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痛みの原因となる筋を探す〜頭痛編〜

僕たちを悩ます不快な頭痛。
人によって原因は様々なのだけど、
頭痛が生じやすい原因の1つに頭部への血流不足が考えられる。
ということで、今回は頭部への血流を阻害してしまう筋肉を解説する。

動脈と静脈〜血管の復習〜

その前に簡単に血管の復習から。
血管には動脈と静脈の2種類がある。
動脈は酸素や栄養に富んだ血液を心臓から全身の細胞に運ぶ役目をもつ。

つまり、動脈が圧迫されると脳に酸素がいきづらくなると、
いわゆる頭がズキズキするといった「緊張型頭痛」が生じてしまうという事。


それとは逆に静脈は全身の細胞で作られた老廃物を心臓に戻す役割を担っている。

頭部への血液の流れ

それでは頭部への血液の流れを追ってみる。
心臓のポンプにより押し出された血液は、
首の前側にある太い総頚(そうけい)動脈から頭部へ流れている。
※下の図の丸の中、赤いのが総頚動脈、青いのが内頚(ないけい)静脈。

総頚動脈はその後、①の外頚動脈と②の内頚動脈の2つに分岐する。
外頚動脈は側頭部へ、内頚動脈は頭蓋骨の中を通り目の周りなどに
酸素を送り届けている。

胸鎖乳突筋

では1番の大元、総頚動脈の圧迫から。
この血管のすぐ上には胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉がある。
なのでこの筋肉が過緊張を起こすと、その下の血管が圧迫されてしまい、
結果頭痛の原因になる可能性が高い。


特に携帯の見過ぎ、デスクワークなどでストレートネックになってしまっている人は、
この筋肉に負担がかかっている場合が多い。

頭板状筋

頭板状筋は首の後ろ側にある筋肉で、頭を伸展する役割を担っている。

上の画像のように、この頭板状筋を血管が貫いている。
なので、この筋肉が硬くなってしまった場合も、
血流を圧迫してしまい、頭痛になってしまう可能性があるという事。

問題箇所を見分けるポイント

筋肉の過緊張などで頭痛が起きている場合、
頭のどの辺りが痛いのか場所を把握することはとても大切。

頭板状筋のあたりでの圧迫の場合は後頭部のみになるだろうし、
胸鎖乳突筋の場合は側頭部も含め広範囲の頭痛になる。
側頭部のみの場合は外頸動脈の圧迫も考慮しなければならない。

次回はそれぞれの筋肉へのアプローチを紹介します!

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大門 正空 (MASATO DAIMON)

元大手ダイエット専門ジムのパーソナルトレーナー。述べ300人以上に食事アドバイスを含めたトレーニングを指導し、トレーナーの教育、育成も担当。大学、社会人アスリートに対しての競技力向上トレーニング、リハビリ指導などを経て現在はボディーワーカーとして関西で活動中。
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