1. はじめに

お疲れ様です。ぺぽです。6/12のShowcase Challangeに挑みました。ここ最近かなりLeagueも回せていて、レガシー日本選手権に向けて上々の環境考察ができているので、ストンピィ目線で考察していきます。

2. Showcase Challange結果

結果は4-5と見事に惨敗です。

3. 現在のレガシー環境考察

現在のレガシー、回している限りだと、RUG、URと8castに多く当たる印象にあります。少し前まではMaverickも見かけましたが淘汰され始めている印象です。そしてこれらを抑えるべくDnTがそれなりにいるのと、コンボデッキの主流としてANT（黒単含む）、TES、ペインターがある印象。ReanimateやSneakShow、Initiativeは下火です。コントロールに関してはまあ10分の1ぐらいでおるかなという感じで半分ぐらいが杖型です。また、Deaths Shadowや黒単、BUGなど《再活性》をReanimateデッキ以外で運用する形が多く見られます。

これらを踏まえると

• UR系クロパ

• サーガ

• DnT

• ストーム

• 再活性

環境の要点を抑えるとこんな感じかなという印象です。

4. Showcase Challange反省点

3章を踏まえての今回のデッキの反省点として、一番に上がるのは《混沌の洞窟の冒険者》の採用です。
何がまずいかというと、イニシアチブというギミック自体がクロックパーミッションにとてつもなく弱いということ、そしてサーガデッキに対しても弱いということ、さらに再活性に対しても弱いということです。
現環境においてイニシアチブを嵩増しするのは非常に悪手であり、4マナイニシアチブ自体非常にリソースを消費するアクションで、さらにそれが裏目に出やすいとなると結果として、負けに直結するドローを増やす形になってしまいました。

逆にメタゲームを見る感じエルフ、ストンピィ、マーベリック、土地系デッキが下火でスペルを多用するデッキが多いため、《スレイベンの守護者、サリア》は想像以上に有効に働いていたかもしれません。
実際に、《エメリアのアルコン》を通せた試合は多くは相手が何もできずイージーウィンできるか最悪ドローゴーにもつれるかがほとんどだったため、行動制限系クリーチャーは現在は非常に有効な手段といえます。

また、《鏡割りの寓話》はかなり有効でしたが、このデッキは4マナが多くかなり後ろによってしまっていたことと、《混沌の洞窟の冒険者》が無駄牌になってルーティングできるというかなりネガティブな理由で強かったです。

《精鋭呪文縛り》《選定された平和の番人》は安定です。前者は飛行クロックに、後者はコンボに強いため健在でした。

《精霊界との接触》は、《稲妻》や《ウルザの物語》が多く、また《再活性》によるコントロール奪取があることから一定量の活躍は見込めると判断できました。

5. ストンピィの今期のアプローチ

結論から言うと、多色イニシアチブはやめましょう。
先述の通り、イニシアチブギミック自体が下火のため上振れのためだけに使えるよう、4枚採用にとどめましょう。
さらに言うと《練達の地下探検家》は回避能力があるので、イニシアチブを触られても多少の余裕がありますが、《混沌の洞窟の冒険者》に関しては《稲妻》耐性がないため、《虚空の杯》前提で使いましょう。

アーキタイプとして赤単プリズンか白単人間かという問題ですが、今期はここは好みだと思います。白の各ハンデスクリーチャーは強いですし、《血染めの月》も今期はかなり刺さります。
逆にやめておいた方がよいプランとして、赤単プリズンのマッドネス型はやめた方がいいです。《再活性》を食らううえ、《タルモゴイフ》にキャッチされたら終わりです。また、今後は《オークの弓使い》でひどい目に合うでしょう。（《オークの弓使い》は《鏡割りの寓話》も注意。）

そして、白単人間のリソース確保手段ですが、テーブルトップでは《ハーパーの勧誘者》がやはり強いと思います。（ただしタフネス1に注意。）MOに関して、《勢団の銀行破り》を一度試してみたいと思っています。機体なので、イニシアチブの取返しに一役買ってくれそうなのと、無色2マナで非常に取り回しがよさそうという点です。

サイドボードプランですが、UR、再活性、PIF、Echo対策として《安らかな眠り》を取った方がいいように感じます。《フェアリーの忌み者》は《ハーパーの勧誘者》で回収できる強みがありますが、それだけだと不十分な可能性が大いにあります。

6. おわりに

殴り書きですが、ざざっとストンピィで今期よさそうな動きを書いてみました。
参考にしていただけると幸いです。