シーカヤックへのあこがれ
バス釣りにハマっていた時期、ゴムボートにのって、果敢にもバス釣りが認められているダム湖に攻めに行ったりした事がある。
岸からの遠投のバス釣りより、圧倒的に面白く、バスボートなどにあこがれを抱いていた。
沖縄移住をはじめて、沖縄にはあまりバスがいないとされているし、バス釣りは禁止されている場所が多いし、外来魚だし。
沖縄ならば、海釣りだろう。そうなるとシーカヤックにのって釣りだな、と考えた時期がある。
今、ビーチクリーンをおこなっている天の浜からシーカヤックを出艇させる。天の浜までどう運搬するか。そんな事を考えながら、ハードル高いなとおもっていた。
しかし、驚いた事に、家の近所の方が、堤防沿いの遊歩道をシーカヤックに運搬用タイヤを装着して、釣り道具を満載にして帰っている所に遭遇した。
おもわず話しかけた。
なんでも、今日初めての出艇らしい。二人乗りのシーカヤックで足漕ぎタイプ。まさに釣り仕様だった。魚群探知機もつけており、本格的。
私のあこがれていたスタイルであった。
その日は釣れなかったらしい。子供を後ろにのせれるのだが、怖がって乗らなかったという。しかし、そのうち、親子でシーカヤックを楽しみはじめるのだろう。
ゆくゆく私もシーカヤックを所有したら、一緒に遊びましょう、と約束した。
さて、足漕ぎのシーカヤックで釣り仕様にすると結構な費用となる。
さらに、保管場所。いまのところ、なさそうだ。駐車場は縦列で二台留められるスペースはあるが、盗難とかの心配もある。車のルーフに積んだままにしておくか。
ともかく、あこがれていたシーカヤックの夢をご近所さんが実現している。
とたんに実現可能な事のように思えてきた。
自宅からシーカヤックをゴロゴロと転がしてビーチまで楽にいける。ビーチ側に暮らす醍醐味はこれだ。
釣りをして、なんらかの魚を釣って、鍋の具材にする。
シーカヤックという海のエクササイズで、足腰も鍛えられるではないか。
なんとか、この夢を実現できたらなあ、と思い始めたのだった。
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