見出し画像

首と、横隔膜と、呼吸と。

最近、お客様の首にワークしていると

なんだかリラックスして眠くなっちゃったー

みたいなケースがとっても多い。

なんでだろうと考えると、そこにはやはり解剖学的な繋がりが。

さて、今回は呼吸にとってとても大切な横隔膜と
首との関係について解説する。

横隔膜

呼吸について考えるとき重要な働きを担う筋肉の1つに
「横隔膜(おうかくまく)」がある。

場所的には下の画像のように第7〜12肋骨から背骨に向かってドーム型に付着している。

なぜ、この筋肉が呼吸にとって重要かというと、
「息を吸う時に胸をひろげる」というとても大事な役割を持っているから。


つまり、この筋肉がうまく機能しないと、
息が吸いづらくなってしまう。


気持ちを落ち着かせるために息を思い切りフーっと吐こうとも
それ以前にうまく吸えないなんて
想像しただけでもストレスが溜まらない?

横隔膜を支配する神経

ここからが首との繋がり。
そんな横隔膜を支配する横隔神経は首の骨である頚椎の3〜5番から出て、
そのまま真下に行き横隔膜まで届いている。


ここになぜ首にアプローチをするとリラックスして眠たくなってしまうかのヒントが。

以前にも説明したと思うけど、運動神経が圧迫されてしまった場合
その神経が支配する筋肉はうまく動かなくなってしまう。

なんせ「動け!」っていう命令が筋肉に届かないわけだから。

そしてこの横隔神経、首での圧迫がとても多い。

なので、横隔膜そのものよりも首へのアプローチをした方が、
息の吸いずらさなど呼吸器系の機能低下が改善する場合がある。

では横隔神経を圧迫してしまう筋肉としては何が考えられるだろう?

胸鎖乳突筋での圧迫

まずは前回も登場した胸鎖乳突筋の過緊張での圧迫。
横隔神経、もろに下通ってますね。
この筋肉が過緊張を起こすと頭痛だけでなく、呼吸にまで影響を与えます。

癒着の剥がし方は前回のnoteをチェックしてね。

斜角筋での圧迫

あとは斜角筋(しゃかくきん)。
横隔神経は首から出た直後に前斜角筋と中斜角筋の間を貫いて
下に行くので、この筋肉に圧迫されて機能が低下する場合も多い。

この斜角筋、首を横に倒すのが主な役割。

この画像の曲がっている方の首の間に携帯電話突っ込んでみる。
そして右手を一生懸命動かしてメモする。
そんな動作をしてる人、結構多いのでは?

まとめ

このように、ストレートネックや普段の仕事での何気ない動作などで
首の筋肉がおかしくなっている人がほとんど。

そして、そういった方達の首にアプローチをすると
首の筋肉の緊張が取れ、首の動きや凝りが良くなるのはもちろんのこと、
その下の横隔神経の圧迫も取れ横隔膜がしっかりと動き始める。
その結果深い呼吸がしやすくなり、
リラックスし眠くなっちゃうっていうケースはとても多い。

こんな感じで身体を一歩下がって大きな視点でみてみると、
いろんな可能性が考えられそう。

次回以降の投稿もお楽しみに!





この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

やったー、ありがとうございます!
1

大門 正空 (MASATO DAIMON)

元大手ダイエット専門ジムのパーソナルトレーナー。述べ300人以上に食事アドバイスを含めたトレーニングを指導し、トレーナーの教育、育成も担当。大学、社会人アスリートに対しての競技力向上トレーニング、リハビリ指導などを経て現在はボディーワーカーとして関西で活動中。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。