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【自分の道を探索中のビジネスウーマンのキャリア紹介】みんな悩み・考えるよね。キャリアについて④

こんにちは!
働く方のQOL向上と組織のパフォーマンス向上を支援する株式会社ととのえ(@totonoe.qol_performance)です。
今回は、Beeeeeeちゃんの前職の同期であるKさんの社会人以降の歩みをご紹介します!
ゆとり世代や20、30代のキャリア観の一つとして、お読みいただければと思います〜
また苦しさや辛さ、葛藤を味わいながら前に進む様子が、皆さんにとっての勇気、きっかけや参考になればと思っています♪

1.営業職として顧客の成長に伴走し続ける7年間

 社会人7年目。新卒で人材育成・組織開発系の会社に入社し、営業職として、お客さんの理想に向けて、現実に寄り添いながら、顧客の成長のサポートをしています。

2.他人軸の正しさと好奇心が同居し、葛藤することもしばしばあるKさん 

 小さい頃から他者や先生に褒められたく、他人が求める正解の通りに行動をするなど、他者からの見られ方を気にする一面があります。その反面、野心や好奇心があり、決して安全とは言い切れない地域(海外)に一人でバックパックに出かけたり、今の自分にはできないかもしれないと思うことに挑戦することもあります。
 他者からの評価や他人軸での正しさと自分の中の好奇心や挑戦心との間で葛藤することもしばしば。

そんなKさんがこれまでどのように歩んできたのか、これからどのようにしたいのかをご紹介します〜

3.顧客の状況がわからず、苦しかった数年間

  大学では教育関係の勉強をしたことに加え、自分自身が成長をしたいという考えから、現職に入社を決めました。
 一年目は、先輩の手伝い、二年目は、先輩の顧客を引き継ぎ、お客さん(カウンターパート)の期待を裏切らないように、目の前のことを必死にこなす日々。怒涛のように過ぎ去っていった二年間でした。

とても苦しくて、辛かった三年目。
三年目は、社内的に一人前になることが求められるため、二年目までとは異なり、一人で仕事を行う機会が圧倒的に増えてきました。しかし、経験不足、知識不足であったため、顧客の経営状況や社内環境、組織内・組織間の関係性などが全くわからず、お客さんが話す内容がイメージできていなかったです。
また、社内の期待以上に、早く一人前にならなくてはならないという自分自身へのプレッシャーに押しつぶされそうになることや、プライドが邪魔をして、上司に助けを求めることができず、一人でとても苦しんでいました。
毎日のように苦しく、辛かったため、転職をするか、続けるかなど、今後のキャリアについて悩んでいました。

4.コロナ禍での自分との対話と選択〜自分が好き・大切にしていることを大切にする〜

 四年目になろうとする時期に、コロナが流行しました。それまでは、出社することが当たり前でしたが、在宅で仕事をすることが当たり前になり、家で過ごす時間が増えました。
また、三年目からキャリアに悩んでいたため転職も考えましたが、コロナの混乱の中の転職は違うと思い、職を変えるのではなく、考え方を変えよう、もっと広い視野で物事を考えようと思いました。

ふと、一緒に働く方々が、楽しく働いていることを思い出しました。そして、このように思いました。
”なぜ、自分は仕事ごときで、こんなにも苦しんでいるのだろう?苦しむのではなく、楽しく働きたいし、何よりも楽しく生きたい!周囲にはこんなにも仕事を楽しくやっている人がいるのだから、自分も仕事を楽しもう!”
こう思うとともに、仕事は人生を豊かにするものだから、人生をどう生きようか?と考えたくなりました。
時間をかけて、ゆっくりと考えた結果、
”自分が好き、大切にしていること=自然の中などで、落ち着いた時間を確保できること”との答えが出ました。
当時の住まいは、心地よいとは感じなかったため、心地よい家に引っ越しました。
この選択が、全てを好転させるきっかけになりました!
引っ越したことにより、これまでとは打って変わって、家が好きになり、とても心地よくなりました!
そして、この経験が、”自分が心地よいと思うほうを選択したら、人生がより良くなる!”という成功体験になり、世間からの評価よりも自分の心地よさや・心を大切にしたいと思うようになりました!

5.やはり勉強は力となる〜コロナ禍でできた時間を勉強にあてた〜  

さらに、在宅勤務になったことにより自由な時間ができたため、仕事に関する本を読み込みました。
仕事の関係上、顧客に研修を提供することがあり、月の半分弱は研修=勉強会に参加しているような恵まれた環境にいたのですが、研修のアテンドでは、勉強以外に意識を向けることが多く、断片的にしか学べていませんでした。それが本を読むことによって、知識量が増えるだけではなく、断片的だった知識が繋がり始めました。
 五、六年目は、本で得た知識のおかげで、顧客の経営環境や社内の状態がわかるようになり、お客さんをはじめとする様々なステークホルダーの話の内容を具体的にイメージできるようになりました。
すると、三年目の苦しさ、辛さが嘘のように、仕事がしやすくなり、楽しく働けるようになりました。

6.今は、どんな仕事においてもパフォーマンスが出せるような基礎力を磨く時。と思い、懸命に頑張っています! 

昨年の夏に参加したワークショップを経て、現在の仕事への考え方が、変わってきました。
以前までは、現在の仕事でパフォーマンスを出すためのことを考えていましたが、ワークショップを経て、今では、どんな仕事においてもパフォーマンスが出せる方法を考えることや、基礎力をより磨いています。
そして、最近は、とある事象を抽象的に捉えて、他の仕事でも適用、応用できるように考えています。

7.今後のキャリアについての考え方や築き方

 ここ数年を振り返ると、お客さんと一緒に物事を考えたり、モノを作ったりすることが好きだと改めて気づきました。加えて、自分のスキルでモノを作ったり、学びを提供したりするクリエイティブなことにも興味を持っていることに気がつきました。
そのため、現在は、提供したい価値やサービスを考えたり、体験したり、さらにはそれができる仕事を幅広くみたりしながら、今後のことを考えています!
場合によっては、畑違いのところにキャリアチェンジをする可能性もありますが、以前は気になっていた世間の評価を気にせず、これからは、自分の心に正直にキャリア(仕事も人生も)を切り開いていきます!

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