2019年9月21日（土）

さぁ、これから遥かなる出雲の地へ向けて出発です。
台風へ向かって行く事になるので心配です。
6時前の地下鉄で仙台駅へ行き、最初はいつもおなじみの東北新幹線です。

まずは朝ごはんに買ってきたサンドイッチやおにぎりを食べます。
あとは東京までする事も無いので寝ます。景色も見飽きたしね。
うとうとしていたら大宮に着きました。ここからはあと少しです。
少しずつ身の回りを片付けて、終点の東京駅へ。

家を出た時は曇り空でしたが、こちらは今にも降りそうな天気です。
とりあえず羽田までは移動したいので、そそくさと浜松町に向かってそこからモノレールへ。
僕自身羽田までモノレールに乗るは何十年かぶりです。息子は前回伊丹からモノレールに乗っていますが、あちらは街の中、こっちは途中から海の上を走ります。

こんなにスピード出すの？海の上だから怖いよと息子。やがて地下に潜って、羽田空港に着きました。

搭乗手続きをしなくてはいけません。
今回は紙のチケットではないので、さっぱり仕組みが解りません。
モニタに向かってあれやこれややって、なんとか無事終わりました。
こういうところが飛行機は嫌です。きっぱり！
SUICAで乗れないもんかね。

早々に待合室に行って、台風のチェックをします。
テレビでも台風関連のニュースを頻繁にやっています。
いつ「欠航」の表示に切り替わるか、気が気ではありません。
今日はまだ島根には来ないようだけど、台風は本体の前に強力な雨雲があるし、強風も吹くし油断ができません。

ここでの待ち時間を長く取っていたので、コーヒーやカツサンドを買って、軽くつまみました。
やがて搭乗案内が始まりました。よし、向こうまで行けば何とかなる！

いや、飛行機は途中で引き返したり、別な空港に降ろす事を平気でやるからなぁ。やっぱり嫌い！出雲に着くまでは安心できません。
雨も降り始めたようだし、雲の流れも速いです。

やがて飛行機は離陸しました。
しばらくすると空の上に出て、まぶしい太陽が顔を出しました。それを見て息子は驚いていました。

関西の旅と違うのは、日本列島が雲で覆われたようになっているので、下を見ても雲ばかりで、どこを飛んでいるのかも分からずつまらない事です。そろそろ着くころだなと思っていると、まもなく到着のアナウンスがあり、雲の中に入りました。

窓に雨粒が当たっては流れて行きます。たとえ雨がひどくても空港にさえ着けばこっちのもんだと、着陸してくれることを祈ります。
と思った瞬間、すぐ真下に地面が見えました。雲がほぼ地面と繋がっているぐらい低いのでしょう。
畑に突っ込むんじゃないかと思っていると、滑走路が見えて無事定刻通りに、出雲縁結び空港へ到着しました。（こういう名前なのです）

空港に着いてから心配な事がありました。ここからリムジンバスで松江駅まで向かうのですが、出発が飛行機到着の10分後なのです。荷物待ってるだけでバス行っちゃうんじゃないか？
しかも、券売機で切符を買わないといけないらしいのです。行列できたら10分過ぎるだろう？

そんなわけで、荷物は家内に任せて、人をかき分けて券売機に向かいます。幸いおばさんが一人券を買っているだけだったので、そこに並びます。一杯ボタンがあるから、間違えないようにしないとなと目を凝らして見ていました。

すると荷物を持った家内と息子が来ました。早っ！
ネットでも、飛行場は狭いし飛行機も小さいので荷物はすぐ出てくると書いていた人がいましたが、こんなに早いとは思いませんでした。
バスのチケットを買って、家族をせかして外に出ます。目の前にバスがいたので早速乗り込みます。

雨は小降りになっていました。
しばらくしてもなかなか人が乗って来ません。みんな別の方向へ行くのかな？ああ、当然ほとんどの人は出雲大社方面へ行くのかと気付きました。
発車時刻になってもバスは発車しません。

実は、ここでバスに置いて行かれるのではと心配で、かなり下調べをしたのですが、飛行機から降りた最後の客が出るまでバスは待っていると書いている人がいたのです。
そんな馬鹿なと思ったのですが、飛行機もそんなに来ないし、次のバスまでしばらく待たないといけないので、きちんと待ってくれているようです。

バスの揺れが心地よく、出雲市駅まではほとんど寝ていました。

途中たまたま目を覚ました時に、右側に温泉街が見えました。ここが今日の宿、玉造温泉です。

やがて松江駅に到着しました。コインロッカーに荷物を入れてリュック一つになったらまずはお昼ご飯です。
とりあえず近くの＜カラコロ工房＞という観光施設に行って、そこで出雲そば食べる予定です。
飛行機に乗る前も軽く食べたので、あまりお腹は空いていませんが、とりあえず目標の一つなので、食べてみましょう。

つづく