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学習方法として、帰納的に一般法則を導いて応用が利く形を自分で持っておくってのが一つあると思うんだけど、セルフで潰すタイプのポテトサラダみたいに粗さのさじ加減が難しいんですよ

変な喩えでかえって伝わりにくくなったんですが、要は複数の具体例からエッセンスを得るためにどれだけ抽象度を高めていくかの度合いのことです

そもそもとして、そうした具体例と一般法則とは行ったり来たりの関係なわけで、具体例から一般性が導かれて一般法則となり、一般法則を駆使して具体例を考えることができるじゃないですか

なので、まあ、その間のどこに自分なりの判断基準を置いても問題ないはずなのだけど、具体から抽象へ枝葉末節な要素を捨象する過程で大事なものがこぼれ落ちてる可能性が否めなくて、それが結構怖いんですよ

個々の具体例ごとのズレがそれぞれ一般法則に影響して、それを反映して検討することになるから、どこがズレのキーなのかもそうだし、そもそも自分が中核と思っていたものが的外れであるかもしれないし


まあ、野球選手がシーズン前に審判にストライクゾーンを確認するがごとく、相場感を一般的なものと擦り合わせるのは必須ですな

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