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偶然を追いかける力が半端ない、23歳の若者の話

素晴らしい力を持った若者に出会った。

とある懇親会で偶然、私の横に座った若者。4月に某企業に就職した子である。

身の上話を聞くと、お父さんが会社を経営しているが高齢化してきているとの事。遅くとも三年後にはあとを継がないといけないという。一旦就職したのはいいが、この3年間をどのように過ごすのがいいのか、いくぶんモヤモヤしているという。

私のアドバイスは、倫理法人会のモーニングセミナーに来てみたら、というものだった。経営というものが何かがわかるはず。

23歳の若者は普通、倫理法人会という言葉は初めて聞く単語かもしれない。50代の大人でさえ、何その団体?という反応があるくらいだから。

すると、えっ、鴨頭さんが言ってたあの倫理法人会ですか?と、予想以上の反応が帰ってきた。

むむ、鴨頭さん知ってるの?と聞くと、学生時代から毎日見ています、という事だった。おや、すごいなと。

じゃあ、来週の木曜日に浦添市倫理法人会でモーニングセミナーあるから来てみたら、と勧める。

さて、問題はここからである。

今まで、モーニングセミナーに誘ってみて、行きます、と言ってから、本当に来た人には数えるほどしか会ったことがない。まず、多くの人が朝起きができないのである。前日に明日行きますと連絡があっても寝過ごす人もいる。

さて、当日。なんと、その子は来ていたのだ。終了後、少し引き留めていろんな話をした。

初参加した感想を聞くと、夢はてしなくの斉唱のときに、泣きそうになったという。こんな感想を言う子は私の経験上、一人しか思い浮かばない。

入会しなくても、あちこち参加は出来るから、月曜から土曜日まで各単会を回ってみたら?と伝えると、いや、お金は払いたいです、という。個人で入会します、という事。聞いていて鳥肌が立ちまくる。

この子は、23歳にして、自分自身への自己投資1万円/月を即決できる。先払いの実践である。

ああ、もうすでに、この子は成功しているなと思った。

3年後にお父さんの後を継いで名経営者になる。その覚悟の強さを感じた。

では、浦添市倫理法人会に入会しなさい。そして、幹事のお役を務めなさい。そう伝えると、なんの躊躇もなく、はい、と答えるのであった。

浦添市倫理法人会の会員は130社くらいである。会社が会費を払っているので会員企業の社員は無料でがっつり参加できる。にもかかわらず、若手社員がごっそり参加するなどという事をまず見たことがない。20代から経営者感覚を身に着けて、お役を頂いて会社経営のシミュレーションができるチャンスに気が付きもしない。

もう、この時点で、成功する人、成功しない人の違いははっきりしている。

私と偶然出会い、お互い鴨ラーという偶然に意味を見出す。そして、私の提案を即行で追いかけて行動に移す。行動に移して、また、いくつかの偶然を察知し、確信を得て、さらに追いかけて行動に移す。すべてを、はい、喜んでの気持ちで即決する。なんと素晴らしい事だろうか。

おそらく、この子は、これから3年間を浦添市倫理法人会に所属しながら、実践を続けて、学び続けるだろう。月曜から土曜日まで。そして、幹事、事務長、専任幹事と、いろんなお役を体験していくに違いない。倫理指導も受けて、富士研にもいくだろう。後継者倫理塾にも参加するだろう。3年間で36万円というわずかな金額を10倍、100倍のレバレッジを効かせて学びと成長に活用するだろう。

故郷に帰り、経営者となり、その地の単会でいずれ会長として実践を続けて、奇跡の倫理体験を多くの人に語るであろう。そんな未来を垣間見た。

私が23歳の時はどうだったか。はずかしくなるばかりである。

これを読んだ皆さんはいかがだろうか。



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