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【香川・高知 旅記録】⑤最終日 高知城

こんにちは。

前回の記事はこちらから。

前回の更新から5ヶ月ほど期間が空いてしまったが、先日、鬼谷さんの日記に高知旅の様子が出てきて私も刺激を受けたので、長らく下書きに保存してあった記事を完成させようと思う。モチベをありがとうございます。
やはり旅日記は良い、高知も良い!



2023年 7月中旬。旅程5日目の最終日。
この日は高知城を見て昼の飛行機で帰る。
4日目もいい天気だったけど、この日はそれはもうとんでもなくいい天気だった。笑っちゃうくらい晴れ渡っていた。

朝ごはん(鰹)

高知駅前にある宿に泊まったのだけれど、朝食がすごくちゃんとした定食で、それはそれは美味しかった。
ホテルの1階のお店が夜は居酒屋として営業し、朝は朝ごはんを出しているらしい。
おさかな定食ラインナップの中から好きなものを選べるスタイル。しらす丼とかもあって迷ったけど結局カツオにしちゃった。


高知城

私は城が好きだな。うん。
本丸までの道のり、仕掛けにわくわくするから。そして天守はかっこいいから。
もし自分がこの城を攻めるなら、守るなら、それぞれの立場で想像しながら歩いてみるのは楽しい。

香川で寄った丸亀城もそうだが高知城も現存十二天守のひとつといわれている。
高知城は天守と本丸御殿の両方が、江戸時代から今まで状態良く残っているというのが見所。

山内一豊殿、これよりお城にお邪魔させていただきます。失礼いたします。

さっそく入っていこう。

それにしても晴れすぎ!!!!空、青すぎる。

立派な追手門。
門のここのゾーン好き。他の場所の石垣と比べても特に大きい石が積まれている。
板垣退助と天守。きまってる画。

何度でも言う。ちょっと晴れすぎやしないか??
漆喰の白が青空に映えてかっこいいです。

逆光

天守閣まで登ってきた。
本丸御殿と天守の中を見学します。
記念に御城印(城めぐりスタンプのようなもの)も購入。
テッペン取るぞ、いくぞ!大将何処〜〜!

一旦落ち着いて中に入っていこう。

書院造りの内部

欄間のデザインが特に素晴らしかった。

狭間 まる・さんかく・まる

城特有のとんでもなく狭い、高い段差の、とてもじゃないけど現代の感覚でいう「階段」とは程遠い段差を一段ずつのぼっていく。
城めぐりって足腰が悪くなるとしんどいよね。ここまで来るまでにも既にいっぱいのぼってきてるから。

鬼瓦をこの距離から見られることってあんまり無いんじゃないか…
しゃちほこも細部までじっくり見られる。

道中、展示を見つつテッペンを目指します。




最上階、ついた!
ベランダのような部分があるので、360°ぐるりと一周して高知市街を見渡せる。
気持ちいいな〜〜!!

欄干には漆塗りの擬宝珠(玉ねぎ) がついており、格式高さをあらわしている。ここは山内一豊のこだわりらしい。


天守閣最上階に設置されていたこの注意書きの看板が、この旅におけるおもしろMVPだった。
昼寝て!!……曲者すぎる。風が抜けてそれは気持ちの良い空間だったので、若干羨ましくは…あるか…

登ってきたものだねえ

天守だけがポツンとあるのではなく、その周りの建造物も含めて残っているため、当時の雰囲気をイメージしやすい。


天守の見学を終えて外に出ると、真ん前にアイス(アイスクリン?)のワゴンが待ち構えていて、いかにもアイス売り玄人っぽいグラサンのおばあちゃんが控えていた。
暑い。食べるしか。

味は柚子にしました。写真とか撮ってられなかった。つめたくてさっぱりしてて美味し〜〜〜〜〜〜〜〜元気でる〜〜〜〜〜〜

あとね、高知って観光地でもアイス安くない!?
この前の日は横畠アイスって店で、四万十栗と土佐生姜のアイスを食べたんだけど、それもすごく美味しかった。たしかダブルで300円とかで、安くてびっくりした気がするんだけど。私はすっかり高知のアイスのファンになってしまった。
やはり南国での暮らしはアイス食べなきゃやってらんねえんでしょうか。



HPも回復したので、もう少し見て歩こうか。

天守の周りを歩いていた時に視界に入った、この極太な有刺鉄線みたいなやつが気になった。

調べたところ、これは「忍び返し」というもので、まさしく敵襲を退けるためのものらしい。
当時のものがそのまま残っているのは全国的にみても高知城のみで、これぞ必見です!と書かれていた。
…自分の目の付け所に我ながら感服した。ありがとう、いい鑑賞センサーを持っていてくれて。

石垣を頑張ってよじ登ったとしても、石落としから攻撃されるわ、狭間から鉄砲打ってくるわ、忍び返しで串刺しになるわ、こんなん無理無理、退却〜!


この他にも、雨の多い高知の気候に合わせて排水をよくするために作られた石樋が、石垣のあちこちから突き出していたり、その土地ならではの地域性を発見するとぐっとくる。それじゃなくても、大型の機械も何も無い中で城を作り上げる昔の築城技術自体がすごい。


時間があったなら、高知城公園の隣にある高知城歴史博物館に行ってみるのもいいね。

いや〜高知城、すごく良かった。美しく、かっこいい天守の佇まい。そこに至るまでの工夫の数々。南海の名城!


高知駅前に戻り、そこからバスで空港まで行って帰ります。

駅前の土佐三志士像。と、右下に牧野先生の旗。 晴れ〜!


高知のこと、好きになった。
まだまだ行きたいところがたくさんある。
高知市街を歩くなら日曜市にもふらっと行ってみたい、あとは岬にも行きたい、行くの大変そうだけど柏島のあたりもいい、四万十川沿いを走りたい、須崎でカツオ食べたい、山のほうもいいな、仁淀川のもっと上流の方も行ってみたい、四国カルストも走りたい、土佐の歴史をしっかり勉強してそこにフォーカスを当てて巡るのも良い、それにしても高知って広い、ほんと広いよ〜〜

みてください、この、上空からの高知の青さを…



ばいばい、高知。ばいばい、四国。また来よう。


高知に着いて最初に作ったのが龍馬パスポート。
申請書にスタンプを3つ集めると無料で作ることができて、持っていると色々なところで特典が受けられるので、高知を観光するなら作っておいて損はないでしょう。
スタンプはお店やホテルなどで集められる。
パスポートを発行してもらってからこの旅行中で6個スタンプが溜まったので、次高知に行く時はこの青パスポートからステージ2の赤パスポートに昇格です。

表紙はキラキラしててすてき


四国最高だった。ほんとうに来て良かった。これだから旅はやめられない。

わたしの旅遍歴(おおむね西日本編)


もしかしてだけど、多分だけど、わたし働いてる暇とか無いんじゃないの。

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