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Vol.91:「稲穂」の「弥勒神社長」

「青神馬マキコ」と出会ってすぐ、「浜茶」でミーティングをした。「青神馬マキコ」が蒔く種が膨大で、一旦、全ての情報を聞かせてくれないか、という感じ。

ミーティングを終えて、「五穀神サエ」から「稲穂」の社長は面白いから繋がってみるといいかも、と聞かされていたのを思い出し、近くなのでランチに行こうとなった。社長に会えるかもね、などと冗談言ってたりした。

ちょうど12時くらい、「稲穂」に入ると、まだ客がいない中、1人、入り口すぐの指定席に座るガタイでかい男性がいた。これが「弥勒神社長」との出会いであった。

ひょっとしてオーナーさんですか?と聞くとそうだよ、という。
店に入って1秒のミラクルであった。このミラクルに驚きながら、イノアグー豚トンカツ定食を注文し、イノアグー豚ってなんだろうね、とか話していると、我々の会話を聞いていた「弥勒神社長」が、「イノアグー豚の養豚場、見に行く?」とお誘い頂くのだ。ミラクルは止まる事がなかった。

良いんですか!と、その流れに乗り、食事を済ませて、オーナーの先導についていく。海辺に近いその養豚場農園は、イノアグー豚、ヤギ、フルーツ、などなど、見応えたっぷりであった。水素水を使っているらしく、養豚場特有の匂いもほぼしない。野良猫もたくさん居着いており、子猫がうじゃうじゃいた。
フルーツは勝手に好きなだけ持っていっていいからね、子猫も持っていって、という。面白すぎる展開であった。

そして、もう一箇所のニライカナイ橋の下の土地に案内してくれた。
2500坪もある絶景の土地に、様々な果樹が植えられ、淡水魚の養殖池や、アースバッグ工法の倉庫、洞窟を利用した洞窟ハウス、山小屋数軒、養蜂の巣箱、そして、巨大な布袋像。なにかの王国のようであった。

そして、そこに暮らす謎の芸術家リチャードを呼んでくれた。そう、この日に「仙人リチャード」と初対面したのだ。あとはゆっくりしていってとオーナーは次の案件にむかう。

不思議な午後の時間だった。

さらに、この日の夕方にリチャードの導きによって「梁山泊」に出くわす。なんと濃い日だったか。わずか1日で数十人の南城市のキーパーソンに出会いまくったぼだった。「青神馬マキコ」の人脈繋ぎの恐ろしい事よ。

オーナーは、大病を患い、神秘体験で布袋様、ミロク神との交信を得たらしい。そこから、信仰心とビジネスを両立させているという。店にも布袋様がドカンとあるし、看板にも鳳凰が描かれている。見えない何かを理解している可能性が高い。そして、山茶に展示されている「野津さん」の絵も店たくさん飾っている。「天美久ヨネ」「造化神ジョージ」とも古い付き合いのようである。

不思議な事に「月桃神テツ」も何故だか、このオーナーには気に入られた逸話があるという。

続く。

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