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高校に行かなくてもいいという選択

~はじめに~

僕は高校2年で高校を退学になった僕が高校卒業程度認定試験で専門学校に現役で入学した。

この話はあくまで「そういう道もある。」というだけの話で「高校にいくな。」とはき違えるのは僕が責任を持てないので勘弁。

それと初めての記事なので拙い文章だと思うがそれも勘弁。

この話は大学等進学を考えている高校受験生、その親御さんをはじめ「高校卒業程度認定試験」の認知度の向上の為、少しだけ書こうと思う。



じれったいから結論からいうと。

文部科学省が実施している「高校卒業程度認定試験

というやつに合格すれば高校をすっとばして進学できる。

高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)とは

高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができます。
(大学入学資格検定(大検)は、平成17年度より高等学校卒業程度認定試験にかわりました。)(文部科学省HP http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/ から引用)

高等学校卒業程度認定試験(以下、高認験と表記する)は大学卒業資格を持っていない満16歳以上の人なら受験でき、実施されている教科の中から選んで同年代の人たちが高校卒業の年までに必須科目を合格すれば高校卒業者と同じように進学できる。面接だけで簡単に入学できる専門学校はもちろんのこと、しっかりと勉強していれば東大にも入学できるだろう。たぶん。

だが、「勉強をサボりたいし高認験でいいや」と決断するのはあまりにも得策じゃない。


高認験を選ぶデメリット

デメリットは大きく2つ。


1つ目 「義務教育というしかれたレールに沿って今まで生きてきたのにいきなりそのレールから外れ自分から行動を起こし希望する進学先にいくことができるのか。」

決めつけるのは好きじゃないうえ僕の経験則だが、勉強をサボる癖がついてる人は自分から行動を起こすことが苦手な人が多い。そういう性格なのにレールから外れ高認験を選択してしまうと結局受験勉強どころか高認験受験の申し込みもせず結局浪人。なんてことが十分あり得ると思う。だったら敷かれたレールにまだのってたほうが楽だよって話。


2つ目 「親は自身の子供がレールから外れるのを嫌う」

この壁をぶち壊すには高認験を考えている人の生き方が大きく反映してくる。実際僕も2日くらい反対された。だがそのときにはほぼ親にあきれられた状態だったから大して反対されずに済んだのだろう。僕の話は需要があればちょちょっと書くがそんな需要はないだろうからとりあえず保留。

話を戻そう。

親に高認験での道を進むのならしっかりと将来こういう仕事に就きたい。それでこういう進学先に進むために自主勉強として1日をこうやって過ごす。とか、周りが高校に行っている間やりたいことがあるでもいい。自分の将来のビジョン、それまでの過程を親にプレゼンなりして説得すれば認めてもらえることもある。


3つ目 「大学等進学先を退学すると中卒扱い」


もし、高認験を合格し大学等に進学したとしよう。その進学先を何らかの事情で中退してしまい卒業できなかった場合、「最終学歴が中学校卒業」になってしまう。

高認験は「高校卒業」扱いではなくあくまでも、「高校卒業程度」扱いだということを高認験受験者にはしっかりと考えてほしい。



高認験という道に進むデメリットを述べ、それの対処法とした例を挙げてみたが僕が思いつかない対処法もあるだろう。自分の置かれた環境にあった対処法を見つけてほしい。

そして、見つけられずに親に認めてもらえないのであれば1つ目のデメリット同様、素直にレールに乗っておいたほうがおそらく簡単。

デメリットだけじゃ否定しているようにしか見えないからメリットも書く。

高認験は人によってはでかいメリットがある。


高認験を選ぶメリット

1つ目 「無理をした人付き合いがない」

高校なんて公立だろうが私立だろうが定時だろうが人付き合いが必須になっている。苦手だからこそ今後に備え付き合いに慣れるというのも勿論素晴らしい向上心だと思う。でも、無理して将来の夢にたどり着く前に自分が壊れちゃったら意味がないから頑張らない程度に頑張ろうって僕は思う。だから苦手な人たちと付き合うよりネッ友とか気の合うやつらとだけ付き合ってトレーニングするって道もある。


2つ目 「通学時間がない」「生活リズムをあまり気にしなくていい」

僕もめっちゃ思う。だから今、進学先の学校からめちゃくちゃ近いところに住んでる。高認験を受ける気がない高校受験生にも参考にしてほしいと思っているくらい通学時間、距離はめんどくさがりな人ほど条件に入れるべきだと思う。朝に弱いっていうのも学校に遅刻しまくって単位落としたら高校言った意味薄れるし。


3つ目 「勉強のスピードをある程度自分で決められる」

僕は頭が悪いからよくわかんないんだけど一応書く。地元の友人で県内で一番偏差値の高い高校に進学して東大に入学したやつが「高校の授業は出てたけど高3とかはほぼ自主勉してた」って言っていたから恐らくそういう人もいるのだろう。こういう人はこういう記事見なくても答えがでてそうだけど。

こういった大きいメリットも勿論ある。

最後に。

僕みたいに高校2年行って途中から高認験に切り替えて進学してもいい。自分の心と今、そしてこれから置かれる環境と照らし合わせてよく考えて高認験なり高校進学を考えてほしい。僕が言うには傲慢だとも思うが、お子さんが高校受験を控えている親御さんも「自分や周りの歩んできた人生」に価値観を引っ張られすぎず、この話を見て「こういう道もある」ということを少しでも頭に入れて柔軟に寄り添って欲しい。

重々言っているが、「こういう道もある」という提案の話であって決してうのみにはするな。

少しでも、楽しく、楽に生きれるように頑張らない程度に頑張ろ。


予定より長くはなってしまいましたが最後までご拝読していただきありがとうございました。

批判コメント含め読者様への貴重な主張になると思うので各種コメントお待ちしております。


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