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非エンジニアでもクエリを書きたい!知識ゼロからはじめるMetabase

これは、Metabaseがわからなさすぎて病みそうになっていた人が、知識ゼロの段階から「ちょっと仲良くなれそうかも」な段階まで仲良くなった記録です💐

「自分には無理」「難しすぎる」と思っている人でも、「なんかこわくないかも!」と思ってもらえたらいいなの気持ちを込めて書いています。


ちなみに、知識ゼロってどのくらい?

「SQLってなに……🥲?」
「てかそもそもメタベースってなに😢😢?」
「クエリってなに…クエリを書くって……どういうこと😭😭😭」

このくらいの感じです。

もはやググっても何もわからない。ググると余計混乱する。ググりながら泣いている。

「初心者向け」とタイトルにある記事を読んでも、1文目からもうわからない。

SQLはデータベースのアクセスや定義をおこなうための言語です。1970年代にIBMによって開発され、国際標準化機構(ISO)で規格が統一されています。

アクセス?定義?言語?開発????
非エンジニアにとっての心のハードルが高すぎる。



というわけで、社内のエンジニアさんに泣きついて、0から教えていただきました。

以下、教わったことを自分なりに理解して書いたものです。


🐻 🐻 🐻


Metabaseの使い方を知る前に、まずは「データベース」というものがなんなのか?というところから考えてみます。

データベースと聞くと想像するものはなんでしょう?

きっと多くの方が「スプレッドシート」や「Excel」を想像するのではないでしょうか。Notionを使っている人だと、「テーブル」を思い浮かべる人もいるかもしれませんね。

データベースって聞いてふんわり頭に浮かんだ図


Excel、スプレッドシート、Notion。全部正解です🙆‍♀️
これらがすべて、データベースです。

データが入っている場所、すなわちデータベース!

極端なことを言うと、メモ帳に数字や情報が入っていれば、それもデータベースであると考えることができます。


弊サービス「SUZURI」でも、巨大なデータベースを使用しています。

会社で使用しているデータベースを例えるならば、巨大な図書館
大事なデータがびっしり詰まった、情報の宝庫。

会社のデータベースには大量の情報が格納されている

スプレッドシートやExcelであれば、売り上げなどのデータを簡単に見られますよね。ですが会社で使用しているデータベースはそう簡単に覗くことができません🤧

なんせ情報量が膨大ですし、セキュリティもがっちりしています。

さて、どうする👀?

ここで登場するのが、本日の主役「Metabase」くんなのです👏👏👏👏👏


有能なMetabaseくんは、データベースから必要な情報を取ってきてくれるのです。

擬人化しようとしたらすごく悪い顔のイラストが出てきてしまった


しかし!ここで問題が発生します。

図書館で司書さんに相談するのであれば、「すみません、〇〇についての本を探したいのですが……」と話しかければOKですよね。相手はMetabase。そうはいきません。


なんとMetabaseくん、日本語がわかりません🤖🌀


彼にお願いごとをするためには、専用の言葉で話しかける必要があるのです。彼が理解するのは、SQL(エスキューエル)と呼ばれる言葉。

SQLをフルネームで書くと、Structured Query Language。
あえて日本語に意訳してみると「構造化された、質問のための言語」という感じでしょうか。

データベースという大きな金庫の中にあるお宝(=情報)を、とくべつな言葉(=SQL)で話しかけると取ってきてくれる仕組みです。

「Metabaseくん、先週の売り上げデータを取ってきて!」


子どもに話しかけるときは、しゃがんで目線を合わせる。
海外旅行に行ったら、その土地の言葉で挨拶する。
Metabaseくんにお願いごとがあるときは、「SQL」で頼む。

いいぞいいぞ、なんだかちょっとわかってきた気がしますよ。


📕 おまけ 📕 
もっと詳しく知りたい方はこちらがオススメ💁‍♀️

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<次回予告>
テーブルってなに?カラムってなに?

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