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パルデア地方の街の名前の由来〜日英まとめて調べてみた【ポケモン雑学】

こんにちは。ぺぽ(@pepo_poke1010)です。
みなさん、パルデア地方の冒険、楽しいですよね。
そんなパルデア地方の街の名前は、全て料理に関連しています。
ちなみに英名はスペイン語風ですね。
今日はそんな街の名前の由来をまとめてみたので紹介します!

南エリア

コサジタウン / Cabo poco

主人公とネモの家しかない最小構成の町

和名は「小さじ」ですね。ちなみに5mlです。大さじは15ml。
英名"Cobo Poco"は"cobo"は岬"cape"、"poco"は小さい"little"のスペイン語で、小匙岬という感じでしょうか。

ちなみにここで出会うネモは「ネモフィラ」からで英名は日本語に寄せて"Nemona"。ネモフィラは「林を愛する」という意味で、和名をルリカラクサと呼び、英語の別名に"baby blue eyes"もあるとのこと。とはいえ、ネモの瞳は青くないですね。

プラトタウン / Los Platos

はじめてパルデアケンタロスに会える町

日英とも、スペイン語で皿"plate"の"plato"です。
"Los"は"the"らしいですね。つまり"Los Platos"は「the 皿」。

ちなみに、スペイン南部のアンダルシア州(パルデアでいうコサジタウンからテーブルシティあたり)では"Ataifor"という深いお皿が有名で、プラトタウンのスペイン語の街の名前もまんま"Pueblo Ataifor"になっています。

テーブルシティ / Mesagoza

活動拠点。いつもここかマリナードタウンにいる。

和名はもちろん「テーブル」から。
英名"Mesagoza"はスペイン語でテーブル"table"の"mesa"に、スペインの街サラゴサ"Zaragoza"を組み合わせたようです。
ちなみに"mesa"はメサバイオームでお馴染みの「平らな岩の地形」を指す言葉でもあります。

セルクルタウン / Cortondo

オリーブ名産の町。マルチプレイでオリーブサッカーができる。

和名の「セルクル」はケーキの型で底がないものです。クッキーで形にくり抜く時に使う奴もセルクルです。ちなみにフランス語です。
英名"Cortondo"もクッキーカッター"cookie cutter"のスペイン語"cortador de galletas"と丸い  "round" の "redondo" を組み合わせたようで、スペインの街コルドバ "Córdoba" も意識してると言われていますね。

西エリア

カラフタウン / Cascarrafa

ハイダイはマリナードタウンの印象だがジムはこの町

和名は「カラフェ」から。いわゆるピッチャーです。日常的には、ワイン用はカラフェ、ビール用はピッチャーと使い分けていますね。
英名"Cascarrafa"は滝"waterfall"のスペイン語"cascada"にカラフェ"carafe"のスペイン語"garrafa"を組み合わせたようです。
ちなみに技「たきのぼり」の英名もwaterfallです。滝要素しかないですね。

マリナードタウン / Proto Marinada

努力値実の実質唯一の入手場所

和名の「マリナード」は「漬けたもの」という意味のフランス語"marinade"で、いわゆるマリネですね。
英名"Porto Marinada"は港"port"のポルトガル語"porto"とマリナードのスペイン語/ポルトガル語"marinada"からきています。つまるところ、マリナード港といった感じでしょうか。スペインの西、海に面する形でポルトガルがあることも意識されているのでしょう、ポルトガルの街ポルト"Porto"も由来のようです。位置的にもここら辺ですね。

ちなみに、隣国なのでポルトガル語とスペイン語はかなり似ているらしいです。

マリナードタウンとポルトは位置が完全に一致
(画像のリンク先はポケモン徹底攻略様)

チャンプルタウン / Medali

アイス屋に焼きおにぎりを置くように頼んだのはアオキなのか

和名は沖縄の「チャンプル」から。炒め物、という意味らしいです。
英名"Medali"はメドレー"medley"から。料理ではブレンドと同じような意味で使われているようで、英語版の街紹介NPCも「Medaliはmedley、人とポケモンのミックスなんだよ!」と紹介しています。

ベイクタウン / Alfornada

一度は151回エクササイズをしにくる町

和名はパンを焼くという意味の「ベイク」から。"bake"はケーキやパンくらいにしか使わないイメージですね。
英名"Alfornada"は、オーブンの意味のポルトガル語"forno"に、ポルトガルで位置的に同じところにある街アルマダ"Almada"を組み合わせた名前のようですね。

ジムリーダーのリップは「チューリップ」のリップ。英名はそのまま"Tulip"です。

東エリア

ボウルタウン / Artazon

キマワリを崇める芸術の町

和名は「ボウル」から。特に絵画で人気なモチーフであるフルーツボウルを意識した命名のようです。ちなみに"ball"ではなく"bowl"。
英名"Artazon"はアーティスト"artisan"やアート"art"と、ボウル"bowl"のスペイン語の"tazón"の組み合わせのようです。

芸術を強く意識したこの街のジムリーダーは「コルサ」で菜の花のスペイン語名"Colza"から。英名は"Brassius"で、同じく菜の花の学名"Brassica napus"からです。

ハッコウシティ / Levincia

歴史的には港町として発展してきたビジネスの街

和名は「発酵(醗酵)」から。酒も味噌も醤油もチーズも納豆もパンも発酵食品。豊かな食を支える大柱のひとつですね。
ちなみに、煌びやかな街並みのとおり「発光」もかけてあります。
英名"Levincia"は光"lightning"の古い言い回しの"levin"と酵母 "yeast"のスペイン語"leaven"や"levadura"をベースにしていると、英語版の街紹介NPCが由来に言及しています。英語でも発光と発酵をかけてるんですね。
ここに位置的に同じところにあるスペインの街バレンシア'Valencia"を文字った名前になっているようです。

そして、ジムリーダーはみんな大好きエレクトリカルストリーマー "the supercharged steamer"のナンジャモちゃん。大きな木を呼ぶ時に使われた「ナンジャモンジャの木」からで、ヒトツバダゴがそう呼ばれがちらしいです。
英名は"Iono"「イオノ」は同じ木の英名"ion"に、"I don't know"の略で使われる"iunno"の組み合わせのようです。

現時点で唯一エレキネットを習得しているナンジャモちゃん

ピケタウン / Zapapico

個人的に印象の薄さNo.1の町

和名はパイ生地やタルト生地の表面に穴を開ける「ピケ」から。加熱の際に生地から出る空気や水蒸気で生地が変に膨らむのを防ぐために穴を開けます。ちなみにピケ"piquer"はフランス語。
英名"Zapapico"は、街紹介NPC曰くピッケル"pickaxe"のスペイン語"zapapico"からで、鉱夫の街だからだそう。ただ、料理から考えて、ミンチにする"mince"のスペイン語"picar"も由来になっているのでは、と考えられているようです。

北エリア

ナッペ山 / Glaseado Mountain

町もないのにジムだけあるのは異例

和名「ナッペ」は製菓用語で、クリームをケーキのスポンジなどに塗ること。テーブルクロスをかけることにも使うフランス語"nappe"から。雪山も、山が雪でナッペされているイメージなのでしょうか。
英名"Glaseado Mountain"は砂糖でコーティングする「アイシング」を意味するスペイン語"glaseado"から。英語だと"glaze"。英語名はクリームじゃなくて砂糖でコーティングされた山なんですね。

フリッジタウン / Montenevera

ガチ勢御用達「すごい特訓」おじさんのいるところ

和名は冷蔵庫の英語"fridge"から。単語帳だとレフリジレーター"refrigerator"で覚えますが、普通に長いのでフリッジと呼びます。
英名"Montenevera"は山"mountain"のスペイン語"monte"と冷蔵庫"refrigerator"のスペイン語"nevera"から。

おわりに

いかがでしたか?!(言いたいだけ)
ポケモンやると色んな分野の常識が身について、英語もできるようになりますね。
また何かネタを見つけたらまとめたいと思います。

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