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アイドル戦国時代1985年(前半)・聖子引退

同時代性を確認しようと、1985年(昭和60年)の主要な女性アイドル曲を発売日順に並べただけのプレイリストを作ってしまい、より詳しい情報を記録したくなったので作った、まったく個人的なメモ。

1985年1月16日発売

『二人だけのセレモニー』 岡田有希子

作詞:夏目純/作曲:尾崎亜美/編曲:松任谷正隆

特にファンではなかったけど岡田有希子だけは全部記録しようと思う。

1月30日発売

『天使のウィンク』 松田聖子

作詞・作曲:尾崎亜美/編曲:大村雅朗

松本隆から離れる。

2月21日発売

『無国籍ロマンス』 荻野目洋子

作詞:岡田冨美子/作曲:坂本龍一/編曲:入江純

坂本龍一だったので。

『卒業』 斉藤由貴

作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:武部聡

武部聡(志)の名を小林麻美作品以外で初めて見たと記憶している。

2月27日発売

『卒業-GRADUATION-』 菊池桃子

作詞:秋元康/作曲・編曲:林哲司

初の1位曲。同時期、尾崎豊「卒業」もあった。

3月5日発売

『ジェラス・トレイン』 河合奈保子

作詞:売野雅勇/作曲:筒美京平/編曲:萩田光雄

個人的に河合奈保子にベタ惚れだった時期。

3月8日発売

『ミ・アモーレ』 中森明菜

作詞:康珍化/作曲・編曲:松岡直也

まさか、大御所松岡直也が。

3月21日発売

『タッチ』 岩崎良美

作詞:康珍化/作曲・編曲:芹澤廣明

ギターは矢島賢。

4月10日発売

『常夏娘』 小泉今日子

作詞:緑一二三/作曲:幸耕平/編曲:矢野立美

すっかり1位常連だが、あまり印象に残ってない曲。

4月17日発売

『Summer Beach』 岡田有希子

作詞・作曲:尾崎亜美/編曲: 松任谷正隆

特筆すべきことはないんだけど。

4月20日発売

『殺意のバカンス』 本田美奈子

作詞:売野雅勇/作曲:筒美京平/編曲:中村哲

この曲を入れたいがために85年版を作ったと言っても過言ではない。

5月9日発売

『ボーイの季節』 松田聖子

作詞・作曲:尾崎亜美/編曲:大村雅朗

ラストシングル。

5月15日発売

『BOYのテーマ』 菊池桃子

作詞:秋元康/作曲・編曲:林哲司

菊池桃子も1位常連に。

5月21日発売

『恋してカリビアン』 荻野目洋子

作詞:松井五郎/作曲・編曲:中崎英也

「タッチ」と並ぶこの年に生まれた定番応援歌。
斉藤由貴衝撃デビューCMソングを歌っていたのがこの作編曲の中崎英也。

『白い炎』 斉藤由貴

作詞:森雪之丞/作曲:玉置浩二/編曲:武部聡志

個人的には斉藤由貴で一番好きかも。

6月12日発売『デビュー〜Fly Me To Love』河合奈保子
作詞:売野雅勇/作曲:林哲司/編曲:鷺巣詩郎
も入れようか迷ったが河合奈保子好きにもほどがあるのでやめた。
正直、売り上げ数やランキングの記録ほど印象に残っていないし。


6月19日発売

『SAND BEIGE -砂漠へ-』 中森明菜

作詞:許瑛子/作曲:都志見隆/編曲:井上鑑

曲調も作家陣の起用法もジャケット写真も当時は挑戦的だった。

6月21日発売

『「C」』 中山美穂

作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲: 萩田光雄

この曲、超絶大好き。

6月23日発売『恥ずかしすぎて』南野陽子
作詞: 康珍化/作曲: 都倉俊一/編曲: 大村雅朗
という南野陽子デビュー曲もあったんだけど、全然売れてない。
ナンノのブレイクは2,3年先。

松田聖子が結婚。今でこそ「活動休止」と言われているが、当時、活動休止なんてことも「後で復帰します」なんてことも言ってなかったと記憶している。ママドルなんて言葉もなく、「結婚=引退」が世間の常識だった。だって一般企業だって「寿退社」の時代だからね。
(大々的な引退コンサート商売をしなかったことを考えると復帰は既定路線だったのだろう)
聖子引退に伴い、明菜・今日子+桃子時代に突入するかと思われたが、後半に新しい波がやってくる。(後半に続く)

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