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バルト三国の旅〜食事②〜

ヨーロッパ、誰もが一度は行ってみたい場所では無いでしょうか?

日本とは異なる生活がそこでは行われていて、どこか僕たちが憧れる場所


2019/02/25 〜 2019/03/04の期間にヨーロッパに位置する国々である

リトアニア、ラトビア、エストニア(通称バルト三国)に行ってきました。


今回はその旅の記録をnoteとして残そうと思います。


ヨーロッパに行ったことはないけれど興味がある人、

ちょっとした旅行気分を味わいたい人、

日本とヨーロッパの違いが気になる人、

既にバルト三国に行って思い出を振り返りたい人...

そんな方に是非読んで頂きたいです。


特にこの記事では「食」に重点を置いて話していこうと思います。


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※このnoteは、「バルト三国の旅〜食事①〜」の続きになります。



ちょっとした手違いでラトビアに到着する時間が14時過ぎになってしまい、

荷物をホテルに預けてすぐ、ごはんを探しに街にでました。


そこで見つけたのが「ramen」「udon」といった日常で僕たちが見る言葉。

せっかくだから、ヨーロッパの日本食はどんなものだろうとお店に入りました。

店の看板にも書かれていた「醤油ラーメン」、

そして「traditional ...」と書かれていたサラダをオーダー。

ラーメンはラーメンと呼ぶには少し無理を感じた太麺(もはやうどんの麺)、

traditional なサラダもトマトとキュウリをザクザク切って、コールスロードレッシングのような味付けをされたもの。

こちらのお店でも食べ慣れているピザが味的に大正解でした。

ドライトマトやクルミ、チーズ、ハチミツなどがのったピザで、トマトの甘みが果物のようでした。これは日本でも試したいですね。


遅めのお昼を終え、街の散策を続けます。

日本は歩道も車道もコンクリートで舗装されているのが当たり前。

一方でバルト三国はレンガが敷き詰められていました。

こういった違いがヨーロッパを感じさせてくれています。


ラトビア1日目の夜は気になった外装のお店に入り込みました。

一期一会で様々なお店に入ることにわくわくしちゃいますね。

お店のドアを開けると、すぐに下行きの階段が現れて地下の空間へ...

地下には「ザ・酒場」のような空間が広がっていました。

肩を組んで話し合う男性達がいたり、ロマンティックな雰囲気のカップルのテーブルがあったり、ビールジョッキを4つも片手で持って客席まで運ぶ店員さんがいたり...

映画で見るような光景が目の前にありました。

カウンター席に座って、ラム肉と黒いライ麦の揚げパンをオーダー。

テーブルに届いたお肉はホロホロと柔らかく、パンはガーリック風に揚げられていて食べる手が止まりませんでした。

内装も、料理も大満足だったのですが、更に毎日ジャズライブの演奏がされている店だったんです。

前もって連絡をしておけばステージにも立てるとのことで、再度ラトビアに行く際はこのお店に行こうと思わされました。


もうひとつ、大満足だった地下のお店がこちら

ここも先日同様に外観からいい雰囲気を感じ、入っていくと地下に。日本と違って地震が無いから地下にお店を作りやすいんでしょう。

このお店は徹底して灯りをロウソクの火のみでまかなっていました。薄暗い店内でロウソクが照らす部分だけが見える、そんな空間。

雰囲気の効果もあってか、テーブルサービスのパンもメインのチキンの料理もポテトとトマトのラザニア風も見た目の2割増しで美味しく感じられました。


ラトビアの最後のディナーを終えた翌日、

バルト三国残りの「エストニア」に向かいます。

ホテルの朝食でいただいたチョコを食べつつ...


エストニアへ到着し、お昼を食べにホテルの近くの有名店へ

有名店だけあって、このお店も内装がとても印象的でした。

天井の照明がティーカップになっているのに気づきましたか?

白を基調として所々色を散らして遊んでいる店内。

料理も飾らない白のお皿に緑が映える盛り付けだったり、木製の容器を使って柔らかさを表現したり、僕の好みの"ミニマル"なお店でした。


エストニアでもレンガ造りの道路を歩き、背の高い教会を巡り、

やはり、寒さに耐えられずにカフェに逃げ込みます...

ここで注文したエストニアンケーキが抜群のおいしさ。

もともとブラウニーのような、ずっしり密度の高いチョコレートケーキが好みなんです。

そこに青と黄の細かい食用花を散らし、ラズベリーソースも付け合わせにされており、視覚的にも味覚的にも何度でも楽しめるケーキでした。

もう一度エストニアに行くとしたら、必ずリピートするレベルのお店なのでぜひエストニアに入国する際はあなたもぜひどうぞ。


リトアニア、ラトビアは2日間滞在をしていたのですが、エストニアに関しては日程の都合で1日のみの滞在というスケジュールになってしまっていました。

と、言うことで、

ヨーロッパ最後のディナーを入念に調べてこちらのお店へ。

このお店は、僕たち日本人が「大衆酒場」と呼ぶのにふさわしい雰囲気でした。

入店してから上へ上へ登って行き、やはりロウソクの灯りで照らされたテーブルに案内されます。

事前リサーチで確認していたのですが、このお店は8カ国の言語のメニューが用意されているんだとかで久々に日本語の活字を見ることができました。

なので、英語が苦手な方でも安心のお店。

こちらでもラム肉のプレートをオーダーし、ヨーロッパ滞在中にラム肉がどんどん好きになっていくのをこのときに気がつきました。

料理ももちろんのこと、実はエンターテイメントの点からも記憶に残っているのがこのお店。

食事の最中にテーブルのすぐ隣でダンスや伝統楽器の演奏が始まり、日本でもこんなサービスが広まっていくことを強く願っていました。

エンターテイメント性の高いお店を知っていたら、教えて下さいね。

一緒に食べに行きましょう!


そんなこんなで、あっという間のバルト三国の旅が終わり日本へ帰ることに。

前述の通り、リトアニアとラトビアに2泊。そしてエストニアに1泊。

長いようで短く、そして寒さと隣り合わせの旅になりました。


ヨーロッパに別れを告げ、飛行機に乗り込み、

そしてまっすぐ日本へ...



ではなくイスタンブール(トルコ)で乗り換えがあり、9時間ほど時間があると言うことで急遽イスタンブールの街へ。

トルコでもやはり、日本と異なる歴史的な建造物を見て歩き回ること1時間ほど...

いい体格のお兄さんから「ご飯食べてかない?」と声をかけられます

事前にどんな食べ物がトルコでは有名なのか調べていなかったので、

「トルコの有名な食べ物ってなに?」と。

すると「外で立ち話は、何だから中においでよ」と。

あれよあれよと兄さんの策略にハマって入店。

その結果がこちらです...

結果として、兄さんに声をかけられて良かったと思ってます。

丁寧にメニューを説明してもらい(一番高いメニュー激推しされたけど)、

料理の取り分けをしてもらい(最中にテーブルにこぼしてたけど)、

親切に写真を撮ってもらい(撮影会のように10分以上撮ってたけど)、

最後の最後まで楽しく食事をすることができました。


そして空港に戻り、こうして日本に戻ってきた訳です。


今回の旅で感じたのは大きく3つ

1. 日本人から見るとバルト三国は食に関するコストが低かった

2. レストランの店内装飾にこだわりがあり、特別な気分になれる

3. 国外独特の食材の使い方があった


1. に関しては、とてもありがた買った記憶があります。ちょっと背伸びをしたレストランに行こうとすると3000円以上のお値段になってしまうのが日本。その一方で、1500円も出せば大満足できたのがバルト三国でした。

2. それぞれのお店に明確な"お店の色"を感じました。どんなお店で、どんな料理を提供しているのか想像がしやすい。そして、店員さんの制服もお店の雰囲気を拡張させるようなものが多く、非日常感を楽しめました。

3. は例えばラズベリー。日本ではあまり料理で見慣れないベリー系を味のアクセントとして使われる場面に多く遭遇しました。また豆を使った料理も多く、日本のご飯のような位置づけで出てくるほど。新たな発見になりました。


いかがだったでしょうか?

このnoteを読んでバルト三国に興味をもって下さったら、うれしいです。

noteのコメントなんかもTwitter経由でいただけたら、小躍りして喜びます!

今度は旅ではなく仕事で訪れられるように、

より一層本業に力を入れていこうと思います。


以上、瞬時のレポートでした!

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