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親に知ってほしい金融知識『お金を借りられるアプリがあることを、子どもより先に知っておきましょう😅』

こんなサイトがありました。


なんと、お金を借りることのできる「スマホアプリ」の比較サイトです。

読んでみると、お金を借りるという表現も使っていますが、同時に「融資」という言葉が多用されています。


何と言うか・・・

「融資」という言葉を使われると、何か前向きなことのためにお金を借りるようなイメージを、私は持ってしまいます。

実際調べてみると、本来「融資」とは事業用資金を借りることであり、資金調達の方法の一つです。

ところが最近は、一般的な消費者金融を利用して個人がお金を借りることも、「融資」と呼ぶようです。

ざっと例を挙げてみると、

  • 即日融資

  • 融資スピード

  • 連帯保証人無しで融資可能

  • 最短30分で融資

  • 振込融資

  • 1000円単位の少額融資

  • アプリで融資

  • バレずに融資

  • 個人向け融資

  • 融資審査

  • 最大100日間利息0円で融資

こんな言葉がこのサイトには書かれていました。


何か事業を起こしている人が、たとえば新しい仕入れをしなければいけないとか、売上金が入ってくるまでの間の従業員のお給料だとか、これから売上げや利益を産むための基となるお金を借りることであれば、これは間違いなく「融資」という言葉が当てはまります。

けれど、個人が消費者金融からお金を借りることは、果たして「融資」という言葉が適当なのでしょうか?


このように、スマホがあれば簡単に「融資」という名の「借金」ができる時代となりました。

しかもそこで競争されているポイントを集約すると、

  • どれだけ早くお金を手に入れることができるか

  • 誰にもばれずにお金を手に入れられるか

  • どれだけ審査が簡単か

どうやらこの三つのようです。


ここで紹介されているのは正規の貸金業者ですから、金融庁にも登録され、法律に則ってお金を貸し出しています。

テレビコマーシャルなどでもよく見る業者さんばかりです。

法外な利息を取られることもありません。(初めての場合、年利18%が相場だそうです)

おっかない人が乗り込んで来て、怖い取り立てをされることも無い・・・はずです😅

けれど成人年齢も18歳に下がり、若い人たちがより簡単に、スマホ1台でお金を借りれる時代となってきたことは、間違いありません。


親として、せめて、、、

銀行や消費者金融に、実際に足を運ばなくても、

仮に家にいても、こんな簡単に「借金」ができるのだと、

そんな世の中の仕組みを知っておいてください。


人は慣れてくると、罪悪感や恐れが薄まるものです。

正規の貸金業者だけを利用していた子どもたちが、いつしか本当の闇金からお金を借りるように、感覚が麻痺してくるかもしれません。

そうなれば、本当におっかない人が来るかもしれません😱


親として、子どものお金の使い道に口を出すことは、原則厳禁です。

けれどそれは、お金の使い道をまったく関知せず、無関心になる、ということとは違います。

口は出さないけれど、「いつもおまえを見ているよ」というサインは、送ってあげていいのです。

何より、できるだけ借金をしなくてもいいように、貯金だったりお金の管理だったりが小さなうちからできるように、親として我が子を指導するよう心がけていただければと願います。


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■ Kindle電子書籍 10冠獲得 ■


たくさんの方に応援していただき、心を込めて書きました。お金の知識や技術というより、私の思いが詰まった本となっています。

本書に従って子どものお金教育に取り組んでいただければ、必ずお金と上手に付き合えるお子さんになれると信じて、書き上げました

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* レビューをご紹介💖 *

*江村恵子

★★★★★素晴らしい本です

2022年6月23日に日本でレビュー

子どもさんを持つご家庭に是非読んでもらいたいです。
一章から感動しました。
お金教育が全く出来なかったので、わが子が小さいときに読みたかったです。
素敵な本をありがとうございました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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