら全く分からないから仕方がない。

そして、3月31日の久高島→ヤハラヅカサ→セイファー御嶽に行く偶然の話をすると、順番逆だけどね、との事。まあいいけど、という感じ。

3月31日までに、五社廻り、しておいてね、との事だった。

面白い方と出会った。沖縄の聖地めぐりの際には、この方のアドバイスを頂く事に決めたのだった。

信じるか信じないかはあなた次第です。


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