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noteで落ち着かない美容室の記事を読んで、以前通っていたお店を思い出しました。

10年くらい通っていた中規模の美容室から独立した美容師さんがオープンしたのは、１人営業のお店でした。

美容師さんとお客さんが１対１。なのでシャンプーやブローの時に別の方に交代する事もなく、他のお客さんもバッティングしないので、居心地の良いまったりした時間を過ごす事ができました。

ところが、だんだんお客さんが増えてきた頃、美容師さんが１人増えました。前のお店にいた見たことのある美容師さんでした。

今まで１人で切り盛りするのは大変そうだと思っていたので、余裕ができそうで良かったなと思いました。

ですが、それは間違っていました。１対１という接客ではなく、2人の美容師さんで同時に3～4人のお客さんの対応をするスタイルに変わりました。

パーマやカラーの待ち時間に他のお客さんのカットをするという感じの、隙間時間を無駄にしないスタイルです。

それは美容師さんの隙間がないだけで、お客さんは次の施術に移る場面で「お待ちください」となるわけです。

シャンプーが終わって鏡の前でカットを待ちます。
他のお客さんのカラーなどの合間にカットをしてもらい、終わるとすぐ、さっきのお客さんの所へ行ってしまいます。
そちらが一段落すると戻ってきてカラー。
放置時間はまた別のお客さんの施術、その間電話に出たりお会計の対応をしたり。常に走るようにバタバタと動き回っています。

１対１だった頃より、同時進行で２倍のお客さんがいるということは、大繁盛しているのでしょう。

すっかり人気のお店になったんだなと思いました。

変わってしまったけれど。

現在通っている美容室も１人営業です。
いつも予約が一杯の人気店です。

いつまでも変わらないでいて欲しいと願っていますが、このままだと近いうちに予約が取れなくなってしまうのだろうなと不安に思っています。