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離婚 with 持ち家 ~売るべきか売らざるべきか~

私の場合

私は下記のような日程で離婚への協議を進めました。
’20年4月 別居開始
’21年2月 離婚協議開始
’21年8月 協議離婚成立
持ち家有り、ローン残債有りの状態で協議が始まりましたが
「なるべく早くすべてを終わらせたい」と思って、売却はせず
一社のみ見積もりを取ってその評価額で財産分与を進めました。
その後、現在は売却に向けて進めていますが
少し落ち着いたので売ったほうがよかったのかまとめてみました
売却に関わるアレコレこちらにも記載していますので是非

売却or保持 フロー作ってみた

基本的な考え方

財産分与の際はややこしいことは抜きにして(特にローン残債がある場合は)売却するほうがお互いすっきりすると思います。
まだ、持ち家に住んでいますが正直よかったことも悪かったことも
どっちも思い出してしんどいです。
いくらで売れるかわからない中では、売却して現金化する もしくはローン残債も含めて財産分与で相殺しておくほうがよかったと思います。
その中で、売却できない理由やその家を残しておきたい場合もあると思うのでそれぞれの場合でまとめてみました。

売却せずに見積もり額で財産分与する

かならず相見積もりを取るべきです。
その中で自分に有利な条件での見積もりのみを提示すればいいと思います。
逆に相手が見積もり額を提示してきた場合は
「その額が妥当か」を見極めるため自分でも見積もりを取って
お互いの額を照らしあわせて腹落ちさせるようにしましょう。
自分はもともとは持ち家にしばらく住むつもりでした。
理由は万が一養育費が払えないような状況(死亡)になった場合、不動産を子どもたちへ残すことができるから。生命保険のような意味合いで。
ただ、別の危機管理もできそうなので今は売却へ向けて進んでいます。

仲介による売却

時間に余裕があるのであれば、仲介による売却が一番望ましいと思います。
売却価格は時勢にもよるので
大きく上振れすることもあれば下振れするリスクもあります。
振れ方が数百万単位なので大損するリスクを考えたら納得できるし
何よりすっきり新しいスタートが切りやすいと思います。

買取業者による売却

買取買取保証付仲介というサービスをしている業者もあります。
短期で決着をつけたいときはこの方法です
しかし、買取価格は相場価格より下がります
(メルカリで売るより、bookoffで売ったほうが楽だけど儲けは少ないのと一緒です)
業者も売れ残りのリスクがあるため、結構低くなるイメージがありますが
売れないよりマシ。売れないと離婚できない(涙)
という状態ならこの手段もあることを念頭に進めるといいかもしれません

名義は相手だけど、家に住み続ける必要がある

これは結構あるケースだと思います
「子どもを転校させたくないけど、名義人が相手」
のようなケースだと思います。
基本的に住宅ローンは「名義人が住んでいる」ことが前提としたローンです
相手が途中でローンの支払いを止めたり、金融機関に実態がばれたりするリスクがあるため
そのままにせず名義を変えることが望ましいです
ただし、ローンを組むためには審査を通す必要があり
場合によっては金利が上がったり、そもそも審査が通らない場合もあります
リースバックと呼ばれる、売却後に賃貸料を支払って住み続けるという方法もあります

一番、もめると考えられるのがこのケースだと思いますが
住環境が整わないと新しい生活もままならないので
慎重に話を進めていく必要があると思います
「もう売却しかない」となる前に選択肢を広げて何がベストか考えてみてください


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