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晴れる屋『デッキ構築機能』でデッキを構築できるのか

はじめに

世間より一足早く夏休みに入ったので、夏休みらしく宿題をこなしていこうと思う。と言っても自分で自分に出した宿題なんだけど。今日やる宿題はこちら。マジック・ザ・ギャザリング専門のカードショップ『晴れる屋』さんのキャンペーンで、「デッキ構築機能の埋め込み機能を使ってマジックに関する記事を作成」するというもの。詳細は↓↓

で、いろいろ考えた結果なにやら挑戦的なタイトルになってしまったのだけど、この記事で書こうとしていることは以下のふたつ。

・自分がデッキを作るときに何をどう考えながらカードを選んでいるのか
・晴れる屋『デッキ構築機能』がそれをどれだけサポートしてくれるのか

なので、『デッキ構築機能』に文句が言いたいとかそういうことではなくて、自分のデッキ構築のスタイルとどれだけ近いのかを考えながら、凄いところとか逆にこういうのがあったらいいのにとか、そういう前向きな記事にしたいと思う。

早速埋め込んでみた

というわけで、自分のデッキをひとつ登録してみた。DECK-UPからインポートしたので楽ちん。それに、URLを埋め込むだけでこうしてカードのイラストが全部出るのも凄い。noteさんに協力をお願いして実現したらしいけど、それだけのことはあってデッキ一覧を見せるには最適と言っていいかもしれない。ちなみにこのデッキは、構築済みデッキの改造ではなく一から自分で組んだ初めての統率者デッキで、結構思い入れがある。マイナーチェンジは何回もしてるけど。

他にデッキを構築するときにできることは、このあたり。もちろんカードショップのHPなので購入ページにもジャンプできるけど、デッキ構築というところからはちょっと外れる。
・クリーチャー:その他呪文:土地の枚数がわかる
・入れようか悩んでいるカードを「検討中」で置いておける

自分のデッキ構築スタイル

このデッキを作るときに限らず、だいたい以下の順番で考えてデッキを組んでいる。特に大事にしているのは、「デッキコンセプト」と「1枚で複数の役割が出来る」というところ。
・統率者を決める
・デッキコンセプトを決める
・土地34枚、マナ加速12枚、単体除去10枚、全体除去3枚、ドロー10枚、残り自由、という個人的な目安(デッキによってわりと変わるけど)をもとにデッキコンセプトに合ったカードを探す
・だいたい枠から溢れるので、1枚で複数の役割が出来るカードを優先したりして枠に収める

統率者決めは、自分がそれでデッキを作りたいと思うかどうかだけだと思うので省略。つまり愛。このとき私が選んだのは、『薄暮の埋葬布、リーサ』(以下リーサ)。
次に、統率者としてのリーサの特徴から、デッキコンセプトを決める。場にいればプレイヤーのアクションを縛れて戦闘に強く除去にも比較的強い、ただしマナコストがやや重い、という感じなので、このあたりをコンセプトにした。
①リーサをなるべく早く出す、もしくは相手の初動を遅らせる
②ライフレースでマウントを取る

①の「相手の初動を遅らせる」で例を出すと、『盲従』や『沈黙のオーラ』が該当する。それに『盲従』は②にも貢献できて、『沈黙のオーラ』は単体除去も兼ねているので、どちらも1枚で2役のカード。
②は、戦闘面で言えば『不動のアジャニ』。リーサは戦闘に強いけど、殴るということはブロックできなくなるので、3人に殴り返されることになる。そうするとライフレースでマウントを取れないので、ブロッカーは立てておかないといけない。このデッキでは、リーサに警戒をつけることで殴りつつブロッカーを立てることを実現している。あとプレインズウォーカーは的になってくれることも多いので、外付けライフタンク(表現がよくない)の一面もある。非戦闘面で言えば『ウィズコーパのギルド魔道士』。ライフレースを加速させることができ、コンボパーツにもなる。戦闘ではできない、全員のライフを睨める優秀なカード。

私が『デッキ構築機能』に欲しいのは

私は今、デッキ構築をするときExcelに代表されるスプレッドシートを使っている。なぜかというと、前述の通り、デッキにおいてどの役割のカードがどれだけあるか、を気にしているから。各カードに役割というタグを振って、各タグがデッキ内にどれだけあるかが一目でわかるようにしたいから。なので、「各カードに自分が作ったタグを付けられて、そのタグがデッキ内に何個あるかが表示される」というのができると、Excelを卒業して晴れる屋『デッキ構築機能』に喜んでお世話になると思う。あとは、デッキコンセプトが書けるフリーテキスト欄があってもいいかも。

おわりに

最初に書いたように、この記事は「凄いところとか逆にこういうのがあったらいいのにとか、そういう前向きな」記事のつもりで書いている。私が一からデッキを構築するときに使うのはちょっとしんどいけど、マイナーチェンジするには十分。それに、ある程度形になったデッキを紹介するには素晴らしい機能だと思う。ウェブサービスらしく、実運用しながらどんどんいいものになっていってほしい。このエントリがそれに役立つかどうかはわからないけど、まあそれはそれ。

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