第33回プレビュー 浦和レッズvs水戸ホーリーホック

天皇杯3回戦 プレビュー
浦和レッズvs水戸ホーリーホック

いつも読んで頂きありがとうございます。
今回も開いて頂きありがとうございます。

天皇杯連覇を目指して3回戦に挑みます。対戦相手はJ 2の水戸ホーリーホックです。韓国、中国、タイ、大学生と様々なカテゴリーをプレビューしましたが、いよいよJ 2です。いつも読んで頂ける方なら分かると思いますが、J 2まで見る時間を割けていないので今季初J 2視聴になりました。

カテゴリーが違うからこそ、いつもより入念な準備にこだわらなければいけないと思ってます。自分のできる限り一生懸命作りました。最後まで読んで頂けると嬉しいです。

では、プレビューを始めたいと思います。


〜水戸ホーリーホック最近の結果と今季〜

第23節 琉球戦 3-1○
第24節 アビスパ戦 1-1△
第25節 甲府戦 1-1△
第26節 山口戦 0-1●
第27節 横浜FC戦 0-0△

天皇杯2回戦 京都戦 1-0○

11勝12分4敗 31得点 19失点 勝ち点45 現在5位。

ホーム戦の成績 5勝6分1敗

J1昇格も現実味を帯びてきている位置につけています。

個人的な意見ですが、シーズン後半戦時期のJ1中位以下とJ2トップ争いをしているチームが10回対戦したら6回はJ 2トップ争いのチームが勝つのではないかと思っています。やはり勝ち癖というのはとても重要なことだと思っています。浦和は現在中位ランクに位置しているので、今対戦は充分に同じ土俵の対等な拮抗した戦いであると想定します。これは、流通経済大学戦で言及したことと同じです。


〜得点パターン〜

セットプレーから…13得点
ドリブルから…5得点
クロスから…4得点
ショートパスから…4得点

セットプレーが爆発的すぎます。
なので、セットプレー専門家ではないですが、後ほど徹底的に洗い出してみようと思います。


〜失点パターン〜

クロスから…7得点
セットプレーから…5得点
ショートパスから…3得点

平均失点0.70。J 2でこれだけの平均失点を叩き出せるのは凄すぎます。


〜中2日続きでメンバーは読めない〜

今対戦は、両チームともリーグ戦の間で行われる超ハードスケジュールでの対戦なので、人選は読みづらいです。

同じ土俵の試合とは言っても、水戸にとってはある種の晴れ舞台的な試合だと思うので、本来ならベストメンバーで浦和戦に臨みたいはずです。

水戸の昨年の天皇杯3回戦は川崎戦でした。
このときも連戦だったので、リーグとは代えてターンオーバーしていました。それに対して川崎のメンバーを見ると、GKソンリョン、DFには谷口エウシーニョ、中盤には憲剛家長守田、FWには小林が起用されているベストメンバーに近いメンバーでした。

結果は水戸のボロ負けかと思いきや90分を1-1、延長でも決着付かずのPK戦で川崎が何とか勝つという結果になっていました。

J 2がリーグ戦で出ていないメンバーで挑んで、J1トップチームがベストメンバーを揃えた公式戦というのも日程的に中々あってはならない気がしますが、水戸がこれぐらい戦えるんだよ!と分かって頂ける目安になるかと思います。更に昨年は長谷部監督就任1年目でしたが、今季は上積みした 2年目でJ 2優勝争いしている水戸なので、充実度は高くなっていると思います。

私が観た水戸の試合は、あくまでリーグ戦のみなので、水戸の警戒選手を紹介しますが、彼らの出場は不透明です。なので、長谷部監督が作り上げる全体像や選手が変わっても変わらないであろうと思われる部分を中心にできる限り言及していこうと思います。 


〜水戸の4日前のスタメン〜

※青が4日前(横浜FC戦)のスタメンです。
※白がリーグ戦でも出場時間が多くターンオーバーでも遜色なく戦えそうなメンバーです。

•セレッソからレンタルの福満が出場可能。
•神戸からレンタルのが出場可能。
•ジュビロからレンタルの小川が出場可能。

以上、ターンオーバー出来そうなポジションは変えて水戸的にどうしても外せない選手を数人だけ抜擢させた予想スタメンを今回は載せてみます。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓


•予想?願望?スタメン

4番のンドカは、本来常時スタメンの選手です。しかし前節は累積でお休み。浦和戦に向けては優秀な選手を温存できました。
•38番は神戸からレンタルの。本当はJ 1のレギュラーCBを張れるほどの実力者。質の高い左利きの持ち主で、浦和自陣から早めに攻撃を始める試合が想定されるので、宮の存在感は際立つ可能性あり。
•左SB志知は外せませんね。J1クラブに引き抜かれるのも時間の問題だと思います。外せない理由は後ほど。
•8番のも外せません。水戸の心臓です。

前寛之から出てくる質の高い視野とパスと同時に浦和と同じく5-4-1で守る相手チームを破壊させる術を植え付けられているシーンを映像で確認します。

・FWに小川をジュビロからレンタル獲得してから、水戸の攻撃に幅が生まれました。明確に起点となってくれる選手の加入で、様々な前進の仕方、頼りどころ、ゴール前の決定力が増えました。本音ではターンオーバーせずに出場させたい選手ですね。

小川のゴール集です。

・18番白井のロングシュートでの決定力も見逃すわけにはいきません。1年に一度あるかないかの凄いシュートを2度決めています。このようなゴールで沈まないようにしたいですね。


そして!そして!

水戸を劇的に発展させてJ1昇格も現実味を帯びるまで導いた最大の要因は、長谷部茂利監督だと思います。噂には聞いてましたが、かなり優秀な監督ですね。賢い伊藤涼太郎が化けられたのも、長谷部監督の下で経験を積めたからだと思います。浦和をどう見ているのか。浦和戦に何を仕掛けてくるのか。今からうずうずします。



〜水戸のプレー原則〜


「攻撃」・・・自陣で奪われずに良い状態の選手へ。最優先は最前線。

ゾーン1
•より良い状態の選手にテンポ良く繋ぐ。
•プレッシャーがかかればリスク回避も含めて省略して前線へ送る。

ゾーン2
•前方にスペースがあれば、運ぶドリブル。
•プレッシャーの有無にかかわらず、最前線の選手が良い状態のときは中央省略させる前線へのロングパス(スルーパス)。

ゾーン3
•テンポよくパスを回せる為の距離間を保つ。
•クロスを上げやすい状況を作り出す。
•クロスの起点はファーサイド。


「ネガティブトランジション(攻撃から守備の切り替え)」・・・ボールホルダーへのプレスを明確にして前方へ行かせない

ゾーン1
•ボールホルダーへのプレスの明確化。
•相手ストライカーをフリーを即時に対応。
•失点の確率を最小限にする限定。
•遅攻させる。

ゾーン2
•ボールホルダーへのプレスの明確化。
•中央を消しながら失点の確率を下げる。
•遅攻させながらポジション回復を図る。
•前進をスムーズにさせない。

ゾーン3
•前を向かせないことを大前提に即時奪回できる状況を作る。
•ボールホルダーへのプレスの明確化。


「守備」・・・矢印を示して奪いどころを共有させて次への移行も設計させる

ゾーン1
•ボールホルダーへのプレスを明確化させて前方にスペースを与えない。
•ボールホルダーとゴール線上を結ぶ位置に立つ。
•ゾーンディフェンス。
•中央→内側(ハーフスペース)→外の優先順位で連動させる。

ゾーン2
•ボールホルダーへのプレスの明確化。
•中央にコンパクトさを保つ。
•中央を消して後ろ向きのパスを出させるよう仕向ける。
•ショートカウンターへ素早く移行できるような距離間を保つ。
•ボールの移動中に距離を詰める。

ゾーン3
•ボールホルダーへのプレスの明確化。
•最前線の選手が矢印をつけて連動の効率化。


「ポジティブトランジション(守備から攻撃の切り替え)」・・・意図的に奪った守備からスムーズにゴールへの最短ルートを選択する

ゾーン1
•前線へ起点を作らせる早めのロングパス
•リスク回避も含めてより良い状態の選手へパス。

ゾーン2
•前方にスペースがあれば運ぶドリブル。
•最前線の選手が良い状態であれば背後へのパス。
•意図的に守備から奪えた場合は、ボールホルダーの選手を次々に追い越していき、ゴールに直線的に向かう。

ゾーン3
•意図的に守備から奪えた場合は、簡潔に決められる手段を的確に判断•実行。
•優位なスペースを見つけて得点の確率を限りなく高める。


プレー原則とまで言い切れませんが、4局面の各ゾーンで見られた水戸の狙いや傾向です。大枠は外れてませんので、水戸の色は感じてどのようなチームであるかは理解することができたはずです。


〜完成形のゾーンディフェンスから見える展望〜

水戸の非ボール保持時、ゾーンディフェンスは、Jトップクラスの強固さを誇ると思います。浦和戦を見て頂ければ分かりますが、完成度の高さにかなり驚くと思います。

基本的に水戸は、ボールを奪いに行くと言うよりも、「ミスを誘発させる」「次第に限定して相手の思惑をさせない」意識が強い為、無駄にバラけたり外されたりすることはありません。

全員で1つの生き物となって行動することができているので、結果的に意図的にボール奪取できています。

水戸の最前線の2人のスタート位置が浦和のボランチを背中でマークしている位置からなので、浦和の最終ラインから中央を経由して前進することは難しくサイドに誘導させられることは必須だと思います。サイドに誘導されてから、再度中央に出させるように仕向けて、案の定入れてきたのを囲い込んでボール奪取してしまう再現性の高さには、素晴らしいの一言です。

映像で確認お願いします。


他には前述しましたが、相手のパス回しのボールの移動中に距離を詰めてコースを限定することが徹底されているので、常に相手に時間を与えていません。更にボールを下げさせるように仕向けるのが巧く、下げたパスに対しては徹底的に連動して嵌めにいくので相手は苦しみます。



〜想定される試合内容〜

水戸は自分たちからプレーを始めるよりも、相手にプレーさせた所から始めた方が生きるチームだと思うので、試合は浦和ボール保持で進むはずです。水戸が得意なことを反映させるなら、ボールは浦和に握らせるもののラインは下げすぎずに前述したように完成された守備でゾーン2までで引っ掛けてからショートカウンターで得点という狙いを持たせると想定します。

浦和は、札幌や名古屋相手でもスタートの最終ラインから効果的に前進できていなかったので、ターンオーバー関係なく水戸のファーストラインを越えるのも相当苦しむ試合になると思います。最近のレビューでは、どのように相手自陣に侵入して、どのように最後のゾーン3に侵入していくのかを考察していますが、大槻監督的に変わることなく現状は効果的ではないことを継続してトライさせていくのか、キャラクターが変わって柔軟に変えてみるのか。J2相手の守備だと思って試合に入ると痛い目に遭いますね。これだけは断言できます。大槻監督も「どういう練習しているのか気になる」と言うほど水戸の固さ、真面目さには感服しているので、どのような狙いを持たせるのか注目します。

中央→外→中央の前進ルートは確実に危なさを感じています。

1つ1つのパス続きだと引っ掛かるので、左右CB→シャドーの対角の一列飛ばしたパスやダイレクトパスで一瞬の違いを駆使して越えていかなければ相当苦しむと思います。そのような工夫と実際のトライがないと、また無意味なティキタカ(パスのためのパス)で、試合が動かない展開になると思います。


水戸のボール保持も恐らく、繋ぐことよりも早めに浦和陣に入れてから攻撃を仕掛けてくると思います。3-4-2-1を相手にどこを破壊させればいいか植え付けられていることは前述しました。浦和はセットできた非ボール保持の対応は武器になりかけているので、メンバーが変わっても適切に対応することができれば、大槻監督の信頼度は一気に右肩上がりですね。


〜水戸最強のコーナーキック〜

Jトップクラスのセットプレーゴール数です。今回はド素人が水戸のデザインされたコーナーキックを解剖してみようと思います。

キッカーは右利きの平野、木村、左利きは浅野。複数のキッカーを揃えています。今回はキッカーの蹴る瞬間の手の動作に注目しました。

手の動作は主に2つ。

①片手横に水平→ニアサイド

②両手をバンザイ→ファーサイド

又は、

①片手横に水平→ファーサイド

②両手をバンザイ→ニアサイド 

最近では1試合ごとにチェンジしています。

直近の試合では、

①片手横に水平→ファーサイド


②両手をバンザイ→ニアサイド 

写真を見て頂ければ分かりますね。

実際に私の読み通りになるかは分かりませんが、最初のCKの手の動作を見て蹴ったエリアを把握できれば、その後は変わることありません。

総括しますと。1試合ごとに変えているのを考えると浦和戦では、、

①片手横に水平→ニアサイド

②両手をバンザイ→ファーサイド

になるかと思います。手の動作を見分けることができれば確実視抑えられる訳ではありませんが、数秒早く身構えることができると思います。

試合を観る私たちは単純に手の動作で蹴るコースが分かる楽しさを味わえることをお伝えします。

しかし。浦和はゾーンではなくマンマークの対応なので、マークする相手に影響を受けなければいけません。

今回は水戸が得意とする4つのCKパターンを紹介します。

一応、図にしてみました。ファーサイドで蹴る瞬間にマークを外すために味方を利用して隠れて、回り込んで、かく乱してフリーになるというコーナーキックを用意しています。志知が回り込み担当になっています。志知は2点セットプレーから決めています。出場あればセットプレー最大警戒選手です。

映像で確認お願いします。


グラウンダーか低いライナー性のボールを送ります。それに対して、本当はニアサイドの選手から触れるのに3人ほどが触ろうとせずにスルーしてファーサイドからフリーになった選手が振り切って決めます。



③ニアサイドの更にニアに送って逸らしてファーサイドに走りこんだ選手に押し込んでもらうという基本的なものも用意しています。最初はゴールキーパー付近にいて、蹴る瞬間にグッとニアサイドのニアに走りこんでフリーになろうとします。



④こちらも志知を生かすデザインです。ファーサイドのファーサイドに孤立する志知に送り込んで折り返して合わせてもうというこちらも基本的なものですが、志知の強さや味方に繋がる正確性は圧巻です。


「志知with仲間たち」だと勝手に思うほど、セットプレーの志知の存在感は抜群です。J最強のセットプレーを誇る水戸にマンマークで守る浦和。浜野コーチにかかる期待は余りにも大きいですね。

以上、本当は毎回これぐらい追及したいセットプレーについて言及しました。


・まとめ

改めて伝えておきたいのは、水戸はめちゃくちゃ優れた2チーム分の戦力を保持している超強敵です。浦和がどのようなメンバーを選んでも苦戦することは想定しています。ここ数試合で最も強敵だと言ってもいいですね。この水戸にどのように得点を奪って勝利することができるのか。試合が楽しみですね。

水戸戦のレビューは、恐らく神戸戦が行われた以降です。お盆休み取ります。32回目にして初めて順序が逆になってしまい申し訳ございません。

•さいごに

鹿島戦のレビューより投げ銭システムを採用しています。完全無料公開した最後に全てに100円をつけさせて頂いてます。今回のレビューが面白いと思って頂いた方は是非前のめりに!採用理由は下記の記事で30秒で読めます。

今回も読んで頂きありがとうございました。

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