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『あまちゃん』4K再放送(第25週)「おらたち、いつでも夢を」今さら感想文

言わずとしれた、宮藤官九郎脚本による2013年度(平成25年度)上半期のNHK朝の連続テレビ小説。
10年後の今回の再放送で、私の鑑賞は3周目。
実際には、本放送時に毎回2~3回観ていたし、今回も毎日の放送(録画観賞)と日曜日の一挙放送を観ているので、事実上5~6回目の観賞ですが、あたかも初めて観たかのような感想を書きます。

アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)を再びアイドルにしようと、水口(松田龍平)が北三陸に戻ってきた。しかし、ユイの心は固く閉ざされたまま。水口の話に全く聞く耳を持たない。ユイは心に深い傷を抱えていた。アキはユイを心配し、多くの思い出が詰まったお座敷列車を復活させようと考える。一方、水口は、再び琥珀堀りの勉(塩見三省)に弟子入りすることに。そして意外な客が北三陸にやってきて?!

第145回:初回放送2013年9月16日(月)

チャリティーコンサートで東北各地をまわる途中、アキを訪ねてきたGMTの仲間たち。現役のアイドルの登場に町は大騒ぎに。かつての仲間の活躍を誇らしく感じるアキ。一方、ユイはGMTを苦々しい思いで見つめていた。あきらめていたアイドルへの夢を再び思い出したユイは…。一方、春子(小泉今日子)と太巻(古田新太)は悩んでいた。鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)にコンサートの出演依頼が来たのだ。

第146回:初回放送2013年9月17日(火)

GMTが北三陸にやってきたことをきっかけに、一度はあきらめたアイドルへの夢が、ユイの中で再びよみがえった。アキとユイは「潮騒のメモリーズ」を復活させ、活動を始める。北三陸市長選挙で、功(平泉成)が当選し、北鉄の存続に向けて動きだす。一方、東京では、鈴鹿ひろ美が東北各地を回るチャリティーコンサートで歌うことを勝手に決めてしまい、春子は困惑していた

第147回:初回放送2013年9月18日(水)

鈴鹿ひろ美が東北でチャリティーコンサートを開くことが決まり、北三陸にもやってくることに。春子が歌の特訓をする一方、アキはコンサート会場となる海女カフェの再建に燃えていた。しかし、町の復興が難航する中、海女カフェの再建は思うように進まず、人々の心にも影を落とす。そんな中、アキたちはできることからはじめようと、がれきの撤去作業に取りかかる。

第148回:初回放送2013年9月19日(木)

北鉄の運転再開が海開きの日に決まり、鈴鹿ひろ美のコンサートはその前日に開かれることになった。会場となる海女カフェの再建に、アキや町の人々は大忙し。そこに、アキがかつてテレビで共演したさかなクン(本人)がやってくる。さかなクンの手助けもあり、海女カフェは新しく生まれ変わる。その頃、喫茶リアスには、まだ東京にいるはずの鈴鹿がいた。そして、漁から帰った忠兵衛(蟹江敬三)と…。

第149回:初回放送2013年9月20日(金)

予定より早く北三陸にやってきた鈴鹿ひろ美の登場に、町は大騒ぎ。ユイも大女優を前に興奮を隠せない。天野家に転がり込んだ鈴鹿は、春子がかつて青春を過ごした隠し部屋を気に入り、コンサートまでの間、使うことにする。翌日、梨明日で大吉(杉本哲太)らと話した鈴鹿は、天野家の3代、夏(宮本信子)・春子・アキが、それぞれ北三陸のアイドルだったのだと気づく。

第150回:初回放送2013年9月21日(土)

上記あらすじはNHK公式サイトから拝借

25週目の「あまちゃん」。実は第9週目の感想で「このドラマの登場人物たちにとって最も幸せな瞬間がこの回(お座敷列車の回)だったかもしれない」と書いていたのですが、まさに本人たちがそう言ってますね。

お座敷列車の進化系「海女カフェ」に向けて、クライマックスへ向けて、復興へ向けて、登場人物たちが大集合するいわゆる「寄せ玉」。
長い時間を共に過ごしてきた鑑賞者だけが得られる至福の時間。
いよいよ来週が最終週。

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