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細胞小器官を覚える理由

アドベントカレンダー6日目の続きです。
noteでは余白が狭すぎるので2つに分けました。
前回の記事はこちら

細胞小器官を覚える事は細胞の構造と働きを覚える事

細胞小器官は、細胞内部の構造物です。
つまり、細胞小器官を覚えることは、細胞がどこで何をしているのかを覚えるということです。

生物の基本単位は細胞なので、細胞を知ることが生物を知ることの第一歩になるのです。
この一歩を踏み出すことで、教科書はかなり読みやすくなります。

体内の反応はいつ、どこで反応するかが大切

体内で起こる様々な反応は、主に化学反応です。
化学反応では「反応物」と「生成物」が大切なので、もちろん体内の反応でもこれらは大切です。
ただしこちらは有機化学の範囲であり、高校化学を学んだ人にとってはつまずきポイントにはなりにくいと思います。

生体内の反応では、上記のポイントに加えて「いつ」、「どこで」が重要になります。

「いつ」は教科書を読めば理解できると思います。
また、「どこで」は臓器や細胞小器官の名前で説明されますが、臓器や器官はある程度ご存じだと思うのでそれほどつまずきません。

しかし、生物を選択していない人は細胞小器官を覚えていないのではないでしょうか。ゴルジ体やミトコンドリアなどの名前が出るたびに逐一調べていては教科書の内容は頭に入りません。
ここでいちいち立ち止まらないために、細胞小器官の暗記を推奨しています。

おすすめの教科書

前回の記事でおすすめの教科書を書くのを忘れてました。
高校生物を軽くさらうなら第一学習社のセミナー生物がおすすめです。

入試に関しても、難関国公立以外はこれだけで十分ではないかと思います。
基礎問題精講までやれば怖いものなしです。

難関国公立を目指す皆さんには文英堂の最強講義、最強問題集がおすすめです。ただ、これは詳しすぎるので自分の志望校では特にどの分野が問われるかを分析し、重要度を考えながら勉強しましょう。

おわりに

長い記事になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

細胞の構造と働きを覚えたら、もう一度生物の教科書を読んでみてください。かなり読みやすくなってると思います。

まだ読めない!ここが分からない!という点がありましたら是非コメントください。できる範囲で回答したり解説記事を書いたりします。

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